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令和2年度 天竜川シンポジウム開催のお知らせ

■■ 令和2年度 天竜川シンポジウム開催のお知らせ ■■~頻発する河川災害 今こそ「流域治水」を考える~
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【日時・会場】(一部予定、敬称略)
□日時:令和2年11月28日(土) 12:30開場  13:00開会 16:30解散
□場所:駒ヶ根市市民交流センター アルパ3F 駒ヶ根駅前 電話0265-85-2314(代)
□対象:河川管理者、天竜川ゆめ会議会員


■お問い合わせ先:長野県駒ケ根市赤穂14616-67 ㈱緑地計画
        特定非営利活動法人 天竜川ゆめ会議事務局 0265-83-7744


【開催趣旨】
 世界規模の地球温暖化が社会問題となってすでに長い時間がたちます。それに伴う気候変動により我が国に上陸する台風も巨大化し、災害も甚大なものになってきました。令和元年東日本台風(台風19号)は、2019年(令和元年)10月12日に日本に上陸しました。関東地方や甲信地方、東北地方などで記録的な大雨となり、甚大な被害をもたらしました。
政府はこの台風の被害に対し、激甚災害、特定非常災害(台風としては初)、大規模災害復興法の非常災害(2例目)の適用を行いました。また、災害救助法適用自治体は2019年11月1日時点で14都県の390市区町村であり、東日本大震災を超えて過去最大の適用となりました。特に長野県内では東信地域が甚大な被害を受け、北信地域では千曲川が破堤する被害が発生しました。
 このような気候変動による水災害のリスクの増大に備えるためには、これまでの河川管理者等の取り組みだけでなく、水防団や私ども「水防協力団体・河川協力団体」等の、流域にかかわる関係者が主体的に治水に取り組む社会を構築しなければなりません。河川管理者等による治水対策は当然ですが、それ以外にもあらゆる関係者(国・県・市町村・企業・住民等)により流域全体で行う「流域治水」へ転換するため、令和元年東日本台風では大きな災害が発生しなかった天竜川水系でも、流域全体で早急にハード・ソフト一体の事前防災対策をする必要があります。平成18年7月豪雨災害では箕輪で堤防が破堤する被害が出たことを忘れてはいけません。
 ダムの建設・管理・再生事業、遊水池整備、霞堤の保全、堤防の整備、排水施設の整備、河川区域・災害危険区域の指定、稼働掘削・樹木の伐採等天竜川ゆめ会議が今まで訴えてきたことを早急に整備する必要を感じます。
そこで、今年度は“流域防災を考える”と題して、河川管理者よりその整備状況と考え方を伺い、私たち「水防協力団体・河川協力団体」は、行政と共にどのような体制を作るべきかを考えます。そして、「災害に強く安全で安心できる 私たちが望む天竜川の姿」を探るシンポジウムとします。コロナ禍の中、本シンポジウムは天竜川ゆめ会議の会員限定のシンポジウムとなりますが、会場全体で考えながら“後世に誇れる安全な天竜川を考える”研修としたいと考えています。


【プログラムの概要】(一部予定、敬称略)
  13:00 ~《開会の辞》 駒ヶ根市長 伊藤 祐三
  13:10 ~《主催者挨拶・趣旨説明》 NPO法人天竜川ゆめ会議 副代表理事 吉川 篤
  13:15 ~《講座1》「中部地方整備局の流域治水の考え方について」 
                         国土交通省 中部地方整備局
  14:15 ~《講座2》「ダム管理による治水の方法」長野県 建設部
  15:00 ~《講座3》「ダム管理による治水の方法」国土交通省中部地方整備局
  15:45 ~《発表》私の大好きな水辺の風景写真コンテスト受賞者発表
  16:00 ~《総評・総括》天竜川上流河川事務所 所長 伊藤 誠記(もとき)
  16:15 ~《謝辞・閉会の辞》 NPO法人天竜川ゆめ会議 代表理事 福澤 浩
  16:20 ~ 閉 会


【参加費・参加人数】
  □参加費:無料
  □参加定員 50名
※新型コロナウイルス感染防止のため、参加者の皆さんにはマスクの着用をお願いしたします。 

【主催・共催・後援】
  □共催:(予定)
    駒ヶ根市/駒ヶ根市教育委員会/長野県治水砂防協会
     /(一社)長野県建設業協会 /(一社)長野県測量設計業協会
     /(一社)建設コンサルタンツ協会関東支部長野地域委員会/長野県河川協会

  □後援:(予定)
     国土交通省中部地方整備局/長野県
     /(一社)長野県南部防災対策協議会/(一社)南信防災情報協議会
     /天竜川漁業組合/信濃毎日新聞社/中日新聞社
     /長野日報社/市民新聞グループ/新建新聞社/㈱エコーシティー・駒ケ岳