■■ 遠州灘アカウミガメ放流ツアー報告 その2 ■■
生まれたばかりのアカウミガメの赤ちゃんが、一所懸命に海に向かって進んで行く姿に参加者の皆さんは何を感じたのでしょう。皆様から寄せられた「アカウミガメ放流ツアー」の思い出の感想文を抜粋してまとめました。
■今日おもったこと
○子ガメたちが一しょうけんめいに歩くのがとてもかわいかった。
○波にのまれると、一しゅんで消えちゃうからすごかった。
○歩くのがはやいのからおそいのまでいろいろいた。
○しおのにおいがしたのか、もったらすぐいきたそうに手足をバタバタさせていて、おもしろかった。
○ネプチューンオオカブトは、とても大きくてびっくりした。
○すながふわふわしていてしおくさかった。
○20年後にかえってきてくれたらいいなあと思った。
○かわいいおみやげも買ってうれしかった。
○またいつかいきたいです。赤穂小学校 3年生 男子
■20年後産卵にもどってきたのをみたい
子ガメに最初塩がついていた。その時手足をばたばたさせて飛んだり、もう泳いでいる気になっているようでおもしろかったし、かわいかった。かわいかったけど、こうらがかたかった。大きくなったら重くなるから、今はかわいく見えても、強そうに見えるのではないか。強そうに見えても、かわいくても、またあいたいな。そのころもう30才になってしまうけど、20年後また会いたい。バスの中でも楽しいことがいくつかあった。前の席にすわっていた男の子としゃべったり、遊んだりもした。係の人がおかしとかを配ってくれて、ありがたかった。こん虫館ではカブト虫をかんさつしたり、お父さんにおみやげを選んだりして楽しかった。わたしが放したウミガメもきちんと育って20年後産卵のためにもどってきたのをみられたらいいなあ。赤穂小学校 4年生 女子
■親子で環境を考える機会
以前、ウミガメのお腹(胃)の中から人間が出したゴミが大量に出てきた。という話を聞きました。実際に見てみると本当に自然界にはありえないものばかりで、ショックを受けました。そのことが今回の企画への参加のきっかけとなったと思います。地球上の生物にはすべて関わりを持ち、つながっている。その大きなことがらを小さなウミガメの赤ちゃんの生命から子供達に感じてほしいと思いました。天竜川を河口に向かって下り、海へつながるところを確認できたことは、とても意味のあることだったと思います。上流から流れた岩石が砂となって砂丘がつくられるという流れを感じることができました。遠州灘の海岸の浸食の原因は、ダムによる土石のせき止めなど、やはり人間の手が加わったことも一つとして挙げられるそうです。また逆に洪水のときなどは、上流から流れてきた生活ゴミが海へ流れ込む、あるいは河口にたまるという現状があるようです。
かわいらしいウミガメの赤ちゃんを手にして、命を感じ、力強く海へ向かう姿に心から声援を送ることで、地球に住む物として、自分達にできること、しなければならないこと、それらを「考え」「話し合う」子供達になっていくのではないかと思いました。バスの中でも楽しませていただき、ありがとうございました。親子で環境を考える機会はとても大切だと思います。今後もこの企画がつながっていくよう願っております。保護者 駒ヶ根市在住 母親
■川や海にゴミを流さない
アカウミガメの赤ちゃんを放流する時、とてもかわいかったです。アカウミガメが放流されたあとは、足あとが残って少しさみしかったです。アカウミガメはクラゲやワカメだと思ってポリふくろなどのゴミを食べてしまうから、川や海にゴミを流さないようにしたいです、他の人にも川や海にゴミを流さないように呼びかけたいです。箕輪北小学校 5年 男子
■自分たちに今何ができるかを考えよう
銀行の窓口にあった可愛いウミガメのチラシに目がとまり、今回このツアーに子供と参加させていただきました。身近な天竜川ですが、その河口にカメの産卵場所があることも、そのカメを守るために多くの方がさまざまな活動をしていることも今日初めて知りました。放流したウミガメの赤ちゃんの力強さに感動です。
年々海岸が浸食されているとのことですが、20年後、今日放流されたウミガメが安心して産卵できるよう、自分達に今何ができるのか帰ったら子供と一緒に考えてみたいと思います。今日はすてきな体験をさせていただき、ありがとうございました。保護者 箕輪町在住 母親
■川と海はつながっている
私は、今日の「アカウミガメ放流ツアー」での子ガメの放流のとき、初めてカメを触りました。そして、そのカメを放す前にポリ袋を食べて死んでしまうという話を聞きました。私が放した子ガメが、たった1つのポリ袋によって死んでしまうのは、とても悲しいと思いました。そのポリ袋は、川から流れてきます。川の上の方に住んでいる私達も、1つでもポリ袋をすてないように、そして、あったら拾うようにしたいです。そして、改めて川と海がつながっていることを感じました。私が放した子ガメが、無事20年後も生き続けていますように。箕輪中部小学校 6年 女子
