■■ 令和3年度 天竜川流域有害帰化植物駆除大作戦開催のお知らせ ■■
昨年に引き続き、新型コロナ感染対策のため、
今年の駆除活動も、会員有志のみの開催とさせて頂きます。
毎年恒例となっております『天竜川流域有害植物駆除大作戦』。
今年の開催日は、令和3年7月25日(日)とし、駆除地域は駒ヶ根会場のみといたします。
アレチウリは、ツルのように巻き付きながら高木をも覆い尽くして枯死させてしまうこと、成長・繁殖力が強いこと、根が残ると再生することから、「まわりの固有在来種や日本に本来生息していた在来植物が根こそぎ駆逐されてしまう恐れがある」として、2006年(平成18年)2月から駆除すべき「特定外来生物」に指定されました。
天竜川ゆめ会議では、平成14年から天竜川流域の各会場で地域の皆様にご協力いただきながら、駆除活動を展開して参りました。しかしながら現在、第4波が懸念される新型コロナウイルス感染拡大の影響により、本年度の開催について内部で協議を続けてまいりました結果、本年度も昨年に引き続き駒ヶ根会場のみ、さらに天竜川ゆめ会議の会員のみ限定として、会員有志で開催することといたします。
【駆除会場および日時】
■7月25日(日) 駒ケ根会場 集合:新宮川合流地点
水辺の楽校 7:30開会
連絡先 天竜川ゆめ会議駒ケ根会場実行委員会 0265-83-7744
会員以外の皆様方におかれましては、
『3密』を避け、
それぞれの地域で駆除活動にご協力ください。
| 12:19
■■今年もアカウミガメの赤ちゃんにに逢ってきました■■
2018年9月9日(日)、今年も「アカウミガメ放流ツアー」実施となりました。今年は、岡谷市エコクラブの皆さんもご参加頂いて、岡谷市役所からバス2台、伊那からバス1台で参加者134名の大所帯のバスツアーです。夏の猛暑、その後の天候不順で雨も予想されましたが、倉田事務局長と岡谷市エコクラブ担当の小口さんと協議の結果、「多少雨が残る程度であれば延期しないで強行しましょう」と決定しました。
当日、未明まで降っていた雨が次第に小降りになり、何とか1日持ちそうな雰囲気になっています。岡谷市役所に集まってくるエコクラブの皆さん。普段は環境に対してとても興味深い勉強をしている皆さんです。今日は、アカウミガメを取り巻く環境や、遠州灘の風景で何を感じてくれるでしょうか。朝早くからちょっとワクワクした気分です。定刻通り7:30に2台のバスは岡谷市役所を出発しました。
一方、伊那市伊那バス本社駐車場に集合した9名は天竜川ゆめ会議沖村理事の確認を受けて、3号車も定刻通り7:50に出発です。「今日はこのバスも、ほぼ満席になります。後ろから詰めて座席に座ってください。」との沖村理事からの指示で、後ろから席が埋まります。伊那インターチェンジから中央高速道路に乗った3号車は、駒ヶ根インターチェンジでいったん下車、駒ケ根市の昭和伊南病院駐車場に集まった34名の参加者をピックアップして再度、中央高速道路で恵那サービスエリアに直行です。
岡谷インターチェンジから長野道に入った1号車は直接中央道恵那サービスエリアをめざします。2号車は、飯田インターチェンジで下車して、飯田からの参加者11名をピックアップして恵那に向かいます。少し雨が残った感じですが、本日は行いの良い参加者ばかりです。天気は回復するでしょう。3台のバスはそれぞれ、参加者を満載して、恵那サービスエリアをめざします。少し早めに着いた1号車に2号車、3号車が合流して少しの休憩の後、9:25遠州灘を目指して3号車を先頭に出発です。
参加者に配布された名札に名前を書いて、クリップボードには「今日の発見ノート」と「今日の感想文」が挟み込まれました。さて、恒例の“天竜川カルトクイズ”のはじまりです。全部で20問。3号車では、出題者の倉田事務局長から「今日は、簡単な問題が多いので全問正解が出るかもしれません。」と、アナウンスがありましたが、結果はどうだったのでしょうか?かつて『天竜川カルトクイズ』の出題者だった天竜川ゆめ会議の岡本さんは、2号車で苦笑いしていたのではないでしょうか。問題が出るたびに、スマートホンで検索をかけている親子はたぶん全問正解だったでしょう。「そんなの知らない~。」、「ぜんぜん解らない!」カルトクイズで盛り上がっている中、バスは東海環状に入ります。岐阜県内を走行中に車窓には強い雨が叩きつけています。でも、クイズに夢中な参加者の皆さんは知らんぷり。気をもんでいたのは天竜川ゆめ会議の実行委員スタッフの皆さんだけだったのではないでしょうか。
少し時間に余裕が出来ました。東海環状から東名高速道路に入ったところで『新城パーキングアリア』でトイレ休憩して、バスは磐田インターチェンジを目指します。例年、磐田市竜洋昆虫観察公園の会場をお借りして環境学習会を開催していたのですが、今年はなにしろ大所帯です。磐田市役所の計らいで会議室の広い、『豊浜交流センター』をお借りすることにしました。豊浜交流センターは、磐田市の保育施設統合で、保育園だった建物をリニューアルして交流センターにしたもので、快適な建物でした。参加したお子さんもお昼休みに絵本を読んだり遊んだり楽しそうでした。
昼食を済ませ、午後からは『環境学習会』です。磐田市役所の職員の方からご挨拶を頂き、続いて国土交通省浜松河川国道の職員の方から天竜川の砂についてお話を聞きました。快適な生活を送るために、ダムを作って土砂を止めたのに、そのせいで海岸が浸食される話はちょっと難しかったかもしれません。でも、最後の質問の時間に元気よく「砂は、どうやってできますか?」と質問もできました。
国土交通省と磐田市役所の職員の皆さんに御礼を言って、豊浜交流センターを後にした一行は、いよいよアカウミガメの放流会に向かいます。毎年お世話になっているアカウミガメを保護活動をするNPO法人であるサンクチュアリジャパンの事務所2階と3階の会場をお借りして、ウミガメの生態についてお話を聞きます。今日放流するアカウミガメの赤ちゃんが、20年かけてアメリカ西海岸まで行って、帰ってくる確率は5000匹に1匹といったお話を聞きました。盗難によってウミガメの卵が盗まれる話を聞きました。進む海岸浸食のために、カメたちが20年後産卵に帰ってきたときに、産卵する砂浜が無くなっているかもしれないお話も聞きました。肺呼吸のアカウミガメが呼吸のために海面近くに上がってきて、そこに浮かぶレジ袋をクラゲと間違えて誤食し、死んでしまうお話も聞きました。「おかあさん、レジ袋はやめてマイバック持っていこうね。」ヒソヒソ声が聞こえました。だんだん、解ってきてくれたみたいです。
遠州灘では天竜川の土砂運搬が減少したために海岸浸食が深刻な問題になっていることをバスの中で勉強してきました。今日放流したアカウミガメがお母さんになって帰ってきたときに産卵する砂浜が残っているように、今年も海岸浸食が進む中田島砂丘に上流から持参した「砂」をプレゼントしました。
海岸に一直線に並んだ参加者の手には、先ほどスタッフの方から渡されたアカウミガメの赤ちゃんが手足をバタバタさせています。
自分の顔の前に子ガメを持ってきて写真を撮ってもらう子供達。目はキラキラ輝いています。初めて触ったアカウミガメの赤ちゃんの感触。「ちょっと硬い。」、「ぷにゅぷにゅしてる。」、「おなかと甲羅を持つとバタバタ飛ぶような恰好をする。」感想はそれぞれです。
「それでは、放流してくださぁ~い。」の声で、子ガメが放たれます。一心に海に向かって歩いてゆく子ガメ。参加者は、自分のカメを目で追います。離岸流という波で沖まで流される話を聞きました。海には近づかない約束です。子ガメを追いかけることはできません。助けに行って海に放すこともできません。ただ、頑張れと応援するだけです。海に入って、波に押し戻されて陸に戻ってしまうカメ。なかなか海にたどり着けずに斜めに海に向かっていくカメ。波でひっくり返ってジタバタもがいているカメ。やがて、子ガメたちは波にのまれて海に旅立っていきました。これから、彼らの長い長い旅が始まります。雄のカメは、今日を最後に二度と砂浜に上がることはありません。参加者の皆さんはカメが見えなくなっても、しばらく海を眺めていました。
「バスに戻って帰るよ~。」の合図で参加者の皆さんは浜辺を後にします。中にはまだ、遠い海原を眺めている子供もいます。長いアカウミガメの冒険の旅を想像しているのかもしれません。
今年も多くの方々にご参加いただいて事故もなく無事ツアーを終えることができました。アカウミガメの小さな命、それを取り巻く自然環境の変化。今日1日、参加者の皆さんは多くの事を体験し、考え、心に刻んで頂けたと思います。大切な自然環境の保全のために、一人一人が出来る事から始めることが大切だと感じます。
ご参加、ありがとうございました。
2018年9月9日(日)、今年も「アカウミガメ放流ツアー」実施となりました。今年は、岡谷市エコクラブの皆さんもご参加頂いて、岡谷市役所からバス2台、伊那からバス1台で参加者134名の大所帯のバスツアーです。夏の猛暑、その後の天候不順で雨も予想されましたが、倉田事務局長と岡谷市エコクラブ担当の小口さんと協議の結果、「多少雨が残る程度であれば延期しないで強行しましょう」と決定しました。
当日、未明まで降っていた雨が次第に小降りになり、何とか1日持ちそうな雰囲気になっています。岡谷市役所に集まってくるエコクラブの皆さん。普段は環境に対してとても興味深い勉強をしている皆さんです。今日は、アカウミガメを取り巻く環境や、遠州灘の風景で何を感じてくれるでしょうか。朝早くからちょっとワクワクした気分です。定刻通り7:30に2台のバスは岡谷市役所を出発しました。
一方、伊那市伊那バス本社駐車場に集合した9名は天竜川ゆめ会議沖村理事の確認を受けて、3号車も定刻通り7:50に出発です。「今日はこのバスも、ほぼ満席になります。後ろから詰めて座席に座ってください。」との沖村理事からの指示で、後ろから席が埋まります。伊那インターチェンジから中央高速道路に乗った3号車は、駒ヶ根インターチェンジでいったん下車、駒ケ根市の昭和伊南病院駐車場に集まった34名の参加者をピックアップして再度、中央高速道路で恵那サービスエリアに直行です。
岡谷インターチェンジから長野道に入った1号車は直接中央道恵那サービスエリアをめざします。2号車は、飯田インターチェンジで下車して、飯田からの参加者11名をピックアップして恵那に向かいます。少し雨が残った感じですが、本日は行いの良い参加者ばかりです。天気は回復するでしょう。3台のバスはそれぞれ、参加者を満載して、恵那サービスエリアをめざします。少し早めに着いた1号車に2号車、3号車が合流して少しの休憩の後、9:25遠州灘を目指して3号車を先頭に出発です。
参加者に配布された名札に名前を書いて、クリップボードには「今日の発見ノート」と「今日の感想文」が挟み込まれました。さて、恒例の“天竜川カルトクイズ”のはじまりです。全部で20問。3号車では、出題者の倉田事務局長から「今日は、簡単な問題が多いので全問正解が出るかもしれません。」と、アナウンスがありましたが、結果はどうだったのでしょうか?かつて『天竜川カルトクイズ』の出題者だった天竜川ゆめ会議の岡本さんは、2号車で苦笑いしていたのではないでしょうか。問題が出るたびに、スマートホンで検索をかけている親子はたぶん全問正解だったでしょう。「そんなの知らない~。」、「ぜんぜん解らない!」カルトクイズで盛り上がっている中、バスは東海環状に入ります。岐阜県内を走行中に車窓には強い雨が叩きつけています。でも、クイズに夢中な参加者の皆さんは知らんぷり。気をもんでいたのは天竜川ゆめ会議の実行委員スタッフの皆さんだけだったのではないでしょうか。
少し時間に余裕が出来ました。東海環状から東名高速道路に入ったところで『新城パーキングアリア』でトイレ休憩して、バスは磐田インターチェンジを目指します。例年、磐田市竜洋昆虫観察公園の会場をお借りして環境学習会を開催していたのですが、今年はなにしろ大所帯です。磐田市役所の計らいで会議室の広い、『豊浜交流センター』をお借りすることにしました。豊浜交流センターは、磐田市の保育施設統合で、保育園だった建物をリニューアルして交流センターにしたもので、快適な建物でした。参加したお子さんもお昼休みに絵本を読んだり遊んだり楽しそうでした。
昼食を済ませ、午後からは『環境学習会』です。磐田市役所の職員の方からご挨拶を頂き、続いて国土交通省浜松河川国道の職員の方から天竜川の砂についてお話を聞きました。快適な生活を送るために、ダムを作って土砂を止めたのに、そのせいで海岸が浸食される話はちょっと難しかったかもしれません。でも、最後の質問の時間に元気よく「砂は、どうやってできますか?」と質問もできました。
国土交通省と磐田市役所の職員の皆さんに御礼を言って、豊浜交流センターを後にした一行は、いよいよアカウミガメの放流会に向かいます。毎年お世話になっているアカウミガメを保護活動をするNPO法人であるサンクチュアリジャパンの事務所2階と3階の会場をお借りして、ウミガメの生態についてお話を聞きます。今日放流するアカウミガメの赤ちゃんが、20年かけてアメリカ西海岸まで行って、帰ってくる確率は5000匹に1匹といったお話を聞きました。盗難によってウミガメの卵が盗まれる話を聞きました。進む海岸浸食のために、カメたちが20年後産卵に帰ってきたときに、産卵する砂浜が無くなっているかもしれないお話も聞きました。肺呼吸のアカウミガメが呼吸のために海面近くに上がってきて、そこに浮かぶレジ袋をクラゲと間違えて誤食し、死んでしまうお話も聞きました。「おかあさん、レジ袋はやめてマイバック持っていこうね。」ヒソヒソ声が聞こえました。だんだん、解ってきてくれたみたいです。
