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■■天竜川流域有害帰化植物駆除大作戦”高森会場”無事終了■■

 去る、7月13日(日)下伊那郡高森会場で行われた『天竜川流域有害植物駆除大作戦』”高森会場”が無事終了しました。
 幸い作業するにはちょうど良いお天気で、アレチウリ駆除作業や河川清掃のゴミ拾い作業を行いました。(報告:橋爪和也)


高森1.jpg   高森2.jpg

■■天竜川流域有害帰化植物駆除大作戦”岡谷会場①”ヒシ駆除作業無事終了■■

 7月19日(土)諏訪湖漁業組合、環境市民会議おかや主催の『ヒシ・アレチウリ駆除および湖岸清掃作業』が完了しました。天候は曇りで、暑くも無く作業ができました。

岡谷駆除1.jpg  岡谷駆除2.jpg
 8時半集合、開会式では代表者のあいさつに続き、作業班の編成を行い、作業手順の確認が行われました。作業は、湖面班と陸班に分けて行われました。ライフジャケットを装着して、船に乗っての作業はヒシ取りと湖面清掃、陸のチームはアレチウリ駆除作業を交代で行いました。ヒシの葉を手繰り寄せて、そっと引き上げ根まで取り除く作業は大変です。でも、諏訪湖名物「ドロブネ」に乗ってのヒシ取り作業中に、湖面を吹き渡る風が心地よく、疲れも吹き飛ぶ感じでした。
岡谷閉会式.jpg
 10時半頃に、岡谷市市民環境部長からのねぎらいのお言葉で閉会式を行い解散となりました。船での作業は、普段使わない筋肉を使ってくたびれましたが、少しずつ諏訪湖がきれいになっていくことは実感できます。ご参加いただきました皆様、お疲れ様でした。(報告:菰田靖子)






■■天竜川流域有害植物駆除大作戦”宮田会場”無事終了■■

ダム下.jpg
 上伊那郡宮田会場が事故なく無事終了。片付を済ませただ今戻りました。昨年は、ハチに刺された参加者がいて慌てたので医薬品の用意をして行きましたが出番はありませんでした。
 宮田会場は、今年も宮田村大久保区の皆様が中心になって、天竜川大久保橋右岸側から上流に向かって、大久保ダムまでの区間の河川清掃と、アレチウリ駆除作業を行いました。参加者は、「毎年あるところには毎年あるな。」と声を掛け合いながら草を分けて進みます。
オオキンケイギク.jpg それでも、「確実に減っている。」、「以前はここは繁茂していたのに今年は無いな。」といった箇所も数か所ありました。継続的に駆除することで確実に成果は出ているようです。

 今年は、アレチウリのほかにとにかく堤防で目についたオオキンケイギクを許せない参加者有志が、根こそぎ駆除を始めましたがアレチウリとは違いだいぶ手ごわいようでした。


今日の成果.jpg 併せて行った河川清掃のゴミ拾い。先日の台風のためにゴミが下流に流れたのか、本当にゴミが減ったのか。例年になくゴミが少ないうれしい成果となりました。

 引き続き各地で駆除活動が行われます。最寄りの会場にお出かけください。




■■天竜川流域有害植物駆除7.27大作戦開催■■

今年も、アレチウリ駆除にご協力ください。
芽生え.jpg
 毎年の恒例となっております『天竜川流域有害植物駆除大作戦』。今年の長野県全権統一行動日は、7月27日(日)です。県下ではすでに駆除活動を開始している地域の様子が報道されています。
 アレチウリは、ツルのように巻き付きながら高木をも覆い尽くして枯死させてしまうこと、成長・繁殖力が強いこと、根が残ると再生することから、「まわりの固有在来種や日本に本来生息していた在来植物が根こそぎ駆逐されてしまう恐れがある」として、2006年(平成18年)2月から駆除すべき「特定外来生物」に指定されました。
 天竜川ゆめ会議では、平成14年から天竜川流域の各会場で地域の皆様と駆除活動を展開して参りました。駆除活動が広く地域に展開したことから、今年からは各地域の皆様に主体的な活動をお願いし、天竜川ゆめ会議は『黒子』として協力をさせて頂くスタンスをとっています。
 どうぞ皆様、各地域の会場で、また朝晩の散歩の道すがらアレチウリの駆除をお願いいたします。