■普段の行動を考え直す機会
以前、砂浜が段々少なくなっているという話を聞いたことがありました。しかし、この天竜川の河口でも浸食がすすんでいるとは思いませんでした。その砂浜の浸食のために、ウミガメの産卵の場所が制限され、人の手の保護なしでは、孵化が難しくなっていることに改めておどろかされました。テレビで放映されたことがあり、どこか遠くのことのように感じていたことに反省する思いです。子供と散歩した時にゴミを見つけて拾うことがあっても、忙しいときなどは、ゴミがあるとわかっていつつも、通り過ぎてしまうことがあり、それが今日話を聞いたカメが食べてしまうことを考えると、考え直さなければいけないと思いました。今日放流したカメが、ゴミを食べることなく、元気に海を旅し、遠州灘に帰って来られる事を、また、帰る浜があることを祈りたいと思います。保護者 箕輪町在住 母親
■アカウミガメをはなしたこと
初めて、子ガメをもちました。海を見せると、「早く泳ぎたい」と言うように、手をパタパタしていました。かわいかったです。名前は「そら」とつけました。パタパタしている所が、空を飛んでいるみたいだったからです。わたしが29才になった時に、「そら」がここにもどって来るのが楽しみです。天竜川は、まっすぐとしていて、太平洋にながれているということがわかりました。また、場所によって、石がちがうこと。南アルプスは、赤色の石。中央アルプスは、ゴマシオの石がある。長野県にいても、しらないことがあるので、しれてよかったです。伊那小学校 4年 女子
■触れて学んだ環境問題
今年初めて参加しました。アカウミガメの生態を通して、天竜川流域の環境問題について学ぶことが出来ました。子供(小学校4年生)には難しいところもありましたが、「砂浜は何故なくなっちゃうの?」など、いろいろ質問してきました。子供なりに理解して問題解決の糸口をさぐっているようでした。本等で読むより、実際にアカウミガメの赤ちゃんに触れて、環境問題を学んだことは、とても良い経験になったようです。ありがとうございました。保護者 伊那市在住 父親
生まれたばかりのアカウミガメの赤ちゃんが、一所懸命に海に向かって進んで行く姿に参加者の皆さんは何を感じたのでしょう。皆様から寄せられた「アカウミガメ放流ツアー」の思い出の感想文を抜粋してまとめました。
■今日おもったこと
○子ガメたちが一しょうけんめいに歩くのがとてもかわいかった。
○波にのまれると、一しゅんで消えちゃうからすごかった。
○歩くのがはやいのからおそいのまでいろいろいた。
○しおのにおいがしたのか、もったらすぐいきたそうに手足をバタバタさせていて、おもしろかった。
○ネプチューンオオカブトは、とても大きくてびっくりした。
○すながふわふわしていてしおくさかった。
○20年後にかえってきてくれたらいいなあと思った。
○かわいいおみやげも買ってうれしかった。
○またいつかいきたいです。赤穂小学校 3年生 男子
■20年後産卵にもどってきたのをみたい
子ガメに最初塩がついていた。その時手足をばたばたさせて飛んだり、もう泳いでいる気になっているようでおもしろかったし、かわいかった。かわいかったけど、こうらがかたかった。大きくなったら重くなるから、今はかわいく見えても、強そうに見えるのではないか。強そうに見えても、かわいくても、またあいたいな。そのころもう30才になってしまうけど、20年後また会いたい。バスの中でも楽しいことがいくつかあった。前の席にすわっていた男の子としゃべったり、遊んだりもした。係の人がおかしとかを配ってくれて、ありがたかった。こん虫館ではカブト虫をかんさつしたり、お父さんにおみやげを選んだりして楽しかった。わたしが放したウミガメもきちんと育って20年後産卵のためにもどってきたのをみられたらいいなあ。赤穂小学校 4年生 女子
■親子で環境を考える機会
以前、ウミガメのお腹(胃)の中から人間が出したゴミが大量に出てきた。という話を聞きました。実際に見てみると本当に自然界にはありえないものばかりで、ショックを受けました。そのことが今回の企画への参加のきっかけとなったと思います。地球上の生物にはすべて関わりを持ち、つながっている。その大きなことがらを小さなウミガメの赤ちゃんの生命から子供達に感じてほしいと思いました。天竜川を河口に向かって下り、海へつながるところを確認できたことは、とても意味のあることだったと思います。上流から流れた岩石が砂となって砂丘がつくられるという流れを感じることができました。遠州灘の海岸の浸食の原因は、ダムによる土石のせき止めなど、やはり人間の手が加わったことも一つとして挙げられるそうです。また逆に洪水のときなどは、上流から流れてきた生活ゴミが海へ流れ込む、あるいは河口にたまるという現状があるようです。