遠州灘では天竜川の土砂運搬が減少したために海岸浸食が深刻な問題になっていることをバスの中で勉強してきました。今日放流したアカウミガメがお母さんになって帰ってきたときに産卵する砂浜が残っているように、今年も海岸浸食が進む中田島砂丘に上流から持参した「砂」をプレゼントしました。
海岸に一直線に並んだ参加者の手には、先ほどスタッフの方から渡されたアカウミガメの赤ちゃんが手足をバタバタさせています。
自分の顔の前に子ガメを持ってきて写真を撮ってもらう子供達。目はキラキラ輝いています。初めて触ったアカウミガメの赤ちゃんの感触。「ちょっと硬い。」、「ぷにゅぷにゅしてる。」、「おなかと甲羅を持つとバタバタ飛ぶような恰好をする。」感想はそれぞれです。
「それでは、放流してくださぁ~い。」の声で、子ガメが放たれます。一心に海に向かって歩いてゆく子ガメ。参加者は、自分のカメを目で追います。離岸流という波で沖まで流される話を聞きました。海には近づかない約束です。子ガメを追いかけることはできません。助けに行って海に放すこともできません。ただ、頑張れと応援するだけです。海に入って、波に押し戻されて陸に戻ってしまうカメ。なかなか海にたどり着けずに斜めに海に向かっていくカメ。波でひっくり返ってジタバタもがいているカメ。やがて、子ガメたちは波にのまれて海に旅立っていきました。これから、彼らの長い長い旅が始まります。雄のカメは、今日を最後に二度と砂浜に上がることはありません。参加者の皆さんはカメが見えなくなっても、しばらく海を眺めていました。
「バスに戻って帰るよ~。」の合図で参加者の皆さんは浜辺を後にします。中にはまだ、遠い海原を眺めている子供もいます。長いアカウミガメの冒険の旅を想像しているのかもしれません。
今年も多くの方々にご参加いただいて事故もなく無事ツアーを終えることができました。アカウミガメの小さな命、それを取り巻く自然環境の変化。今日1日、参加者の皆さんは多くの事を体験し、考え、心に刻んで頂けたと思います。大切な自然環境の保全のために、一人一人が出来る事から始めることが大切だと感じます。
ご参加、ありがとうございました。
| 00:00
■■今年もアカウミガメの放流ツアーに行ってきました■■
2016年9月3日(土)、好天の中参加者35名を乗せた伊那バスは、遠州灘を目指しました。参加メンバーは、リピーターと初参加の方が半々くらいの構成です。今日まで皆さんアカウミガメの赤ちゃんに逢えることをずっと楽しみにしていた様子です。毎年開催日の設定に苦慮するのですが9月3日に設定しました。残念ながら、今年も参加予約者の数家族から「中学校の運動会を忘れていました。キャンセルをお願いします。」、「今朝になって急に子供が熱を題してしまいました。キャンセルをお願いします。」のご連絡を頂き参加人数がちょっと少なめになってしまいました。でも、人数が少ない分座席は広々です。中には一人2シートのだいぶ豪勢なツアーを堪能された参加者もいました。参加人数が少なくて残念ですが、気持ちを切り替えてゆったりとツアーを楽しむことができました。伊那市乗車の参加者をピックアップして、伊那バス本社を7:40に出発したバスは、8:00に駒ケ根市昭和伊南病院で駒ケ根の参加者をピックアップ。飯田インターで待つ参加者は8:40に乗車。一路、恵那サービスエリアに向かいます。
◆
このツアーでは初めて通る、新東名高速道路の開通して間もない岡崎PAで少し休憩をして新東名浜松浜北ICでランプを降り、天竜川沿いに天竜川河口に向かいました。天竜川河口は初めて、という参加者もありましたが、普段見慣れた上流部の天竜川と川幅はだいぶ違います。強い陽の光と、心地よい風が参加者たちを迎えました。コンクリートの堤防の近くには大きな風力発電の風車が4基が大きな音を立てて回り、海に目をやると遠くの砂州に4WDが止まっていて、その向こう側に海原が広がっています。参加者の中には意外に大きな風車の音に驚いている方もいました。天竜川が海と合流する地点を観察した参加者を乗せたバスは、昼食場所の竜洋昆虫観察公園に向かいます。
◆
竜洋昆虫観察公園では、磐田市の職員の皆さんがいつものように迎えてくださいました。早速、研修室でお弁当を広げてお昼です。皆さん銘々に持参したお弁当を頬張ります。食事の後は、昆虫公園の観察です。
お昼を食べて午後1時からは、研修室で環境勉会。磐田市の職員の方から磐田市の紹介、国土交通省浜松河川国道事務所の職員の方からは天竜川下流部のお話を聞くことができました。
◆
ちょっと難しかった環境学習会を終えて、磐田市、国土交通省の皆さんにお礼を言って、バスは中田島砂丘に向かいます。遠州灘海浜公園の駐車場にバスを止め、参加者は天竜川ゆめ会議ののぼり旗を先頭に、サンクチュアリジャパンの研修室へ移動です。毎年お世話になっているサンクチュアリジャパンのスタッフの方から、アカウミガメが20年かけてアメリカ西海岸まで行ってくる生態や、帰ってくる確率は5000匹に1匹といったお話を聞きました。盗難によってウミガメの卵が盗まれる話を聞きました。進む海岸浸食のために、今日放流したカメたちが20年後産卵に帰ってきたときに、産卵する砂浜が無くなっているかもしれないお話も聞きました。肺呼吸のアカウミガメが呼吸のために海面近くに上がってきて、そこに浮かぶレジ袋をクラゲと間違えて誤食し、死んでしまうお話も聞きました。「おかあさん、レジ袋はやめてマイバック持っていこうね。」
◆
さあいよいよ放流会です。サンクチュアリジャパンのスタッフの後をついて遠州灘の海岸に向かいます。歩きづらい砂浜を歩く信州の子供達。強い海風を受けながら白い波が立つ海に向かって進みます。遠州灘では天竜川の土砂運搬が減少したために海岸浸食が深刻な問題になっていることをバスの中で勉強してきました。今日放流したアカウミガメがお母さんになって帰ってきたときに産卵する砂浜が残っているように、今年も堆砂垣に上流から持参した「砂」をプレゼントしました。
海岸に一直線に並んだ参加者の手には、先ほどスタッフの方から渡されたアカウミガメの赤ちゃんが手足をバタバタさせています。自分の顔の前に子ガメを持ってきて写真を撮ってもらう子供達。目はキラキラ輝いています。初めて触ったアカウミガメの赤ちゃんの感触。「ちょっと硬い。」、「ぷにゅぷにゅしてる。」、「おなかと甲羅を持つとバタバタ飛ぶような恰好をする。」感想はそれぞれです。
◆
「放流してください。」の声で、子ガメが放たれます。一心に海に向かって歩いてゆく子ガメ。参加者は、自分のカメを目で追います。砂浜に書かれた線より前には行かない約束です。子ガメを追いかけることはできません。助けに行って海に放すこともできません。ただ、頑張れと応援するだけです。海に入って、波に押し戻されて陸に戻ってしまうカメ。なかなか海にたどり着けずに斜めに海に向かっていくカメ。波でひっくり返ってジタバタもがいているカメ。やがて、子ガメたちは波にのまれて海に旅立っていきました。これから、彼らの長い長い旅が始まります。雄のカメは、今日を最後に二度と砂浜に上がることはありません。参加者の皆さんはカメが見えなくなっても、しばらく海を眺めていました。
◆
「バスに戻って帰るよ~。」の合図で参加者の皆さんは浜辺を後にします。中にはまだ、遠い海原を眺めている子供もいます。長いアカウミガメの冒険の旅を想像しているのかもしれません。
帰路も、新東名高速道路のルートで新しい浜松SAでお土産を買いこんで皆さんは帰路につきました。ズートピアの映画を見ながら。
◆
今年も多くの方々にご参加いただいて事故もなく無事ツアーを終えることができました。アカウミガメの小さな命、それを取り巻く自然環境の変化。今日1日、参加者の皆さんは多くの事を体験し、考え、心に刻んで頂けたと思います。大切な自然環境の保全のために、一人一人が出来る事から始めることが大切だと感じます。ご参加、ありがとうございました。
2016年9月3日(土)、好天の中参加者35名を乗せた伊那バスは、遠州灘を目指しました。参加メンバーは、リピーターと初参加の方が半々くらいの構成です。今日まで皆さんアカウミガメの赤ちゃんに逢えることをずっと楽しみにしていた様子です。毎年開催日の設定に苦慮するのですが9月3日に設定しました。残念ながら、今年も参加予約者の数家族から「中学校の運動会を忘れていました。キャンセルをお願いします。」、「今朝になって急に子供が熱を題してしまいました。キャンセルをお願いします。」のご連絡を頂き参加人数がちょっと少なめになってしまいました。でも、人数が少ない分座席は広々です。中には一人2シートのだいぶ豪勢なツアーを堪能された参加者もいました。参加人数が少なくて残念ですが、気持ちを切り替えてゆったりとツアーを楽しむことができました。伊那市乗車の参加者をピックアップして、伊那バス本社を7:40に出発したバスは、8:00に駒ケ根市昭和伊南病院で駒ケ根の参加者をピックアップ。飯田インターで待つ参加者は8:40に乗車。一路、恵那サービスエリアに向かいます。
◆
このツアーでは初めて通る、新東名高速道路の開通して間もない岡崎PAで少し休憩をして新東名浜松浜北ICでランプを降り、天竜川沿いに天竜川河口に向かいました。天竜川河口は初めて、という参加者もありましたが、普段見慣れた上流部の天竜川と川幅はだいぶ違います。強い陽の光と、心地よい風が参加者たちを迎えました。コンクリートの堤防の近くには大きな風力発電の風車が4基が大きな音を立てて回り、海に目をやると遠くの砂州に4WDが止まっていて、その向こう側に海原が広がっています。参加者の中には意外に大きな風車の音に驚いている方もいました。天竜川が海と合流する地点を観察した参加者を乗せたバスは、昼食場所の竜洋昆虫観察公園に向かいます。
◆
竜洋昆虫観察公園では、磐田市の職員の皆さんがいつものように迎えてくださいました。早速、研修室でお弁当を広げてお昼です。皆さん銘々に持参したお弁当を頬張ります。食事の後は、昆虫公園の観察です。
お昼を食べて午後1時からは、研修室で環境勉会。磐田市の職員の方から磐田市の紹介、国土交通省浜松河川国道事務所の職員の方からは天竜川下流部のお話を聞くことができました。
◆
ちょっと難しかった環境学習会を終えて、磐田市、国土交通省の皆さんにお礼を言って、バスは中田島砂丘に向かいます。遠州灘海浜公園の駐車場にバスを止め、参加者は天竜川ゆめ会議ののぼり旗を先頭に、サンクチュアリジャパンの研修室へ移動です。毎年お世話になっているサンクチュアリジャパンのスタッフの方から、アカウミガメが20年かけてアメリカ西海岸まで行ってくる生態や、帰ってくる確率は5000匹に1匹といったお話を聞きました。盗難によってウミガメの卵が盗まれる話を聞きました。進む海岸浸食のために、今日放流したカメたちが20年後産卵に帰ってきたときに、産卵する砂浜が無くなっているかもしれないお話も聞きました。肺呼吸のアカウミガメが呼吸のために海面近くに上がってきて、そこに浮かぶレジ袋をクラゲと間違えて誤食し、死んでしまうお話も聞きました。「おかあさん、レジ袋はやめてマイバック持っていこうね。」
◆
さあいよいよ放流会です。サンクチュアリジャパンのスタッフの後をついて遠州灘の海岸に向かいます。歩きづらい砂浜を歩く信州の子供達。強い海風を受けながら白い波が立つ海に向かって進みます。遠州灘では天竜川の土砂運搬が減少したために海岸浸食が深刻な問題になっていることをバスの中で勉強してきました。今日放流したアカウミガメがお母さんになって帰ってきたときに産卵する砂浜が残っているように、今年も堆砂垣に上流から持参した「砂」をプレゼントしました。
海岸に一直線に並んだ参加者の手には、先ほどスタッフの方から渡されたアカウミガメの赤ちゃんが手足をバタバタさせています。自分の顔の前に子ガメを持ってきて写真を撮ってもらう子供達。目はキラキラ輝いています。初めて触ったアカウミガメの赤ちゃんの感触。「ちょっと硬い。」、「ぷにゅぷにゅしてる。」、「おなかと甲羅を持つとバタバタ飛ぶような恰好をする。」感想はそれぞれです。
◆
「放流してください。」の声で、子ガメが放たれます。一心に海に向かって歩いてゆく子ガメ。参加者は、自分のカメを目で追います。砂浜に書かれた線より前には行かない約束です。子ガメを追いかけることはできません。助けに行って海に放すこともできません。ただ、頑張れと応援するだけです。海に入って、波に押し戻されて陸に戻ってしまうカメ。なかなか海にたどり着けずに斜めに海に向かっていくカメ。波でひっくり返ってジタバタもがいているカメ。やがて、子ガメたちは波にのまれて海に旅立っていきました。これから、彼らの長い長い旅が始まります。雄のカメは、今日を最後に二度と砂浜に上がることはありません。参加者の皆さんはカメが見えなくなっても、しばらく海を眺めていました。
◆
「バスに戻って帰るよ~。」の合図で参加者の皆さんは浜辺を後にします。中にはまだ、遠い海原を眺めている子供もいます。長いアカウミガメの冒険の旅を想像しているのかもしれません。
帰路も、新東名高速道路のルートで新しい浜松SAでお土産を買いこんで皆さんは帰路につきました。ズートピアの映画を見ながら。
◆
今年も多くの方々にご参加いただいて事故もなく無事ツアーを終えることができました。アカウミガメの小さな命、それを取り巻く自然環境の変化。今日1日、参加者の皆さんは多くの事を体験し、考え、心に刻んで頂けたと思います。大切な自然環境の保全のために、一人一人が出来る事から始めることが大切だと感じます。ご参加、ありがとうございました。