【駆除の方法】IMG_4451a.jpg
・種を付ける前に抜き取る。
・できるだけ小さいうちに抜き取る。
・1年に数回抜き取る。
・アレチウリが現れなくなるまで数年間続ける。


【各地の駆除会場】


■7月12日(土) 宮田会場 集合:大久保橋西詰 7:30 開会
          連絡先 宮田村役場 産業建設課 0265-855863

■7月19日(土) 岡谷会場 集合:岡谷南部中学校前船付 8:30 開会
          主 催 諏訪湖漁業組合、閑居市民会議おかや、岡谷市
          連絡先 岡谷市環境課 0266-23-4811

■7月26日(土) 南箕輪会場 集合:アイゼット駐車場 6:00 開会
          連絡先 南箕輪役場 建設水道課 0265-72-2325

■7月26日(土) 岡谷会場① 集合:岡谷南部中学校駐車場 6:00 開会
          連絡先 岡谷市南部中学校 0266-22-3243

■7月26日(土) 岡谷会場② 集合:岡谷市釜口水門駐車場 7:30会場
          連絡先 天竜川ゆめ会議岡谷会場実行委員会 0266-23-1671

■7月27日(日) 駒ケ根会場 集合:新宮川合流地点 7:30開会
          連絡先 天竜川ゆめ会議駒ケ根会場実行委員会 0265-81-1368駒ヶ根2.jpg

多くの皆様のご参加と、ご協力をお願いいたします。











中部地域づくり協会様主催
■助成活動報告会に行ってきました■


 平成26年7月4日(金)、名古屋銀行協会会議室において、平成25年度中に(一社)中部地域づくり協会が助成した団体による活動報告会が、開催されました。私ども天竜川ゆめ会議では『天竜川流域有害植物駆除大作戦”冬の陣”』に助成を頂きました。活動団体5団体が報告を行いました。


【活動発表】NPOてほへ.jpg
「蒼の森~ふるさと暮らし塾~」事業 NPO法人てほへ
 奥三河地域の文化の維持保全と地域の活性化を目的とした活動内容を報告。





下街道さんさくウォーク事業    多治見観光ボランティアガイド
 地域の防災意識の向上を目的とした活動内容の報告。
森を考える会.jpg
自然体験交流会          森を考える会
 蓮ダムの豊かな自然や水源地の大切さを子供たちに伝える活動の報告。

第3回みどりの森植樹祭      みどりのまちづくりグループ
 植樹体験を通して緑の大切さを知ってもらうことを目的とした活動の報告。

天竜川流域天竜川流域有害植物駆除大作戦”冬の陣”ゆめかいぎ.jpg
                NPO法人天竜川ゆめ会議

 地域住民の河川環境美化作業の一環として「侵略植物」の伐採活動を展開する状況の報告しました。昨年9月に、日本河川協会発刊の月刊「河川」に投稿した「河川景観を守る”川のきこり”達の活動」を資料に、天竜川流域有害植物駆除大作戦”冬の陣”の成果をメインに、天竜川ゆめ会議の活動全般をお話ししました。会場の参加者の方々は興味深そうに聞いてくださいました。

浅野先生.jpg 総評では、助成事業選考委員長の浅野先生などから「官の力を使って民が主体で活動する、すばらしい活動報告だった。ただ、このような素晴らしい活動の中心になる後継者を育てることが重要になるだろう。」とお言葉を頂きました。
 また、小池副委員長からは「市民活動への女性や子供の参加を促し、ジェンダーバランスのとれた活動を期待する。」とお言葉を頂きました。今後の私ども天竜川ゆめ会議の活動にも同様のことが言えそうです。
 大変、有意義な報告会でした。中部地域づくり協会の皆様、ありがとうございました。来年も充実した活動が発表できるように頑張ります。

■■河川協力団体に指定されました■■

ごあいさつ 去る3月19日、国土交通省天竜川上流河川事務所において河川協力団体の指定証授与式が行われました。
河川協力団体制度とは、自発的に河川の維持、河川環境の保全等に関する活動を行うNPO等の民間団体を河川管理者が支援するものです。河川協力団体としての活動を適正かつ確実に行うことができると認められる法人等が対象となり、河川管理者に対して申請を行い、申請を受けた河川管理者は、適正な審査のうえ、河川協力団体として指定します。