かわいらしいウミガメの赤ちゃんを手にして、命を感じ、力強く海へ向かう姿に心から声援を送ることで、地球に住む物として、自分達にできること、しなければならないこと、それらを「考え」「話し合う」子供達になっていくのではないかと思いました。バスの中でも楽しませていただき、ありがとうございました。親子で環境を考える機会はとても大切だと思います。今後もこの企画がつながっていくよう願っております。保護者 駒ヶ根市在住 母親
■川や海にゴミを流さない
アカウミガメの赤ちゃんを放流する時、とてもかわいかったです。アカウミガメが放流されたあとは、足あとが残って少しさみしかったです。アカウミガメはクラゲやワカメだと思ってポリふくろなどのゴミを食べてしまうから、川や海にゴミを流さないようにしたいです、他の人にも川や海にゴミを流さないように呼びかけたいです。箕輪北小学校 5年 男子
■自分たちに今何ができるかを考えよう
銀行の窓口にあった可愛いウミガメのチラシに目がとまり、今回このツアーに子供と参加させていただきました。身近な天竜川ですが、その河口にカメの産卵場所があることも、そのカメを守るために多くの方がさまざまな活動をしていることも今日初めて知りました。放流したウミガメの赤ちゃんの力強さに感動です。
年々海岸が浸食されているとのことですが、20年後、今日放流されたウミガメが安心して産卵できるよう、自分達に今何ができるのか帰ったら子供と一緒に考えてみたいと思います。今日はすてきな体験をさせていただき、ありがとうございました。保護者 箕輪町在住 母親
■川と海はつながっている
私は、今日の「アカウミガメ放流ツアー」での子ガメの放流のとき、初めてカメを触りました。そして、そのカメを放す前にポリ袋を食べて死んでしまうという話を聞きました。私が放した子ガメが、たった1つのポリ袋によって死んでしまうのは、とても悲しいと思いました。そのポリ袋は、川から流れてきます。川の上の方に住んでいる私達も、1つでもポリ袋をすてないように、そして、あったら拾うようにしたいです。そして、改めて川と海がつながっていることを感じました。私が放した子ガメが、無事20年後も生き続けていますように。箕輪中部小学校 6年 女子
■普段の行動を考え直す機会
以前、砂浜が段々少なくなっているという話を聞いたことがありました。しかし、この天竜川の河口でも浸食がすすんでいるとは思いませんでした。その砂浜の浸食のために、ウミガメの産卵の場所が制限され、人の手の保護なしでは、孵化が難しくなっていることに改めておどろかされました。テレビで放映されたことがあり、どこか遠くのことのように感じていたことに反省する思いです。子供と散歩した時にゴミを見つけて拾うことがあっても、忙しいときなどは、ゴミがあるとわかっていつつも、通り過ぎてしまうことがあり、それが今日話を聞いたカメが食べてしまうことを考えると、考え直さなければいけないと思いました。今日放流したカメが、ゴミを食べることなく、元気に海を旅し、遠州灘に帰って来られる事を、また、帰る浜があることを祈りたいと思います。保護者 箕輪町在住 母親
■アカウミガメをはなしたこと
初めて、子ガメをもちました。海を見せると、「早く泳ぎたい」と言うように、手をパタパタしていました。かわいかったです。名前は「そら」とつけました。パタパタしている所が、空を飛んでいるみたいだったからです。わたしが29才になった時に、「そら」がここにもどって来るのが楽しみです。天竜川は、まっすぐとしていて、太平洋にながれているということがわかりました。また、場所によって、石がちがうこと。南アルプスは、赤色の石。中央アルプスは、ゴマシオの石がある。長野県にいても、しらないことがあるので、しれてよかったです。伊那小学校 4年 女子
■触れて学んだ環境問題
今年初めて参加しました。アカウミガメの生態を通して、天竜川流域の環境問題について学ぶことが出来ました。子供(小学校4年生)には難しいところもありましたが、「砂浜は何故なくなっちゃうの?」など、いろいろ質問してきました。子供なりに理解して問題解決の糸口をさぐっているようでした。本等で読むより、実際にアカウミガメの赤ちゃんに触れて、環境問題を学んだことは、とても良い経験になったようです。ありがとうございました。保護者 伊那市在住 父親
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