| 10:00
■■アレチウリ駆除活動中間報告■■
7月31日の長野県統一行動日に向けて、各地で『天竜川流域有害植物駆除大作戦』が繰り広げられています。在来植生を淘汰する有害帰化植物駆除の、天竜川上流域における状況を中間報告します。
■7月1日(金)岡谷南部小学校とコラボ企画
岡谷市南部中学校生徒会と育成会の合同説明会の風景です。諏訪湖釜口水門にいちばん近い中学校である岡谷市南部中学校の生徒会が主体となってアレチウリ駆除を行い始めて3年になります。今では駆除作業や河川清掃がPTAや地区の育成会までを巻き込んだ年中行事になりました。私たちのめざす「自信を持って天竜川を次の世代に引き継ぐ」ためにも、このような若年層の育成は肝要です。岡谷地区実施日は7月23日(日)になります。多くの皆様のご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。
追伸:16日(日)は、環境市民会議おかや主催の諏訪湖のヒシ駆除の日です。ご協力いただける皆さんは8時20分には南部中駐車場に集合して下さい。毎週で申し訳ありません。よろしくおねがいします。 岡谷会場実行委員長 菰田 靖子
■7月3日(日) 飯田会場の様子
飯田会場の駆除作業が終了しました。天竜川ゆめ会議が火付け役で始めた駆除作業も、今では飯田市主体で行うようになってすでに5年が経過し、市民全員での取り組みが定着してきました。
アレチウリ駆除のみの参加は、子供含め参加者は10名程度でした。天竜川総合学習館『かわらんべ』の事業に便乗した形で行ったことが、参加者数にどう影響したのか分かりませんが、天竜川ゆめ会議としての参加者は私ひとりだったことから、黒子に徹する申し合わせの通り、これで良かったのではと思います。
写真にあるように作業終了後には、天ぷらやおしたし等のアレチウリ料理を全員で食べ、和気藹々とした雰囲気の中で終了しました。大変な作業でしたが、充分皆さん楽しめたようです。
※写真をクリックして見え下さい。自信作のアレチウリ料理が拡大で見られます。
追伸、私事ですが、蜂に刺され手の甲がパンパンに腫れ上がってしまいました。本日中に受診する予定です。今年は暖かいせいもあって蜂の動きが俊敏です。他会場でも作業に注意するように呼びかけをお願いします。 飯田会場実行委員長 吉川 篤
■7月7日(木) 中川会場の状況
ご苦労様です。
中川会場ですが、無事終了しました。参加人数は61名です。中川村役場から各地区1名の動員がかかったようです。行政が主体で実施するとこれができます。賛否は別です。
今年は、アレチウリ繁茂が非常に激しく、除去に苦慮しました。今回より、中川村主催、天竜川ゆめ会議協賛としたため、少し遠慮して先導しての駆除が強くできず、少し作業の段取りがうまくいかない部分もありました。また、アレチウリを知らない方が多く、1時間20分で、すべて駆除しきれない状態で時間切れとなりました。下流の方々には、中川の除去できなかった分来年には流れていきます。申し訳ありません。
来年以降も平日になるようです、7月の第一水曜日または木曜日になります。今から来援の予定にお願いします。 中川会場実行委員長 片桐 孝
■7月9日(土) 宮田会場雨のため中止
■7月16日(土) 岡谷会場の様子①
環境市民会議おかや主催のヒシの駆除作業が行われました。参加者は、岡谷市で手配の通称“ドロブネ”に乗り込み手作業でヒシを諏訪湖から引き抜きます。雨カッパを着ていますが、ヒシについた水と汗でカッパの中はぐちょぐちょです。
乗船待ちの皆さんにアレチウリ駆除の方法をご説明して諏訪湖畔のアレチウリ駆除も行いました。中には、アレチウリとフジヅルを間違えている方も見受けられましたが、充分成果は上がったと思われます。
来週は、釜口水門周辺です。
よろしくお願いします。
岡谷会場実行委員長 菰田 靖子
7月31日の長野県統一行動日に向けて、各地で『天竜川流域有害植物駆除大作戦』が繰り広げられています。在来植生を淘汰する有害帰化植物駆除の、天竜川上流域における状況を中間報告します。
■7月1日(金)岡谷南部小学校とコラボ企画
岡谷市南部中学校生徒会と育成会の合同説明会の風景です。諏訪湖釜口水門にいちばん近い中学校である岡谷市南部中学校の生徒会が主体となってアレチウリ駆除を行い始めて3年になります。今では駆除作業や河川清掃がPTAや地区の育成会までを巻き込んだ年中行事になりました。私たちのめざす「自信を持って天竜川を次の世代に引き継ぐ」ためにも、このような若年層の育成は肝要です。岡谷地区実施日は7月23日(日)になります。多くの皆様のご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。
追伸:16日(日)は、環境市民会議おかや主催の諏訪湖のヒシ駆除の日です。ご協力いただける皆さんは8時20分には南部中駐車場に集合して下さい。毎週で申し訳ありません。よろしくおねがいします。 岡谷会場実行委員長 菰田 靖子
■7月3日(日) 飯田会場の様子
飯田会場の駆除作業が終了しました。天竜川ゆめ会議が火付け役で始めた駆除作業も、今では飯田市主体で行うようになってすでに5年が経過し、市民全員での取り組みが定着してきました。
アレチウリ駆除のみの参加は、子供含め参加者は10名程度でした。天竜川総合学習館『かわらんべ』の事業に便乗した形で行ったことが、参加者数にどう影響したのか分かりませんが、天竜川ゆめ会議としての参加者は私ひとりだったことから、黒子に徹する申し合わせの通り、これで良かったのではと思います。
写真にあるように作業終了後には、天ぷらやおしたし等のアレチウリ料理を全員で食べ、和気藹々とした雰囲気の中で終了しました。大変な作業でしたが、充分皆さん楽しめたようです。
※写真をクリックして見え下さい。自信作のアレチウリ料理が拡大で見られます。
追伸、私事ですが、蜂に刺され手の甲がパンパンに腫れ上がってしまいました。本日中に受診する予定です。今年は暖かいせいもあって蜂の動きが俊敏です。他会場でも作業に注意するように呼びかけをお願いします。 飯田会場実行委員長 吉川 篤
■7月7日(木) 中川会場の状況
ご苦労様です。
中川会場ですが、無事終了しました。参加人数は61名です。中川村役場から各地区1名の動員がかかったようです。行政が主体で実施するとこれができます。賛否は別です。
今年は、アレチウリ繁茂が非常に激しく、除去に苦慮しました。今回より、中川村主催、天竜川ゆめ会議協賛としたため、少し遠慮して先導しての駆除が強くできず、少し作業の段取りがうまくいかない部分もありました。また、アレチウリを知らない方が多く、1時間20分で、すべて駆除しきれない状態で時間切れとなりました。下流の方々には、中川の除去できなかった分来年には流れていきます。申し訳ありません。
来年以降も平日になるようです、7月の第一水曜日または木曜日になります。今から来援の予定にお願いします。 中川会場実行委員長 片桐 孝
■7月9日(土) 宮田会場雨のため中止
■7月16日(土) 岡谷会場の様子①
環境市民会議おかや主催のヒシの駆除作業が行われました。参加者は、岡谷市で手配の通称“ドロブネ”に乗り込み手作業でヒシを諏訪湖から引き抜きます。雨カッパを着ていますが、ヒシについた水と汗でカッパの中はぐちょぐちょです。
乗船待ちの皆さんにアレチウリ駆除の方法をご説明して諏訪湖畔のアレチウリ駆除も行いました。中には、アレチウリとフジヅルを間違えている方も見受けられましたが、充分成果は上がったと思われます。
来週は、釜口水門周辺です。
よろしくお願いします。
岡谷会場実行委員長 菰田 靖子
| 10:00
■■天竜川流域侵略植物駆除大作戦
“南箕輪会場”、“岡谷会場②”駆除作業完了■■
7月25日(土)、朝5時30分。南箕輪会場の集合場所である、㈱アイゼット様駐車場に続々と自家用車が入ってきます。作業服に身を包み、集合した参加者はおよそ250名となりました。
定刻6時より開会式がはじまり、南箕輪村副村長、天竜川上流河川事務所伊那出張所長の挨拶がありました。続いて、天竜川ゆめ会議福澤から、アレチウリの生態と駆除方法について簡単にご説明し、河川清掃のゴミ拾い班とアレチウリ駆除作業班に分かれて作業をおこないました。
以下に、堀 南箕輪会場実行委員長の感想を掲載します。
南箕輪村ではご存知の通り、平成19年に天竜川ゆめ会議が主になり駆除活動を天竜川右支川大泉川周辺で開始し、その後村へ働きかけ村全体で一般村民に周知連絡をして各地区諸団体へ徹底して頂き駆除作業を実行してきました。近年では、村の年間計画にも駆除計画を折込み、村をあげての環境保全活動となっています。これは、この極悪人“アレチウリ”の恐ろしさを多くの村民が理解して、行政が率先して駆除すべきと判断したものです。この動きをさらに拡大して行く必要性を強く感じています。
本日、ご参加いただいた方々の多くは村内の各地域で自治会組織の役員をされている皆様、村会議員の皆様等です。どなたも、アレチウリの駆除と地域環境の保全に熱心な方々です。このような活動が今後ますます拡がりをみせ、村民一人一人が高い意識を持って環境整備に取り組むことを期待してやみません。ご参加いただきました皆様、今日はお疲れ様でした。(文責:南箕輪会場 実行委員長 堀 始春)
同日、7時30分からは岡谷会場の駆除作業が開始されました。朝7時から先行して作業を開始した岡谷市南部中学校は、全校生徒約200名全員参加による駆除作業です。
あわせて育成会、PTAの皆様の皆様にもご参加いただきました。南部中学校は、釜口水門周辺や諏訪湖湖岸の地区ごとに、生徒会の地区リーダーが中心となり作業を進めました。
天竜川ゆめ会議と一般参加者は、天竜川のはじまり釜口水門から、釜口橋、天竜橋周辺までの駆除作業を行いました。参加者は、草丈の伸びた河原に入り、アレチウリの根を探しては1本1本丁寧に抜き取ります。作業を開始したころは涼しかったのですが、太陽が上昇を始めると途端に夏の陽気です。参加者は汗を拭きながら、黙々と作業を進めていました。
ご参加いただきました皆様に感謝申し上げます。
明日は、辰野会場、駒ケ根会場、中川会場が予定されています。
天候も問題なさそうです。多くの皆様のご協力をお願いいたします。
(文責:福澤浩)
“南箕輪会場”、“岡谷会場②”駆除作業完了■■
7月25日(土)、朝5時30分。南箕輪会場の集合場所である、㈱アイゼット様駐車場に続々と自家用車が入ってきます。作業服に身を包み、集合した参加者はおよそ250名となりました。
定刻6時より開会式がはじまり、南箕輪村副村長、天竜川上流河川事務所伊那出張所長の挨拶がありました。続いて、天竜川ゆめ会議福澤から、アレチウリの生態と駆除方法について簡単にご説明し、河川清掃のゴミ拾い班とアレチウリ駆除作業班に分かれて作業をおこないました。
以下に、堀 南箕輪会場実行委員長の感想を掲載します。
南箕輪村ではご存知の通り、平成19年に天竜川ゆめ会議が主になり駆除活動を天竜川右支川大泉川周辺で開始し、その後村へ働きかけ村全体で一般村民に周知連絡をして各地区諸団体へ徹底して頂き駆除作業を実行してきました。近年では、村の年間計画にも駆除計画を折込み、村をあげての環境保全活動となっています。これは、この極悪人“アレチウリ”の恐ろしさを多くの村民が理解して、行政が率先して駆除すべきと判断したものです。この動きをさらに拡大して行く必要性を強く感じています。
本日、ご参加いただいた方々の多くは村内の各地域で自治会組織の役員をされている皆様、村会議員の皆様等です。どなたも、アレチウリの駆除と地域環境の保全に熱心な方々です。このような活動が今後ますます拡がりをみせ、村民一人一人が高い意識を持って環境整備に取り組むことを期待してやみません。ご参加いただきました皆様、今日はお疲れ様でした。(文責:南箕輪会場 実行委員長 堀 始春)
同日、7時30分からは岡谷会場の駆除作業が開始されました。朝7時から先行して作業を開始した岡谷市南部中学校は、全校生徒約200名全員参加による駆除作業です。
あわせて育成会、PTAの皆様の皆様にもご参加いただきました。南部中学校は、釜口水門周辺や諏訪湖湖岸の地区ごとに、生徒会の地区リーダーが中心となり作業を進めました。
天竜川ゆめ会議と一般参加者は、天竜川のはじまり釜口水門から、釜口橋、天竜橋周辺までの駆除作業を行いました。参加者は、草丈の伸びた河原に入り、アレチウリの根を探しては1本1本丁寧に抜き取ります。作業を開始したころは涼しかったのですが、太陽が上昇を始めると途端に夏の陽気です。参加者は汗を拭きながら、黙々と作業を進めていました。
ご参加いただきました皆様に感謝申し上げます。
明日は、辰野会場、駒ケ根会場、中川会場が予定されています。
天候も問題なさそうです。多くの皆様のご協力をお願いいたします。
(文責:福澤浩)
| 12:00
■■天竜川流域侵略植物駆除大作戦”岡谷会場①”
~ヒシ・アレチウリ駆除作業完了~~■■
7月18日(土)、昨晩からの雨でたぶん中止になるだろうと思っていたのですが、「一応、会場には行ってみましょう」と岡谷市南部中学校に向かいました。
時刻は、朝7時30分。雨がっぱを着た誘導員の皆さんが、駐車場へ続々と入る自動車の誘導です。あやうく、ドタキャンするところでした。危ない!危ない!
