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■■第10回天竜川流域侵略植物駆除大作戦”冬の陣”無事終了!■■

開会式・安全教育 天竜川の自然景観の回復と、防災力の向上を目指した『天竜川流域侵略植物駆除大作戦“冬の陣”』を、今年も2月7日(土)駒ケ根市天竜大橋右岸下流約1000mの地点で開催しました。
昨年は、前日の大雪で参加者が少なくなりましたが、今年は天候にも恵まれ作業がはかどりました。受付開始時間の8時30分になるのを待ちきれない「川のきこり」のボランティアの皆さんは、軽トラの荷台に愛用のチェーンソウと混合油とチェーンソウオイル、工具を積んで早朝から集合していただきました。

 9時からの開会式では、防災力の向上および自然景観の回復といった開催趣旨の説明に併せて、作業手順や安全作業の徹底に関する説明がありました。

伐採作業    集材作業
きざみ作業 AからGまでの作業班が、班長さんの指示で各々の作業箇所で伐採作業を開始しました。午前中は、伐採と搬出しやすい長さへの幹の切りそろえ作業です。良く手入れされたチェーンソウでサクサク作業が進んでいました。





トン汁 お昼は、恒例の特性トン汁で体を温めて午後の作業に備えます。天竜川ゆめ会議の女性部隊が大鍋で炊き出しです。昼食後の昼休み中も、参加者の皆さんはチェーンソウの目研ぎをするなど、準備は万端です。





搬出 午後からは、希望者は伐採したニセアカシア(ハリエンジュ)を軽トラに積み込みです。ニセアカシアの材は、薪ストーブの燃料に適していることから多くの参加者が軽トラに満載して自宅に運びます。中には2回、3回と運ぶ参加者もいるようでした。






作業前の風景
作業前

作業後の風景
作業後
 御陰様で事故もなく、約2ヘクタールの樹林帯の伐採を終えることが出来ました。ご参加いただきましたボランティアの皆様に感謝申し上げます。

 自分たちの川の景観は、自分たち地域住民が保全するといったこの活動は今回で10年目を迎えました。来年からもさらに多くの皆さんにご協力いただいて継続して実施して参る所存です。来年も、多くの皆様のご参加とご協力をお願い申し上げます。

 末筆になりましたが、ご協力いただきました国土交通省天竜川上流河川事務所の関係者の皆様、作業用道路の構築や搬出用重機の手配などにご協力頂きました、伊那市の西武建工㈱様、飯島町の下平建設㈱様に深く感謝いたします。