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『駆除大作戦』駒ケ根会場!!

■■天竜川流域有害植物駆除大作戦”駒ケ根会場”無事終了■■

開会式.jpg 本日は、『天竜川流域有害植物駆除7.27大作戦』、長野県有害帰化植物駆除全県統一行動日です。
 早朝から、駒ケ根市新宮川合流地点「水辺の楽校」に参加者が集まりました。今年の駒ケ根会場は、地元企業の「小澤建設株式会社土木部」、「八十二銀行駒ケ根支店」から企業が行う地域貢献の一環として大勢の職員の皆様にご参加いただきました。地元地区自治会の方々、行政関係者含めて全部で38名。7時30分、開会式は倉田実行委員長(当会事務局長)のあいさつから始まりました。

荒廃農地.jpg 数年来の駆除作業で、会場周辺の天竜川堤外地はアレチウリもだいぶ数が減ってきていますが、県道沿いの法面には大繁殖し、いよいよ農地にもアレチウリのマントが覆いかぶさり始めました。市民活動ですから、あまり熱心になりすぎて”熱中症”などにならないように、水分補給と休憩をこまめに挟んで作業を進めました。
 アレチウリ駆除が初めての銀行女子職員の皆さんも、次第にアレチウリの根抜きのコツを掴んで、
 「やった~!大きな根っこゲットぉ~。」
と、汗だくになりながら、だいぶ大きな声が上がっていたようです。
 

 本会の主催するアレチウリ駆除は、本日が今年度最後になります。まだまだ、アレチウリの繁殖を止めることはできていません。これから、開花・結実するお盆までの間に、できるだけ多くのアレチウリを駆除して少しでも環境に与える負荷を少なくしたいものです。


                    駆除作業中 ▼            駆除作業完了 ▼
駆除後.jpg  県道法面.jpg アレチウリ、オオキンケイギク、セイタカアワダチソウ、オオブタクサetc.。人が介在して国内に持ち込み、既存の植生に悪影響を与えている有害植物。100年後の天竜川河畔の風景は、イネ・ムギ、コスモス・ヒメジオンがそうだったように、日本の風景に溶け込んで『普段の風景』になってしまうのでしょうか。その頃の風景を私が目にすることはないでしょうが、果たしてその時の流域住民の意識は、どのような方向に向いているのでしょうか。ちょっと、興味があります。

 今年の、駆除作業はとりあえず終了しました。後は、個人個人の散歩の際にちょっと駆除をお願いいたします。


 本年度の『天竜川流域有害植物駆除大作戦』の開催にご協力いただきました皆様、
 ご協力ありがとうございました。