雨は次第に小降りになり、8時30分の開会式が始まるころには完全に止んでいました。環境市民会議おかやの皆さんか、諏訪湖漁業組合の皆さんか、あるいは諏訪大社の神様のパワーか、すさまじい『諏訪湖愛』です。
右写真の手前は、アレチウリの駆除作業の皆さん。奥の湊からは、ヒシ取りの泥舟が出航していきます。
開会式で、作業班の編成や作業手順の確認が行われました。班は2つに分かれ、諏訪地方の皆さんの言うところの、”木製”ですが『泥船』、に乗って作業をする班はヒシの除去、陸で待機する班はアレチウリの駆除作業を行い、時間で交代します。
天竜川ゆめ会議の福澤からは、アレチウリの生態と駆除方法を説明させて頂きました。初めて参加のご婦人方は興味深々のご様子でした。
湖面を渡る雨上がりの涼しい風、曇り空で作業は順調に進みました。10時半、岡谷市環境部長様から参加者にねぎらいのお言葉があり閉会となりました。
諏訪湖では、ヒシの大量発生により生態系の不均衡、漁船の航行支障、景観悪化などの問題が近年特に問題になってきています。湖水の貧酸素、オオクチバス等の外来種の問題、取り組むべき事柄はまだまだたくさんあります。
こうした市民による環境活動によって、少しずつでも改善の方向に向かえばと考えながら帰路につきました。ご参加いただきました皆様、お疲れ様でした。
右の写真は、天竜川のスタート地点である「釜口水門」です。湖が起点の河川は、国内でもあまり多くはありません。
私たちの”宝物、天竜川”の環境を守るのは、そこに住む地域住民です。
おまけ
左の写真は、岡谷市南部中学校の船着き場です。南中にはかつてボート部があり、当時は中学生生徒の練習が行われていました。今はひっそりとしてますが、かつての雄姿を思い出させます。
~ヒシ・アレチウリ駆除作業完了~~■■
7月18日(土)、昨晩からの雨でたぶん中止になるだろうと思っていたのですが、「一応、会場には行ってみましょう」と岡谷市南部中学校に向かいました。
時刻は、朝7時30分。雨がっぱを着た誘導員の皆さんが、駐車場へ続々と入る自動車の誘導です。あやうく、ドタキャンするところでした。危ない!危ない!
雨は次第に小降りになり、8時30分の開会式が始まるころには完全に止んでいました。環境市民会議おかやの皆さんか、諏訪湖漁業組合の皆さんか、あるいは諏訪大社の神様のパワーか、すさまじい『諏訪湖愛』です。
右写真の手前は、アレチウリの駆除作業の皆さん。奥の湊からは、ヒシ取りの泥舟が出航していきます。
開会式で、作業班の編成や作業手順の確認が行われました。班は2つに分かれ、諏訪地方の皆さんの言うところの、”木製”ですが『泥船』、に乗って作業をする班はヒシの除去、陸で待機する班はアレチウリの駆除作業を行い、時間で交代します。
天竜川ゆめ会議の福澤からは、アレチウリの生態と駆除方法を説明させて頂きました。初めて参加のご婦人方は興味深々のご様子でした。
湖面を渡る雨上がりの涼しい風、曇り空で作業は順調に進みました。10時半、岡谷市環境部長様から参加者にねぎらいのお言葉があり閉会となりました。
諏訪湖では、ヒシの大量発生により生態系の不均衡、漁船の航行支障、景観悪化などの問題が近年特に問題になってきています。湖水の貧酸素、オオクチバス等の外来種の問題、取り組むべき事柄はまだまだたくさんあります。
こうした市民による環境活動によって、少しずつでも改善の方向に向かえばと考えながら帰路につきました。ご参加いただきました皆様、お疲れ様でした。
右の写真は、天竜川のスタート地点である「釜口水門」です。湖が起点の河川は、国内でもあまり多くはありません。
私たちの”宝物、天竜川”の環境を守るのは、そこに住む地域住民です。
おまけ
左の写真は、岡谷市南部中学校の船着き場です。南中にはかつてボート部があり、当時は中学生生徒の練習が行われていました。今はひっそりとしてますが、かつての雄姿を思い出させます。
| 00:00
■■天竜川流域有害植物駆除大作戦『宮田会場』無事終了■■
早朝、7時ころより地元大久保区の区長さんはじめ、自治組合の皆さんが集まり始めました。開会式は、7時30分からの予定でしたが、主だった顔ぶれがそろったので、前倒しで20分から開会式を開始しました。
国土交通省天竜川河川事務所 角駒ケ根出張所長から、「この地区は、アレチウリ駆除が今年でちょうど10年目と伺っている。地区の皆さんの天竜川を愛する気持ちが、この企画を継続させているのだと思います。」とご挨拶を頂きました。
大久保橋西詰から上流の大久保ダムに向かってアレチウリ駆除とゴミ拾いの作業を開始すると、「去年は、こんなところになかったのに、アレチウリがあるぞ。」といった声や、「前は、この辺りに繁茂していたのに無くなった。」といった声もあり、繁殖位置が多少移動していることがわかりました。
残念ながらゴミの量は例年と変わりません。レジ袋、肥料袋、ペットボトルetc.
まだまだ環境に対する流域住民の意識は低いようです。
早朝より作業にご参加いただきました宮田村大久保区の自治会の皆様、対岸の左岸側で作業をしていただいた、駒ケ根市東伊那区大久保地区の皆様に感謝いたします。
また、早朝より会場設営等にご尽力いただきました、天竜川ゆめ会議のスタッフの皆様、お疲れ様でした。
"私たちの天竜川"の河川環境を守るのは、地域に住む私達です。今後も、天竜川上流域各地で「アレチウリ駆除、河川清掃活動」が行われます。
最寄りの会場で、是非ご協力ください。
早朝、7時ころより地元大久保区の区長さんはじめ、自治組合の皆さんが集まり始めました。開会式は、7時30分からの予定でしたが、主だった顔ぶれがそろったので、前倒しで20分から開会式を開始しました。
国土交通省天竜川河川事務所 角駒ケ根出張所長から、「この地区は、アレチウリ駆除が今年でちょうど10年目と伺っている。地区の皆さんの天竜川を愛する気持ちが、この企画を継続させているのだと思います。」とご挨拶を頂きました。
大久保橋西詰から上流の大久保ダムに向かってアレチウリ駆除とゴミ拾いの作業を開始すると、「去年は、こんなところになかったのに、アレチウリがあるぞ。」といった声や、「前は、この辺りに繁茂していたのに無くなった。」といった声もあり、繁殖位置が多少移動していることがわかりました。
残念ながらゴミの量は例年と変わりません。レジ袋、肥料袋、ペットボトルetc.
まだまだ環境に対する流域住民の意識は低いようです。
早朝より作業にご参加いただきました宮田村大久保区の自治会の皆様、対岸の左岸側で作業をしていただいた、駒ケ根市東伊那区大久保地区の皆様に感謝いたします。
また、早朝より会場設営等にご尽力いただきました、天竜川ゆめ会議のスタッフの皆様、お疲れ様でした。
"私たちの天竜川"の河川環境を守るのは、地域に住む私達です。今後も、天竜川上流域各地で「アレチウリ駆除、河川清掃活動」が行われます。
最寄りの会場で、是非ご協力ください。
| 12:00
■■今年も、アカウミガメの赤ちゃんに逢ってきました■■
2014年9月13日(土)、天候にも恵まれ65名の参加者が2台のバスに分乗して遠州灘でアカウミガメの放流をしてきました。昨年はあいにくの台風で中止となりましたが、今年は絶好調の好天。諏訪市、岡谷市、茅野市の参加者を乗せて出発した1号車は、伊那市、松川町で参加者をピックアップして恵那SAを目指しました。駒ケ根市を出発した2号車も恵那SAに到着。2台は合流して遠州灘を目指します。
天竜川の河口を見学した後、毎回協力を頂いている磐田市(長野県伊那市、駒ケ根市と友好都市)のご厚意で、磐田市竜洋昆虫自然観察公園で天竜川の勉強会を開催しました。「天竜川の魚たちの」のお話はパワーポイントで解りやすい説明でした。お話が難しくてちょっと眠たくなったチビッコもいましたが、しっかりメモを取って勉強しました。
場所を、中田島砂丘に移して地元NPOのサンクチュアリジャパンの皆さんにウミガメの生態について説明を受け、いよいよ遠州灘に。
山国信州からの参加者は海風を感じるだけでテンションが上がります。まずは、天竜川が運ばなくなった上流の砂を砂丘にプレゼントします。
いよいよお待ちかねのアカウミガメの赤ちゃん放流です。一人一匹ずつ手渡されたアカウミガメの赤ちゃんをしっかり観察します。ゴムみたいにプニョプニョでやわらかいけど飛んでいるように足をバタバタさせるウミガメの赤ちゃんのかわいさはたまりません。「放流するの、もったいない気がする。」でも、放流の時間がきました。
一列に並んで一斉に放流です。赤ちゃんカメたちは海に向かって必死に歩きます。これから彼らの長い旅が始まります。海流に乗ってアメリカ西海岸にたどり着き、再びこの中田島砂丘に戻ってくるまで20年。生存率は1/5000と言われています。メスのウミガメは産卵のために浜に上がりますが、オスのウミガメは今日ここで海に入れば二度と浜に上がることはありません。
放流したウミガメたちは、時々顔をあげて呼吸をします。その姿が見えなくなるまで、参加者たちは海を見つめていました。
人間の営みが自然に与える影響をまったくなくすわけにはいきません。でも、20年後に帰ってきたウミガメたちが産卵できる砂浜は残しておきたい。せめて、ウミガメたちがクラゲと間違えて誤食してしまう海面に浮かぶレジ袋をなくすことくらいはできそうです。
「できることからやっていきましょう。」と参加者の皆さんは感想文に書き込んでくださいました。他人ごとではなく、一人一人が自分自身の問題として「環境」を考えることが大切だと感じました。来年も開催する予定です。ご興味のある方は是非、ご参加ください。 (文責:福澤)
※この事業は、(一社)中部ものづくり協会 地域づくり活動助成金を受けて実施しています。
2014年9月13日(土)、天候にも恵まれ65名の参加者が2台のバスに分乗して遠州灘でアカウミガメの放流をしてきました。昨年はあいにくの台風で中止となりましたが、今年は絶好調の好天。諏訪市、岡谷市、茅野市の参加者を乗せて出発した1号車は、伊那市、松川町で参加者をピックアップして恵那SAを目指しました。駒ケ根市を出発した2号車も恵那SAに到着。2台は合流して遠州灘を目指します。
天竜川の河口を見学した後、毎回協力を頂いている磐田市(長野県伊那市、駒ケ根市と友好都市)のご厚意で、磐田市竜洋昆虫自然観察公園で天竜川の勉強会を開催しました。「天竜川の魚たちの」のお話はパワーポイントで解りやすい説明でした。お話が難しくてちょっと眠たくなったチビッコもいましたが、しっかりメモを取って勉強しました。
場所を、中田島砂丘に移して地元NPOのサンクチュアリジャパンの皆さんにウミガメの生態について説明を受け、いよいよ遠州灘に。
山国信州からの参加者は海風を感じるだけでテンションが上がります。まずは、天竜川が運ばなくなった上流の砂を砂丘にプレゼントします。
いよいよお待ちかねのアカウミガメの赤ちゃん放流です。一人一匹ずつ手渡されたアカウミガメの赤ちゃんをしっかり観察します。ゴムみたいにプニョプニョでやわらかいけど飛んでいるように足をバタバタさせるウミガメの赤ちゃんのかわいさはたまりません。「放流するの、もったいない気がする。」でも、放流の時間がきました。
一列に並んで一斉に放流です。赤ちゃんカメたちは海に向かって必死に歩きます。これから彼らの長い旅が始まります。海流に乗ってアメリカ西海岸にたどり着き、再びこの中田島砂丘に戻ってくるまで20年。生存率は1/5000と言われています。メスのウミガメは産卵のために浜に上がりますが、オスのウミガメは今日ここで海に入れば二度と浜に上がることはありません。
放流したウミガメたちは、時々顔をあげて呼吸をします。その姿が見えなくなるまで、参加者たちは海を見つめていました。
人間の営みが自然に与える影響をまったくなくすわけにはいきません。でも、20年後に帰ってきたウミガメたちが産卵できる砂浜は残しておきたい。せめて、ウミガメたちがクラゲと間違えて誤食してしまう海面に浮かぶレジ袋をなくすことくらいはできそうです。
「できることからやっていきましょう。」と参加者の皆さんは感想文に書き込んでくださいました。他人ごとではなく、一人一人が自分自身の問題として「環境」を考えることが大切だと感じました。来年も開催する予定です。ご興味のある方は是非、ご参加ください。 (文責:福澤)
※この事業は、(一社)中部ものづくり協会 地域づくり活動助成金を受けて実施しています。
| 16:00
■■天竜川流域有害植物駆除大作戦”駒ケ根会場”無事終了■■
本日は、『天竜川流域有害植物駆除7.27大作戦』、長野県有害帰化植物駆除全県統一行動日です。
早朝から、駒ケ根市新宮川合流地点「水辺の楽校」に参加者が集まりました。今年の駒ケ根会場は、地元企業の「小澤建設株式会社土木部」、「八十二銀行駒ケ根支店」から企業が行う地域貢献の一環として大勢の職員の皆様にご参加いただきました。地元地区自治会の方々、行政関係者含めて全部で38名。7時30分、開会式は倉田実行委員長(当会事務局長)のあいさつから始まりました。
数年来の駆除作業で、会場周辺の天竜川堤外地はアレチウリもだいぶ数が減ってきていますが、県道沿いの法面には大繁殖し、いよいよ農地にもアレチウリのマントが覆いかぶさり始めました。市民活動ですから、あまり熱心になりすぎて”熱中症”などにならないように、水分補給と休憩をこまめに挟んで作業を進めました。
アレチウリ駆除が初めての銀行女子職員の皆さんも、次第にアレチウリの根抜きのコツを掴んで、
「やった~!大きな根っこゲットぉ~。」
と、汗だくになりながら、だいぶ大きな声が上がっていたようです。
本会の主催するアレチウリ駆除は、本日が今年度最後になります。まだまだ、アレチウリの繁殖を止めることはできていません。これから、開花・結実するお盆までの間に、できるだけ多くのアレチウリを駆除して少しでも環境に与える負荷を少なくしたいものです。
駆除作業中 ▼ 駆除作業完了 ▼
アレチウリ、オオキンケイギク、セイタカアワダチソウ、オオブタクサetc.。人が介在して国内に持ち込み、既存の植生に悪影響を与えている有害植物。100年後の天竜川河畔の風景は、イネ・ムギ、コスモス・ヒメジオンがそうだったように、日本の風景に溶け込んで『普段の風景』になってしまうのでしょうか。その頃の風景を私が目にすることはないでしょうが、果たしてその時の流域住民の意識は、どのような方向に向いているのでしょうか。ちょっと、興味があります。
今年の、駆除作業はとりあえず終了しました。後は、個人個人の散歩の際にちょっと駆除をお願いいたします。
本年度の『天竜川流域有害植物駆除大作戦』の開催にご協力いただきました皆様、
ご協力ありがとうございました。
本日は、『天竜川流域有害植物駆除7.27大作戦』、長野県有害帰化植物駆除全県統一行動日です。
早朝から、駒ケ根市新宮川合流地点「水辺の楽校」に参加者が集まりました。今年の駒ケ根会場は、地元企業の「小澤建設株式会社土木部」、「八十二銀行駒ケ根支店」から企業が行う地域貢献の一環として大勢の職員の皆様にご参加いただきました。地元地区自治会の方々、行政関係者含めて全部で38名。7時30分、開会式は倉田実行委員長(当会事務局長)のあいさつから始まりました。
数年来の駆除作業で、会場周辺の天竜川堤外地はアレチウリもだいぶ数が減ってきていますが、県道沿いの法面には大繁殖し、いよいよ農地にもアレチウリのマントが覆いかぶさり始めました。市民活動ですから、あまり熱心になりすぎて”熱中症”などにならないように、水分補給と休憩をこまめに挟んで作業を進めました。
アレチウリ駆除が初めての銀行女子職員の皆さんも、次第にアレチウリの根抜きのコツを掴んで、
「やった~!大きな根っこゲットぉ~。」
と、汗だくになりながら、だいぶ大きな声が上がっていたようです。
本会の主催するアレチウリ駆除は、本日が今年度最後になります。まだまだ、アレチウリの繁殖を止めることはできていません。これから、開花・結実するお盆までの間に、できるだけ多くのアレチウリを駆除して少しでも環境に与える負荷を少なくしたいものです。
駆除作業中 ▼ 駆除作業完了 ▼
アレチウリ、オオキンケイギク、セイタカアワダチソウ、オオブタクサetc.。人が介在して国内に持ち込み、既存の植生に悪影響を与えている有害植物。100年後の天竜川河畔の風景は、イネ・ムギ、コスモス・ヒメジオンがそうだったように、日本の風景に溶け込んで『普段の風景』になってしまうのでしょうか。その頃の風景を私が目にすることはないでしょうが、果たしてその時の流域住民の意識は、どのような方向に向いているのでしょうか。ちょっと、興味があります。
今年の、駆除作業はとりあえず終了しました。後は、個人個人の散歩の際にちょっと駆除をお願いいたします。
本年度の『天竜川流域有害植物駆除大作戦』の開催にご協力いただきました皆様、
ご協力ありがとうございました。
| 11:30
■■ アレチウリ駆除・宮田会場無事終了 ■■
連日の猛暑日で、今朝も暑くなるのかと心配していましたが、宮田会場の参加者の熱意?で、気温は22度程度。天候は曇で、陽が出ていないのでさほど暑さは感じませんでした。
作業に先立って、天竜川ゆめ会議の代田宮田実行委員長の司会進行で、開会式が執り行われました。
大久保区の区長さんから、休日の早朝から参加された約30名の皆さんにお礼の言葉が述べられ、例年のように大久保橋から大久保ダムまでの区間の天竜川左岸側のゴミ拾いとアレチウリ駆除作業を行ないました。
毎年参加されている方々からは、「今年はなんだかアレチウリが減っているような気がする。」との感想が聞かれました。「いよいよ、来年あたり宮田会場は根絶宣言か?」
だいぶ成果は出ているようです。
早朝からご参加いただいた皆様お疲れ様でした。
明日は、高森会場の実施です。
御都合のつく方は、6時までに新明神橋下流右岸親水公園にご集合下さい。
連日の猛暑日で、今朝も暑くなるのかと心配していましたが、宮田会場の参加者の熱意?で、気温は22度程度。天候は曇で、陽が出ていないのでさほど暑さは感じませんでした。
作業に先立って、天竜川ゆめ会議の代田宮田実行委員長の司会進行で、開会式が執り行われました。
大久保区の区長さんから、休日の早朝から参加された約30名の皆さんにお礼の言葉が述べられ、例年のように大久保橋から大久保ダムまでの区間の天竜川左岸側のゴミ拾いとアレチウリ駆除作業を行ないました。
毎年参加されている方々からは、「今年はなんだかアレチウリが減っているような気がする。」との感想が聞かれました。「いよいよ、来年あたり宮田会場は根絶宣言か?」
だいぶ成果は出ているようです。
早朝からご参加いただいた皆様お疲れ様でした。
明日は、高森会場の実施です。
御都合のつく方は、6時までに新明神橋下流右岸親水公園にご集合下さい。
| 12:00
■■「天竜川流域侵略植物駆除7.28戦」参加者募集■■
恒例になりました、有害帰化植物駆除作業を下記のとおり実施いたします。最寄の会場へのご参加をお願いいたします。
1.目的
近年猛威を振るって、日本古来の在来種を淘汰し天竜川流域の自然環境に脅威を与える『侵略植物の駆除』を流域全体で統一して行い、自然環境の回復を目指す。さらに、流域住民全体の”大切な宝物”である天竜川に住民が集い、天竜川のすばらしさを再認識する機会とする。
ただし、本年も駆除対象をアレチウリに限定して実施する。
2.開催日時
平成25年 7月28日 (日) 午前7:00 ~ 午前10:00頃 (小雨決行)
長野県全県統一行動日(長野県環境部水大気環境課と調整中)
※各会場の都合により実施日時・時間が変更される場合があります。
3.天竜川流域侵略植物駆除会場
a)実施場所
●岡谷会場:岡谷市川岸 7月27日(土)7時00分~
岡谷南中学校生徒会主催 地区担当:菰田監事、岡谷市役所
(天竜川右岸側の釜口水門前湖畔公園駐車場 集合)
●辰野会場:横川川右岸 中央橋~伊那富橋
地区担当:牛丸喜美子、垣内彰、牛丸喜美子
(中央・サンロード駐車場 集合)
●南箕輪会場:大泉川合流点 7月27日(土)5時50分~
((株)アイゼット駐車場集合)
地区担当:堀始春、福澤補佐役
●宮田会場:大久保地区 7月13日(土)7時15分~
(大久保橋西詰 集合)
地区担当:代田理事、片桐理事、矢澤補佐役
●駒ヶ根会場:新宮川合流点
(天竜川左岸 水辺の楽校 集合)
地区担当:倉田事務局長、逆井理事、小宮山理事
●中川会場:田島ヤナ場周辺
(中川村チャオ駐車場 集合)
地区担当:片桐理事、代田理事補佐
●高森会場:新明神橋~座光寺境 7月14日(日)6時~
(新明神橋下流右岸親水公園集合)
地区担当:橋爪副会長、岡本PL、鈴木(豊)
●飯田会場:川路地区 天竜川河川敷久米川右岸 7月7日(日)7時~
(かわらんべ集合)
地区担当:吉川副会長、羽場崎監事、勝野順
b) 実施日程 ※会場によって時間帯は異なります。
7:00am 受付開始
7:30am 開会式、作業説明、注意事項説明
8:00am 作業開始
9:30am 作業終了、閉会式
10:00am 解散
c) 注意事項 服装は長靴、長袖、長ズボン、帽子、革手袋または作業用ゴム手袋(トゲがあるので軍手は不可)、首にタオル、水筒持参、鎌(持参できる方)等。蜂に注意して色の濃い服装は避ける。
d)その他 ・事前申込は不要。当日集合場所で受付を行う。
・アレチウリ駆除についての説明は各会場で作業前に地区実行委員が行なう。
・参加者にはイベント保険をかける。(ゆめ会議負担)
4.主 催
特定非営利活動法人天竜川ゆめ会議、岡谷南部中学校、ゆるやかネット辰野、南箕輪役場、宮田村役場、高森町役場、天竜川総合学習館かわらんべ、天竜川流域侵略植物駆除7.28大作戦 岡谷会場実行委員会、辰野会場実行委員会、南箕輪会場実行委員会、宮田会場実行委員会、駒ヶ根会場実行委員会、中川会場実行委員会、高森会場実行委員会、飯田会場実行委員会
5.共 催 各地区で決定。
(社)辰野青年会議所、宮田村大久保区
6.後 援 (予定)
天竜川上流河川事務所、三峰川総合開発工事事務所、天竜川ダム統合管理事務所、長野県、岡谷市、飯田市、駒ヶ根市、下諏訪町、辰野町、飯島町、中川村、松川町、南箕輪村、信濃毎日新聞社、長野日報社、市民新聞グループ(7社)、南信州新聞社、中日新聞、信州日報㈱、エルシーブイ㈱、辰野町有線放送、㈱エコーシティー駒ヶ岳、高森町有線放送、飯田ケーブルテレビ、飯田エフエム放送、
(社)長野県建設業協会、(社)長野県測量設計業協会、(社)南信防災情報協議会、アルススポーツ、ネクストエナジー・アンド・リソース㈱、吉川工業㈱、㈲クラタ、㈱丸福久保田組、小澤建設㈱、㈱ゼンシン、田島建設㈱、宮下建設工業㈱、㈱アドヴァンス、北陽建設㈱、㈱建設環境研究所、㈱和、㈱緑地計画
※この事業は、「長野県地域発元気づくり支援金」の助成を受けて実施します。
恒例になりました、有害帰化植物駆除作業を下記のとおり実施いたします。最寄の会場へのご参加をお願いいたします。
1.目的
近年猛威を振るって、日本古来の在来種を淘汰し天竜川流域の自然環境に脅威を与える『侵略植物の駆除』を流域全体で統一して行い、自然環境の回復を目指す。さらに、流域住民全体の”大切な宝物”である天竜川に住民が集い、天竜川のすばらしさを再認識する機会とする。
ただし、本年も駆除対象をアレチウリに限定して実施する。
2.開催日時
平成25年 7月28日 (日) 午前7:00 ~ 午前10:00頃 (小雨決行)
長野県全県統一行動日(長野県環境部水大気環境課と調整中)
※各会場の都合により実施日時・時間が変更される場合があります。
3.天竜川流域侵略植物駆除会場
a)実施場所
●岡谷会場:岡谷市川岸 7月27日(土)7時00分~
岡谷南中学校生徒会主催 地区担当:菰田監事、岡谷市役所
(天竜川右岸側の釜口水門前湖畔公園駐車場 集合)
●辰野会場:横川川右岸 中央橋~伊那富橋
地区担当:牛丸喜美子、垣内彰、牛丸喜美子
(中央・サンロード駐車場 集合)
●南箕輪会場:大泉川合流点 7月27日(土)5時50分~
((株)アイゼット駐車場集合)
地区担当:堀始春、福澤補佐役
●宮田会場:大久保地区 7月13日(土)7時15分~
(大久保橋西詰 集合)
地区担当:代田理事、片桐理事、矢澤補佐役
●駒ヶ根会場:新宮川合流点
(天竜川左岸 水辺の楽校 集合)
地区担当:倉田事務局長、逆井理事、小宮山理事
●中川会場:田島ヤナ場周辺
(中川村チャオ駐車場 集合)
地区担当:片桐理事、代田理事補佐
●高森会場:新明神橋~座光寺境 7月14日(日)6時~
(新明神橋下流右岸親水公園集合)
地区担当:橋爪副会長、岡本PL、鈴木(豊)
●飯田会場:川路地区 天竜川河川敷久米川右岸 7月7日(日)7時~
(かわらんべ集合)
地区担当:吉川副会長、羽場崎監事、勝野順
b) 実施日程 ※会場によって時間帯は異なります。
7:00am 受付開始
7:30am 開会式、作業説明、注意事項説明
8:00am 作業開始
9:30am 作業終了、閉会式
10:00am 解散
c) 注意事項 服装は長靴、長袖、長ズボン、帽子、革手袋または作業用ゴム手袋(トゲがあるので軍手は不可)、首にタオル、水筒持参、鎌(持参できる方)等。蜂に注意して色の濃い服装は避ける。
d)その他 ・事前申込は不要。当日集合場所で受付を行う。
・アレチウリ駆除についての説明は各会場で作業前に地区実行委員が行なう。
・参加者にはイベント保険をかける。(ゆめ会議負担)
4.主 催
特定非営利活動法人天竜川ゆめ会議、岡谷南部中学校、ゆるやかネット辰野、南箕輪役場、宮田村役場、高森町役場、天竜川総合学習館かわらんべ、天竜川流域侵略植物駆除7.28大作戦 岡谷会場実行委員会、辰野会場実行委員会、南箕輪会場実行委員会、宮田会場実行委員会、駒ヶ根会場実行委員会、中川会場実行委員会、高森会場実行委員会、飯田会場実行委員会
5.共 催 各地区で決定。
(社)辰野青年会議所、宮田村大久保区
6.後 援 (予定)
天竜川上流河川事務所、三峰川総合開発工事事務所、天竜川ダム統合管理事務所、長野県、岡谷市、飯田市、駒ヶ根市、下諏訪町、辰野町、飯島町、中川村、松川町、南箕輪村、信濃毎日新聞社、長野日報社、市民新聞グループ(7社)、南信州新聞社、中日新聞、信州日報㈱、エルシーブイ㈱、辰野町有線放送、㈱エコーシティー駒ヶ岳、高森町有線放送、飯田ケーブルテレビ、飯田エフエム放送、
(社)長野県建設業協会、(社)長野県測量設計業協会、(社)南信防災情報協議会、アルススポーツ、ネクストエナジー・アンド・リソース㈱、吉川工業㈱、㈲クラタ、㈱丸福久保田組、小澤建設㈱、㈱ゼンシン、田島建設㈱、宮下建設工業㈱、㈱アドヴァンス、北陽建設㈱、㈱建設環境研究所、㈱和、㈱緑地計画
※この事業は、「長野県地域発元気づくり支援金」の助成を受けて実施します。
| 08:00
■■天竜川流域侵略植物駆除大作戦“冬の陣”終了■■
天竜川の冬の風物詩として恒例となりました、『天竜川流域侵略植物駆除大作戦“冬の陣”』が、去る2月3日に実施されました。今年は、太田切川合流地点右岸の県西駒郷と天竜川堤防の間に自生したハリエンジュの駆除作業となりました。
参加者の皆さんは、6班に別れて班長さんの指示で次々にハリエンジュを伐採していきます。2台の重機で、倒したハリエンジュを作業し易い位置に移動してキザみます。
お昼には、これまた恒例の『特性トン汁』。今年もおいしく出来ました。このトン汁で、午後の積込み作業に向けて元気回復です。
天竜川ゆめ会議会員からの差し入れのお漬物もたいへんおいしく頂きました。三浦さん、ごちそう様でした。
午後からは、刻んだ枝の片付けと伐採した材の積み込み作業です。
皆さん黙々と軽トラックに材木を積込みます。
今年の作業で参加者が薪として持ち帰ったハリエンジュで
削減したCo2の量は、
軽トラック(350kg積)×46台=16.1tとして、
16.1t×1.441(係数)=23.2tとなります。
今年も多勢の方々のボランティアで作業を行なうことが出来ました。参画くださった方々に深く感謝申し上げます。伐採後は、見えていなかった駒ケ岳も見えるようになりました。
※写真をクリックすると大きくなります。成果を御確認下さい。
天竜川の冬の風物詩として恒例となりました、『天竜川流域侵略植物駆除大作戦“冬の陣”』が、去る2月3日に実施されました。今年は、太田切川合流地点右岸の県西駒郷と天竜川堤防の間に自生したハリエンジュの駆除作業となりました。
参加者の皆さんは、6班に別れて班長さんの指示で次々にハリエンジュを伐採していきます。2台の重機で、倒したハリエンジュを作業し易い位置に移動してキザみます。
お昼には、これまた恒例の『特性トン汁』。今年もおいしく出来ました。このトン汁で、午後の積込み作業に向けて元気回復です。
天竜川ゆめ会議会員からの差し入れのお漬物もたいへんおいしく頂きました。三浦さん、ごちそう様でした。
午後からは、刻んだ枝の片付けと伐採した材の積み込み作業です。
皆さん黙々と軽トラックに材木を積込みます。
今年の作業で参加者が薪として持ち帰ったハリエンジュで
削減したCo2の量は、
軽トラック(350kg積)×46台=16.1tとして、
16.1t×1.441(係数)=23.2tとなります。
今年も多勢の方々のボランティアで作業を行なうことが出来ました。参画くださった方々に深く感謝申し上げます。伐採後は、見えていなかった駒ケ岳も見えるようになりました。
※写真をクリックすると大きくなります。成果を御確認下さい。
| 00:00
■■ 遠州灘アカウミガメ放流ツアー報告 その3 ■■
引き続き感想文の抜粋を掲載します。
■カメが最後にあいさつに来たよ
ウミガメはとってもかわいかった。私のウミガメは最後にあいさつしに来てくれた。20年後、私がおぼえていたら、カメ子(カメじろう?)を見に行きたいと思った。元気にもどって来てくれることをねがいます。楽しくできてとってもうれしかったです。ウミガメのために海にゴミをのこしたり、すてたり、ゴミをしらんぷりしたりしないようにしたいと思いました。ウミガメさん20年後元気にもどって来てね。駒ヶ根市東伊那小学校 4年 女子
■上流部に暮らす者の意識
今年も楽しみにこの日をむかえました。バスの中でのマニアックなクイズ、すてきな施設での昼食、磐田市の方、国土交通省の方のお話、どれも有意義でした。中でも、天竜川の水は、磐田市の皆さんの飲み水はもちろん、工業用水にも農業用水にもなっていることを聞き、改めて上流の私たちがそれをどのくらい認識できているのかを意識しなければならないという事を考えさせられました。うみがめの赤ちゃんは、何回みてもかわいらしく、一心に海に向かっていく姿は心から感動します。1週間絶食して卵を育てたり、安全な場所を自分でさがしてほった穴にちょうどよい数の卵を産んだり、自然のちからの偉大さを、また学ぶことができました。スタッフの皆さんありがとうごじました。保護者 駒ヶ根市在住 母親
■ぜったいカメさんもどってきて
アカウミガメを中田島さきゅうでさわった。ふつうの海より波が大きかった。カメって絵でかくと緑だけど、黒で目がくりくりしていた。アカウミガメはすごく軽く、およそ7cmで、コウラと顔の間がおもしろいかたちだった。波にカメが行こうとする所は、必死になって「暑いから早く水に入りたい」という感じでした。今日にがしてやったカメたちが20年後に帰って来たとき、安心してたまごを生めるように、ゴミをみんなでへらすようにしたいです。あと、カメさんがゴミとクラゲとまちがえないようにしたいです。もっともっとカメさんをふやして安心して帰ってくるように。ぜったいカメさんもどってきてね。まっているからね。伊那小学校 4年 女子
■実際に五感で感じる大切さ
心配していた天気にも恵まれ、本当に楽しい充実した1日をありがとうございました。以前にも参加させていただきましたが、毎年バージョンUPしていて、また次回も!!と娘がいっております。(カルトクイズ 今度は小学生用もぜひお願いします。)昼食場所も良かったです。でも、もう少しゆっくり見学したかったです。かわいらしいウミガメが一生懸命歩いて行く姿を見守りながら、ゴミのない美しい海で成長していってほしいと思います。映像ではなく、実際に五感で体験する大切さをしみじみ感じます。スタッフの皆様、本当にありがとうございました。保護者 伊那市在住 母親
■ほう流した時、悲しかった
ウミガメツアーでカメをほう流しに行って楽しかった事がありました。ウミガメをほう流する時です。アカウミガメをもったら、少しくすぐったかったけど、アカウミガメをもてて良かったです。ほう流した時、少しかなしかったです。また来年も出たいです。赤穂小学校 3年 男子
■大事なものを持ち帰ることが出来た
昨年に引き続きの参加です。息子は昨年の帰りのバスの中で、来年も行くと言っていましたが、その思いは、今年になっても変わっていませんでした。参加の申し込み以降、ずっと楽しみにしていました。今回のアカウミガメの放流は、親も1匹手にする事ができました。今日産まれたばかりのちいさな子ガメのやわらかい感覚は、手に残っています。子ガメを手にした時間はほんのわずかなのに、波に消えるカメを見送る時のあの寂しさは何なのでしょうか。がんばってほしいという思いと共に、どこか離れたくない思いが込み上げてきました。息子も同じような事をポツリと口にしていました。生命の尊さと自然の厳しさを感じ取ってくれたようです。大事な物を持ちかえる事ができ、今回も良い経験ができました。保護者 駒ヶ根市在住 父親
■命の大切さを学んだ
以前からTVで特集が組まれたり、海ガメの環境がとても厳しいなかでも、たくましく生きていく姿が映し出されるなかで、実際に子ガメを見て自分の手で放流すると、本当に小さい身体で、あの波の中に入って20年後再び命を大切にたくましく帰って来て欲しいと心から願いました。本当に感動と、何と表現していいのかわかりませんが、込み上げるものがあり、生まれた瞬間から現実とたたかう子ガメに力をもらいました。天竜川上流で生活している者には解らない磐田市の天竜川下流と海の問題、実際に市役所の方や国土交通省の方からお話を聞き、お互い天竜川沿いに暮らしている者同士大切にしていこうとするものを感じました。サンクチュアリセンターのお話は、子を持つ親として許せない話もあり、せつなくなり、また、温かい気持ちにもなりました。20年以上かけた保護活動によって守られたカメの命、20年前放流されたカメが海に戻り、その時放流した子供たちが大人になって再び命の大切さを教える…まわりめぐって大切な事が残され伝わっていくのですね。準備してくださったスタッフの皆さん、カルトクイズ等これに参加しないと知り得ない事も勉強になりました。子供と参加出来て良かったです。お世話になりました。育てられないとわかっていても、あのかわいさをつれてかえりたかったです。保護者 駒ヶ根市在住 母親
■忘れられないウミガメの赤ちゃんの感触
昨年に引き続いて参加しました。昨年は、孫達は何も判らないまま連れてこられましたが、今年は一番末の子(小2)がパンフレットを見て、ぜひ行きたいと言い出し、中の子(小4)も同調しました昨年一緒だった長女(小6)は、人見知りをする年頃なのか、不参加と言いました。三人とも昨年のウミガメのアカチャンの感触が忘れられない様子でした。今年は一年ずつ進学して成長し、昨年は恐る恐るつかまえていたカメも、いとおしそうに顔を近づけ、砂の上に一度置いて、名残惜しそうに走り出した背中をチョットつついた。命ということについてまだまだ大人の想いとは乖離しているでしょうが、放流前のレクチャーは、子供達も理解が進んでいるようにみえました。ツアー主催者の御苦労は昨年も痛感しましたが、立派な事業だと思います。カルトクイズは、小学生が多いので難しいですが、何か引きつけるものがあります。あの長時間子供たちがかかわっているのですから…。設問の後半を三択問題にしたり、子供向け設問を加えて、天竜川からやや離れても盛り上げられたら面白いのではと思います。何はともあれ目玉の放流もさることながら、いくつかの勉強は大変参考になり、良い企画です。付き添いの大人にも有意義です。この良い企画が更に続きますよう祈念致します。御苦労様でしたありがとう!!保護者 駒ヶ根市在住 祖父
天竜川ゆめ会議では、来年度も『遠州灘アカウミガメ放流ツアー』を予定しています。かわいらしいアカウミガメの赤ちゃんの放流をとおして、親子で自然環境保護の必要性、命の大切さを実感してみませんか。募集案内はこのホームページで致します。どうぞ、奮って御参加下さい。
引き続き感想文の抜粋を掲載します。
■カメが最後にあいさつに来たよ
ウミガメはとってもかわいかった。私のウミガメは最後にあいさつしに来てくれた。20年後、私がおぼえていたら、カメ子(カメじろう?)を見に行きたいと思った。元気にもどって来てくれることをねがいます。楽しくできてとってもうれしかったです。ウミガメのために海にゴミをのこしたり、すてたり、ゴミをしらんぷりしたりしないようにしたいと思いました。ウミガメさん20年後元気にもどって来てね。駒ヶ根市東伊那小学校 4年 女子
■上流部に暮らす者の意識
今年も楽しみにこの日をむかえました。バスの中でのマニアックなクイズ、すてきな施設での昼食、磐田市の方、国土交通省の方のお話、どれも有意義でした。中でも、天竜川の水は、磐田市の皆さんの飲み水はもちろん、工業用水にも農業用水にもなっていることを聞き、改めて上流の私たちがそれをどのくらい認識できているのかを意識しなければならないという事を考えさせられました。うみがめの赤ちゃんは、何回みてもかわいらしく、一心に海に向かっていく姿は心から感動します。1週間絶食して卵を育てたり、安全な場所を自分でさがしてほった穴にちょうどよい数の卵を産んだり、自然のちからの偉大さを、また学ぶことができました。スタッフの皆さんありがとうごじました。保護者 駒ヶ根市在住 母親
■ぜったいカメさんもどってきて
アカウミガメを中田島さきゅうでさわった。ふつうの海より波が大きかった。カメって絵でかくと緑だけど、黒で目がくりくりしていた。アカウミガメはすごく軽く、およそ7cmで、コウラと顔の間がおもしろいかたちだった。波にカメが行こうとする所は、必死になって「暑いから早く水に入りたい」という感じでした。今日にがしてやったカメたちが20年後に帰って来たとき、安心してたまごを生めるように、ゴミをみんなでへらすようにしたいです。あと、カメさんがゴミとクラゲとまちがえないようにしたいです。もっともっとカメさんをふやして安心して帰ってくるように。ぜったいカメさんもどってきてね。まっているからね。伊那小学校 4年 女子
■実際に五感で感じる大切さ
心配していた天気にも恵まれ、本当に楽しい充実した1日をありがとうございました。以前にも参加させていただきましたが、毎年バージョンUPしていて、また次回も!!と娘がいっております。(カルトクイズ 今度は小学生用もぜひお願いします。)昼食場所も良かったです。でも、もう少しゆっくり見学したかったです。かわいらしいウミガメが一生懸命歩いて行く姿を見守りながら、ゴミのない美しい海で成長していってほしいと思います。映像ではなく、実際に五感で体験する大切さをしみじみ感じます。スタッフの皆様、本当にありがとうございました。保護者 伊那市在住 母親
■ほう流した時、悲しかった
ウミガメツアーでカメをほう流しに行って楽しかった事がありました。ウミガメをほう流する時です。アカウミガメをもったら、少しくすぐったかったけど、アカウミガメをもてて良かったです。ほう流した時、少しかなしかったです。また来年も出たいです。赤穂小学校 3年 男子
■大事なものを持ち帰ることが出来た
昨年に引き続きの参加です。息子は昨年の帰りのバスの中で、来年も行くと言っていましたが、その思いは、今年になっても変わっていませんでした。参加の申し込み以降、ずっと楽しみにしていました。今回のアカウミガメの放流は、親も1匹手にする事ができました。今日産まれたばかりのちいさな子ガメのやわらかい感覚は、手に残っています。子ガメを手にした時間はほんのわずかなのに、波に消えるカメを見送る時のあの寂しさは何なのでしょうか。がんばってほしいという思いと共に、どこか離れたくない思いが込み上げてきました。息子も同じような事をポツリと口にしていました。生命の尊さと自然の厳しさを感じ取ってくれたようです。大事な物を持ちかえる事ができ、今回も良い経験ができました。保護者 駒ヶ根市在住 父親
■命の大切さを学んだ
以前からTVで特集が組まれたり、海ガメの環境がとても厳しいなかでも、たくましく生きていく姿が映し出されるなかで、実際に子ガメを見て自分の手で放流すると、本当に小さい身体で、あの波の中に入って20年後再び命を大切にたくましく帰って来て欲しいと心から願いました。本当に感動と、何と表現していいのかわかりませんが、込み上げるものがあり、生まれた瞬間から現実とたたかう子ガメに力をもらいました。天竜川上流で生活している者には解らない磐田市の天竜川下流と海の問題、実際に市役所の方や国土交通省の方からお話を聞き、お互い天竜川沿いに暮らしている者同士大切にしていこうとするものを感じました。サンクチュアリセンターのお話は、子を持つ親として許せない話もあり、せつなくなり、また、温かい気持ちにもなりました。20年以上かけた保護活動によって守られたカメの命、20年前放流されたカメが海に戻り、その時放流した子供たちが大人になって再び命の大切さを教える…まわりめぐって大切な事が残され伝わっていくのですね。準備してくださったスタッフの皆さん、カルトクイズ等これに参加しないと知り得ない事も勉強になりました。子供と参加出来て良かったです。お世話になりました。育てられないとわかっていても、あのかわいさをつれてかえりたかったです。保護者 駒ヶ根市在住 母親
■忘れられないウミガメの赤ちゃんの感触
昨年に引き続いて参加しました。昨年は、孫達は何も判らないまま連れてこられましたが、今年は一番末の子(小2)がパンフレットを見て、ぜひ行きたいと言い出し、中の子(小4)も同調しました昨年一緒だった長女(小6)は、人見知りをする年頃なのか、不参加と言いました。三人とも昨年のウミガメのアカチャンの感触が忘れられない様子でした。今年は一年ずつ進学して成長し、昨年は恐る恐るつかまえていたカメも、いとおしそうに顔を近づけ、砂の上に一度置いて、名残惜しそうに走り出した背中をチョットつついた。命ということについてまだまだ大人の想いとは乖離しているでしょうが、放流前のレクチャーは、子供達も理解が進んでいるようにみえました。ツアー主催者の御苦労は昨年も痛感しましたが、立派な事業だと思います。カルトクイズは、小学生が多いので難しいですが、何か引きつけるものがあります。あの長時間子供たちがかかわっているのですから…。設問の後半を三択問題にしたり、子供向け設問を加えて、天竜川からやや離れても盛り上げられたら面白いのではと思います。何はともあれ目玉の放流もさることながら、いくつかの勉強は大変参考になり、良い企画です。付き添いの大人にも有意義です。この良い企画が更に続きますよう祈念致します。御苦労様でしたありがとう!!保護者 駒ヶ根市在住 祖父
天竜川ゆめ会議では、来年度も『遠州灘アカウミガメ放流ツアー』を予定しています。かわいらしいアカウミガメの赤ちゃんの放流をとおして、親子で自然環境保護の必要性、命の大切さを実感してみませんか。募集案内はこのホームページで致します。どうぞ、奮って御参加下さい。
| 15:04
■■ 遠州灘アカウミガメ放流ツアー報告 その2 ■■
生まれたばかりのアカウミガメの赤ちゃんが、一所懸命に海に向かって進んで行く姿に参加者の皆さんは何を感じたのでしょう。皆様から寄せられた「アカウミガメ放流ツアー」の思い出の感想文を抜粋してまとめました。
■今日おもったこと
○子ガメたちが一しょうけんめいに歩くのがとてもかわいかった。
○波にのまれると、一しゅんで消えちゃうからすごかった。
○歩くのがはやいのからおそいのまでいろいろいた。
○しおのにおいがしたのか、もったらすぐいきたそうに手足をバタバタさせていて、おもしろかった。
○ネプチューンオオカブトは、とても大きくてびっくりした。
○すながふわふわしていてしおくさかった。
○20年後にかえってきてくれたらいいなあと思った。
○かわいいおみやげも買ってうれしかった。
○またいつかいきたいです。赤穂小学校 3年生 男子
■20年後産卵にもどってきたのをみたい
子ガメに最初塩がついていた。その時手足をばたばたさせて飛んだり、もう泳いでいる気になっているようでおもしろかったし、かわいかった。かわいかったけど、こうらがかたかった。大きくなったら重くなるから、今はかわいく見えても、強そうに見えるのではないか。強そうに見えても、かわいくても、またあいたいな。そのころもう30才になってしまうけど、20年後また会いたい。バスの中でも楽しいことがいくつかあった。前の席にすわっていた男の子としゃべったり、遊んだりもした。係の人がおかしとかを配ってくれて、ありがたかった。こん虫館ではカブト虫をかんさつしたり、お父さんにおみやげを選んだりして楽しかった。わたしが放したウミガメもきちんと育って20年後産卵のためにもどってきたのをみられたらいいなあ。赤穂小学校 4年生 女子
■親子で環境を考える機会
以前、ウミガメのお腹(胃)の中から人間が出したゴミが大量に出てきた。という話を聞きました。実際に見てみると本当に自然界にはありえないものばかりで、ショックを受けました。そのことが今回の企画への参加のきっかけとなったと思います。地球上の生物にはすべて関わりを持ち、つながっている。その大きなことがらを小さなウミガメの赤ちゃんの生命から子供達に感じてほしいと思いました。天竜川を河口に向かって下り、海へつながるところを確認できたことは、とても意味のあることだったと思います。上流から流れた岩石が砂となって砂丘がつくられるという流れを感じることができました。遠州灘の海岸の浸食の原因は、ダムによる土石のせき止めなど、やはり人間の手が加わったことも一つとして挙げられるそうです。また逆に洪水のときなどは、上流から流れてきた生活ゴミが海へ流れ込む、あるいは河口にたまるという現状があるようです。
かわいらしいウミガメの赤ちゃんを手にして、命を感じ、力強く海へ向かう姿に心から声援を送ることで、地球に住む物として、自分達にできること、しなければならないこと、それらを「考え」「話し合う」子供達になっていくのではないかと思いました。バスの中でも楽しませていただき、ありがとうございました。親子で環境を考える機会はとても大切だと思います。今後もこの企画がつながっていくよう願っております。保護者 駒ヶ根市在住 母親
■川や海にゴミを流さない
アカウミガメの赤ちゃんを放流する時、とてもかわいかったです。アカウミガメが放流されたあとは、足あとが残って少しさみしかったです。アカウミガメはクラゲやワカメだと思ってポリふくろなどのゴミを食べてしまうから、川や海にゴミを流さないようにしたいです、他の人にも川や海にゴミを流さないように呼びかけたいです。箕輪北小学校 5年 男子
■自分たちに今何ができるかを考えよう
銀行の窓口にあった可愛いウミガメのチラシに目がとまり、今回このツアーに子供と参加させていただきました。身近な天竜川ですが、その河口にカメの産卵場所があることも、そのカメを守るために多くの方がさまざまな活動をしていることも今日初めて知りました。放流したウミガメの赤ちゃんの力強さに感動です。
年々海岸が浸食されているとのことですが、20年後、今日放流されたウミガメが安心して産卵できるよう、自分達に今何ができるのか帰ったら子供と一緒に考えてみたいと思います。今日はすてきな体験をさせていただき、ありがとうございました。保護者 箕輪町在住 母親
■川と海はつながっている
私は、今日の「アカウミガメ放流ツアー」での子ガメの放流のとき、初めてカメを触りました。そして、そのカメを放す前にポリ袋を食べて死んでしまうという話を聞きました。私が放した子ガメが、たった1つのポリ袋によって死んでしまうのは、とても悲しいと思いました。そのポリ袋は、川から流れてきます。川の上の方に住んでいる私達も、1つでもポリ袋をすてないように、そして、あったら拾うようにしたいです。そして、改めて川と海がつながっていることを感じました。私が放した子ガメが、無事20年後も生き続けていますように。箕輪中部小学校 6年 女子
■普段の行動を考え直す機会
以前、砂浜が段々少なくなっているという話を聞いたことがありました。しかし、この天竜川の河口でも浸食がすすんでいるとは思いませんでした。その砂浜の浸食のために、ウミガメの産卵の場所が制限され、人の手の保護なしでは、孵化が難しくなっていることに改めておどろかされました。テレビで放映されたことがあり、どこか遠くのことのように感じていたことに反省する思いです。子供と散歩した時にゴミを見つけて拾うことがあっても、忙しいときなどは、ゴミがあるとわかっていつつも、通り過ぎてしまうことがあり、それが今日話を聞いたカメが食べてしまうことを考えると、考え直さなければいけないと思いました。今日放流したカメが、ゴミを食べることなく、元気に海を旅し、遠州灘に帰って来られる事を、また、帰る浜があることを祈りたいと思います。保護者 箕輪町在住 母親
■アカウミガメをはなしたこと
初めて、子ガメをもちました。海を見せると、「早く泳ぎたい」と言うように、手をパタパタしていました。かわいかったです。名前は「そら」とつけました。パタパタしている所が、空を飛んでいるみたいだったからです。わたしが29才になった時に、「そら」がここにもどって来るのが楽しみです。天竜川は、まっすぐとしていて、太平洋にながれているということがわかりました。また、場所によって、石がちがうこと。南アルプスは、赤色の石。中央アルプスは、ゴマシオの石がある。長野県にいても、しらないことがあるので、しれてよかったです。伊那小学校 4年 女子
■触れて学んだ環境問題
今年初めて参加しました。アカウミガメの生態を通して、天竜川流域の環境問題について学ぶことが出来ました。子供(小学校4年生)には難しいところもありましたが、「砂浜は何故なくなっちゃうの?」など、いろいろ質問してきました。子供なりに理解して問題解決の糸口をさぐっているようでした。本等で読むより、実際にアカウミガメの赤ちゃんに触れて、環境問題を学んだことは、とても良い経験になったようです。ありがとうございました。保護者 伊那市在住 父親
生まれたばかりのアカウミガメの赤ちゃんが、一所懸命に海に向かって進んで行く姿に参加者の皆さんは何を感じたのでしょう。皆様から寄せられた「アカウミガメ放流ツアー」の思い出の感想文を抜粋してまとめました。
■今日おもったこと
○子ガメたちが一しょうけんめいに歩くのがとてもかわいかった。
○波にのまれると、一しゅんで消えちゃうからすごかった。
○歩くのがはやいのからおそいのまでいろいろいた。
○しおのにおいがしたのか、もったらすぐいきたそうに手足をバタバタさせていて、おもしろかった。
○ネプチューンオオカブトは、とても大きくてびっくりした。
○すながふわふわしていてしおくさかった。
○20年後にかえってきてくれたらいいなあと思った。
○かわいいおみやげも買ってうれしかった。
○またいつかいきたいです。赤穂小学校 3年生 男子
■20年後産卵にもどってきたのをみたい
子ガメに最初塩がついていた。その時手足をばたばたさせて飛んだり、もう泳いでいる気になっているようでおもしろかったし、かわいかった。かわいかったけど、こうらがかたかった。大きくなったら重くなるから、今はかわいく見えても、強そうに見えるのではないか。強そうに見えても、かわいくても、またあいたいな。そのころもう30才になってしまうけど、20年後また会いたい。バスの中でも楽しいことがいくつかあった。前の席にすわっていた男の子としゃべったり、遊んだりもした。係の人がおかしとかを配ってくれて、ありがたかった。こん虫館ではカブト虫をかんさつしたり、お父さんにおみやげを選んだりして楽しかった。わたしが放したウミガメもきちんと育って20年後産卵のためにもどってきたのをみられたらいいなあ。赤穂小学校 4年生 女子
■親子で環境を考える機会
以前、ウミガメのお腹(胃)の中から人間が出したゴミが大量に出てきた。という話を聞きました。実際に見てみると本当に自然界にはありえないものばかりで、ショックを受けました。そのことが今回の企画への参加のきっかけとなったと思います。地球上の生物にはすべて関わりを持ち、つながっている。その大きなことがらを小さなウミガメの赤ちゃんの生命から子供達に感じてほしいと思いました。天竜川を河口に向かって下り、海へつながるところを確認できたことは、とても意味のあることだったと思います。上流から流れた岩石が砂となって砂丘がつくられるという流れを感じることができました。遠州灘の海岸の浸食の原因は、ダムによる土石のせき止めなど、やはり人間の手が加わったことも一つとして挙げられるそうです。また逆に洪水のときなどは、上流から流れてきた生活ゴミが海へ流れ込む、あるいは河口にたまるという現状があるようです。
かわいらしいウミガメの赤ちゃんを手にして、命を感じ、力強く海へ向かう姿に心から声援を送ることで、地球に住む物として、自分達にできること、しなければならないこと、それらを「考え」「話し合う」子供達になっていくのではないかと思いました。バスの中でも楽しませていただき、ありがとうございました。親子で環境を考える機会はとても大切だと思います。今後もこの企画がつながっていくよう願っております。保護者 駒ヶ根市在住 母親
■川や海にゴミを流さない
アカウミガメの赤ちゃんを放流する時、とてもかわいかったです。アカウミガメが放流されたあとは、足あとが残って少しさみしかったです。アカウミガメはクラゲやワカメだと思ってポリふくろなどのゴミを食べてしまうから、川や海にゴミを流さないようにしたいです、他の人にも川や海にゴミを流さないように呼びかけたいです。箕輪北小学校 5年 男子
■自分たちに今何ができるかを考えよう
銀行の窓口にあった可愛いウミガメのチラシに目がとまり、今回このツアーに子供と参加させていただきました。身近な天竜川ですが、その河口にカメの産卵場所があることも、そのカメを守るために多くの方がさまざまな活動をしていることも今日初めて知りました。放流したウミガメの赤ちゃんの力強さに感動です。
年々海岸が浸食されているとのことですが、20年後、今日放流されたウミガメが安心して産卵できるよう、自分達に今何ができるのか帰ったら子供と一緒に考えてみたいと思います。今日はすてきな体験をさせていただき、ありがとうございました。保護者 箕輪町在住 母親
■川と海はつながっている
私は、今日の「アカウミガメ放流ツアー」での子ガメの放流のとき、初めてカメを触りました。そして、そのカメを放す前にポリ袋を食べて死んでしまうという話を聞きました。私が放した子ガメが、たった1つのポリ袋によって死んでしまうのは、とても悲しいと思いました。そのポリ袋は、川から流れてきます。川の上の方に住んでいる私達も、1つでもポリ袋をすてないように、そして、あったら拾うようにしたいです。そして、改めて川と海がつながっていることを感じました。私が放した子ガメが、無事20年後も生き続けていますように。箕輪中部小学校 6年 女子
■普段の行動を考え直す機会
以前、砂浜が段々少なくなっているという話を聞いたことがありました。しかし、この天竜川の河口でも浸食がすすんでいるとは思いませんでした。その砂浜の浸食のために、ウミガメの産卵の場所が制限され、人の手の保護なしでは、孵化が難しくなっていることに改めておどろかされました。テレビで放映されたことがあり、どこか遠くのことのように感じていたことに反省する思いです。子供と散歩した時にゴミを見つけて拾うことがあっても、忙しいときなどは、ゴミがあるとわかっていつつも、通り過ぎてしまうことがあり、それが今日話を聞いたカメが食べてしまうことを考えると、考え直さなければいけないと思いました。今日放流したカメが、ゴミを食べることなく、元気に海を旅し、遠州灘に帰って来られる事を、また、帰る浜があることを祈りたいと思います。保護者 箕輪町在住 母親
■アカウミガメをはなしたこと
初めて、子ガメをもちました。海を見せると、「早く泳ぎたい」と言うように、手をパタパタしていました。かわいかったです。名前は「そら」とつけました。パタパタしている所が、空を飛んでいるみたいだったからです。わたしが29才になった時に、「そら」がここにもどって来るのが楽しみです。天竜川は、まっすぐとしていて、太平洋にながれているということがわかりました。また、場所によって、石がちがうこと。南アルプスは、赤色の石。中央アルプスは、ゴマシオの石がある。長野県にいても、しらないことがあるので、しれてよかったです。伊那小学校 4年 女子
■触れて学んだ環境問題
今年初めて参加しました。アカウミガメの生態を通して、天竜川流域の環境問題について学ぶことが出来ました。子供(小学校4年生)には難しいところもありましたが、「砂浜は何故なくなっちゃうの?」など、いろいろ質問してきました。子供なりに理解して問題解決の糸口をさぐっているようでした。本等で読むより、実際にアカウミガメの赤ちゃんに触れて、環境問題を学んだことは、とても良い経験になったようです。ありがとうございました。保護者 伊那市在住 父親
| 14:34
■■ 遠州灘アカウミガメ放流ツアー報告 ■■
毎年ぎりぎりまで秋の空模様を心配しながら迎える「遠州灘アカウミガメ放流ツアー」を好天に恵まれて、平成24年9月8日(土)に実施することができました。今年は、長野県元気づくり支援金の補助を頂き、早めの広報活動を行い参加人数は予定していた60名となりました。1号車は7時に岡谷ICを出発。伊那ICで参加者をピックアップして恵那に直行。2号車は8時に駒ヶ根昭和伊南病院を予定どおり出発し、それぞれ待ち合わせ場所で参加者を拾いながら恵那SAに向かいます。恵那SAで合流した①号車、②号車は定刻どおり天竜川河口を目指しました。
車内では天竜川ゆめ会議岡本さん出題の、恒例!『天竜川カルトクイズ』で大盛り上がり。「全20問のうち解かる問題がひとつも無かった。」という批判もありましたが、皆さん解説書にしきりと目を通していました。
天竜川河口では、0.6KPの写真を撮りながら「天竜川のはじまりはもっと沖の方なんだね。」と話す子供たち。
再びバスに乗車して、毎年ご協力頂いている磐田市市役所の皆さんご紹介で今年は「竜洋昆虫自然観察公園」で昼食をとることになりました。昼食後の自由時間は、カブトムシの観察や、昆虫の標本を見た子供たちの目がキラキラ輝いていました。
勉強会では、国土交通省浜松河川国道事務所や磐田市の皆さんから、天竜川のお話や磐田市の紹介のお話を聞きました。子供さんにはちょっと難しかったでしょうか。
そして迎えた”ウミガメ放流”。サンクチュアリネイチャセンターで、アカウミガメの保護活動を始めてから髪が白くなってしまった馬塚さんから、ウミガメの生態についてお話を伺いました。
○浜辺に4輪駆動車が入って亀の卵をつぶしてしまうこと。
○ウミガメの卵を盗んで食べてしまう人たちがいること。
○ウミガメが生まれて黒潮に乗ってアメリカ西海岸にたどり着き、再び遠州灘に戻るのに20年かかること。
○海に帰っていったウミガメが再びこの砂浜に戻る確率は5000匹に一匹だということ。
○肺呼吸のウミガメが海面すれすれを泳いでいると、そこに浮遊しているポリ袋を大好物のクラゲと間違えて捕食して、やがては死んでしまうこと。
○そして、このままだと20年後に戻ったウミガメが卵を産む砂浜がなくなってしまうかもしれない事。
参加者はそれぞれに理解し、環境保護の必要性を感じたようです。
浜辺での子ガメの放流では、一人一匹ずつ渡された子ガメと一緒に写真をとって、かわいい子ガメを観察しました。「写真を撮るときはカメを顔の横に持ってきて顔がわかるように写真を撮ってね。」と、撮影の裏技を聞いた参加者の皆さんは、カメの赤ちゃんを顔に近づけて、早速実践していたようです。
そして、いよいよ放流のとき。参加者が一直線にならんで手を離すと、子ガメたちはまっすぐに海に向かいます。打ち寄せる波に押し戻されてもまた海に向かいます。自分のカメがなかなか海にたどり着けなくてもどかしそうな顔をしている子供たち。すべての子ガメが海に戻っていっても固まってしまったように、なお、遠く沖合いを眺めて帰ろうとしない参加者達。この子ガメ達は、今日から一人で長い旅を乗り越えます。勉強会で勉強したとおり、時折息継ぎのために波間に小さな頭を出す子ガメがいとうしく、そして頼もしく見えたのかもしれません。
参加者それぞれが、何かを感じた放流会を終え、バスは天竜川上流部に帰ってきました。この子供たちが、今日1日で感じたことを糧にどのような人生を送っていくのか。彼らが感じたこの感動は、きっとそれぞれの人生に何らかの影響を与えるのではないかと感じました。
「子供たちの健全育成」を目的の一つに掲げる天竜川ゆめ会議の活動の結果が、具体的に見えるのはまだ先かも知れませんが、きっとすばらしい未来が訪れると信じて活動を展開して行くことの必要性を感じました。
ご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。 文責:天竜川ゆめ会議 福澤
毎年ぎりぎりまで秋の空模様を心配しながら迎える「遠州灘アカウミガメ放流ツアー」を好天に恵まれて、平成24年9月8日(土)に実施することができました。今年は、長野県元気づくり支援金の補助を頂き、早めの広報活動を行い参加人数は予定していた60名となりました。1号車は7時に岡谷ICを出発。伊那ICで参加者をピックアップして恵那に直行。2号車は8時に駒ヶ根昭和伊南病院を予定どおり出発し、それぞれ待ち合わせ場所で参加者を拾いながら恵那SAに向かいます。恵那SAで合流した①号車、②号車は定刻どおり天竜川河口を目指しました。
車内では天竜川ゆめ会議岡本さん出題の、恒例!『天竜川カルトクイズ』で大盛り上がり。「全20問のうち解かる問題がひとつも無かった。」という批判もありましたが、皆さん解説書にしきりと目を通していました。
天竜川河口では、0.6KPの写真を撮りながら「天竜川のはじまりはもっと沖の方なんだね。」と話す子供たち。
再びバスに乗車して、毎年ご協力頂いている磐田市市役所の皆さんご紹介で今年は「竜洋昆虫自然観察公園」で昼食をとることになりました。昼食後の自由時間は、カブトムシの観察や、昆虫の標本を見た子供たちの目がキラキラ輝いていました。
勉強会では、国土交通省浜松河川国道事務所や磐田市の皆さんから、天竜川のお話や磐田市の紹介のお話を聞きました。子供さんにはちょっと難しかったでしょうか。
そして迎えた”ウミガメ放流”。サンクチュアリネイチャセンターで、アカウミガメの保護活動を始めてから髪が白くなってしまった馬塚さんから、ウミガメの生態についてお話を伺いました。
○浜辺に4輪駆動車が入って亀の卵をつぶしてしまうこと。
○ウミガメの卵を盗んで食べてしまう人たちがいること。
○ウミガメが生まれて黒潮に乗ってアメリカ西海岸にたどり着き、再び遠州灘に戻るのに20年かかること。
○海に帰っていったウミガメが再びこの砂浜に戻る確率は5000匹に一匹だということ。
○肺呼吸のウミガメが海面すれすれを泳いでいると、そこに浮遊しているポリ袋を大好物のクラゲと間違えて捕食して、やがては死んでしまうこと。
○そして、このままだと20年後に戻ったウミガメが卵を産む砂浜がなくなってしまうかもしれない事。
参加者はそれぞれに理解し、環境保護の必要性を感じたようです。
浜辺での子ガメの放流では、一人一匹ずつ渡された子ガメと一緒に写真をとって、かわいい子ガメを観察しました。「写真を撮るときはカメを顔の横に持ってきて顔がわかるように写真を撮ってね。」と、撮影の裏技を聞いた参加者の皆さんは、カメの赤ちゃんを顔に近づけて、早速実践していたようです。
そして、いよいよ放流のとき。参加者が一直線にならんで手を離すと、子ガメたちはまっすぐに海に向かいます。打ち寄せる波に押し戻されてもまた海に向かいます。自分のカメがなかなか海にたどり着けなくてもどかしそうな顔をしている子供たち。すべての子ガメが海に戻っていっても固まってしまったように、なお、遠く沖合いを眺めて帰ろうとしない参加者達。この子ガメ達は、今日から一人で長い旅を乗り越えます。勉強会で勉強したとおり、時折息継ぎのために波間に小さな頭を出す子ガメがいとうしく、そして頼もしく見えたのかもしれません。
参加者それぞれが、何かを感じた放流会を終え、バスは天竜川上流部に帰ってきました。この子供たちが、今日1日で感じたことを糧にどのような人生を送っていくのか。彼らが感じたこの感動は、きっとそれぞれの人生に何らかの影響を与えるのではないかと感じました。
「子供たちの健全育成」を目的の一つに掲げる天竜川ゆめ会議の活動の結果が、具体的に見えるのはまだ先かも知れませんが、きっとすばらしい未来が訪れると信じて活動を展開して行くことの必要性を感じました。
ご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。 文責:天竜川ゆめ会議 福澤
| 13:17
ご協力ありがとうございました。
約70名の皆様のご参加を頂き、本年も『天竜川流域侵略植物駆除大作戦“冬の陣”』を事故も無く無事終了することが出来ました。ボランティア作業にご参加いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。
伐採作業が完了した河道内はすっきりして、念願の対岸の堤防がきれいに見えます。この後、天竜川上流河川事務所によって、枝の片付け作業が開始されます。昨日の作業を機会に、多くの皆様に [Tenet] にご登録いただきました。あわせてお礼申し上げます。
【天竜川】
伐採作業前 伐採作業後
【太田切川】
伐採作業前 伐採作業後
写真をクリックすると拡大します。
約70名の皆様のご参加を頂き、本年も『天竜川流域侵略植物駆除大作戦“冬の陣”』を事故も無く無事終了することが出来ました。ボランティア作業にご参加いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。
伐採作業が完了した河道内はすっきりして、念願の対岸の堤防がきれいに見えます。この後、天竜川上流河川事務所によって、枝の片付け作業が開始されます。昨日の作業を機会に、多くの皆様に [Tenet] にご登録いただきました。あわせてお礼申し上げます。
【天竜川】
伐採作業前 伐採作業後
【太田切川】
伐採作業前 伐採作業後
写真をクリックすると拡大します。
| 14:07
天竜川流域侵略植物駆除大作戦“冬の陣”の準備完了
集材用のバックホウの搬入が完了しました。工事用道路も天竜川上流河川事務所のご協力で完成しました。明日の天候は晴れ、気温も10度程度まであがるようです。参加予定の皆様、今夜はゆっくりお休み頂き、明日は朝からよろしくお願いいたします。受付は8時30分より行い、9時より安全説明を開始したいと考えております。
集材用のバックホウの搬入が完了しました。工事用道路も天竜川上流河川事務所のご協力で完成しました。明日の天候は晴れ、気温も10度程度まであがるようです。参加予定の皆様、今夜はゆっくりお休み頂き、明日は朝からよろしくお願いいたします。受付は8時30分より行い、9時より安全説明を開始したいと考えております。
| 15:18
天竜川環境マップ
天竜川ゆめ会議では毎年「天竜川流域侵略植物駆除大作戦“夏の陣”」と題して特定外来種であるアレチウリの駆除作業を実施しています。北アメリカ原産のアレチウリは、1952年に静岡県清水港で確認されました。アメリカやカナダからの輸入大豆に種子が混入していたとか、牧畜用の輸入干し藁に種子が混入していたとか言われますが、近年では全国の飼料畑や河川敷でみられるようになりました。アレチウリの繁茂によって河原固有種との競合や駆逐の恐れから駆除作業は重要になってきています。皆さんも今年の夏、アレチウリを見かけた場所をマッピングしてみてください。
天竜川環境マップはこちら。
天竜川ゆめ会議では毎年「天竜川流域侵略植物駆除大作戦“夏の陣”」と題して特定外来種であるアレチウリの駆除作業を実施しています。北アメリカ原産のアレチウリは、1952年に静岡県清水港で確認されました。アメリカやカナダからの輸入大豆に種子が混入していたとか、牧畜用の輸入干し藁に種子が混入していたとか言われますが、近年では全国の飼料畑や河川敷でみられるようになりました。アレチウリの繁茂によって河原固有種との競合や駆逐の恐れから駆除作業は重要になってきています。皆さんも今年の夏、アレチウリを見かけた場所をマッピングしてみてください。
天竜川環境マップはこちら。
| 08:47
“冬の陣”作業道の工事が始まりました。冬の陣が、天竜川上流河川事務所と天竜川ゆめ会議の”協働”事業であることから、この道路は天竜川上流河川事務所が整備にあたります。作業実施の2月6日に向けて急ピッチで作業は進められます。
また、事務局サイドでは参加希望者の整理、班編成と共に傷害保険の手配も完了しました。
| 09:23
2月6日に予定しております「天竜川流域侵略植物駆除大作戦”冬の陣”」ボランティアの参加申し込みを終了しました。ご参加くださるボランティアの皆様は9時までに、天竜川、太田切川合流地点にご集合下さい。なお、その際ヘルメット等の保護具は各自ご用意下さい。
| 14:00