集合写真 河川協力団体は、次のような活動を行います。

①河川管理者に協力して行う河川工事又は河川の維持
②河川の管理に関する情報又は資料の収集及び提供
③河川の管理に関する調査研究
④河川の管理に関する知識の普及及び啓発

 私ども天竜川ゆめ会議は、日常より自発的に河川環境の保全、河川への住民の意識高揚等の活動を展開しています。この度、河川協力団体にご指定いただけたいうことは、私共の団体の資質、能力、そして日頃の活動を河川管理者が、また広く一般市民の皆様に御認め頂いたことだと感謝しています。河川協力団体のご指定により、法律上の位置付けがなされ、私共の活動はさらに促進され活発になるものと考えています。今後も、天竜川ゆめ会議の活動に、御支援とご協力をお願いいたします。

指定書表      指定書裏
河川協力団体指定書

■■長野県庁へ『手づくり郷土賞』受賞報告に行ってきました。■■

建設部長へ報告 去る1月15日付けで受賞した国土交通大臣表彰『手づくり郷土賞』の受賞報告のため、当会福澤代表理事と沖村理事が県庁を訪問しました。建設部砂防課、田中課長、柳瀬企画幹、細川補佐に受賞報告を行い、河川課では宮原課長、蓬田企画幹、いつものメンバー江守係長や高橋技師にも報告しました。宮原河川課長の引率で、建設部長室で北村建設部長と面会しました。北村部長からは、「私が課長補佐の頃から一緒に取組んできた”天竜川ゆめ会議”の受賞は本当にうれしいことだ。今後もさらに積極的な活動を展開して欲しい。」と激励のお言葉を頂戴しました。福澤代表理事からは、来る19日には、中部地方整備局より『河川協力団体』の拝命をいただける旨が併せて報告されました。
 その後、小林建設技監、坂田企画幹を訪問して報告を行いました。

 県議へ報告 議会棟2階で待ち合わせした駒ヶ根市選出の佐々木県会議員と伊那市選出の向山県会議員にも報告に伺いました。両県議からは、「行政に対し、適切な助言・提言を行っている”天竜川ゆめ会議”のようなNPOが必要だ。今後も行政との協働による、先進的な活動を継続して欲しい。」と御言葉を頂戴しました。

 今後も、天竜川ゆめ会議は地域の皆様のご協力を頂きながら、私たちの宝物である”天竜川”を、自信と誇りを持って次世代に引き継いで行く活動を展開して参ります。皆様のご協力をお願いいたします。


■■「手づくり郷土賞」国土交通大臣表彰を受賞しました■■

 「手づくり郷土賞」は、地域の魅力や個性を創出している良質な社会資本及びそれと関わりを持つ優れた地域活動を一体の成果として発掘し表彰するものです。またこれを、好事例として広く紹介することにより、各地で個性的で魅力ある郷土づくりに向けた取組が一層推進されることを目指しています。
 「手づくり郷土賞」は、昭和61年度に創設され平成25年度で28回目の開催となる国土交通大臣表彰です。この度、『天竜川ゆめ会議』の、NPOとして地域に根ざした活動、行政と協働による社会活動、天竜川上流域から河口までの幅広い活動等が評価され受賞となりました。これも、ひとえに流域で天竜川ゆめ会議の活動を支持、協力してくださる市民の皆様のおかげであると感謝申し上げます。


受賞伝達      表彰状授与.jpg 八鍬中部地方整備局長より、受賞の伝達があり認定証と副賞の楯が授与されました。

集合写真.jpg 今回の受賞は、会員各位の積極的な活動はもちろんですが、私たちの市民活動を後から支えてくださった、国土交通省はじめ、長野県や、市町村の行政関係者の皆様、また私たちの企画にご協力頂いている市民の皆様全員への表彰ではないかと思います。本日の受賞を機に、本会の活動に賛同してくださる会員をさらに拡大し、より活発な活動を展開して行きたいと感じております。今後とも、御理解と御協力をお願いいたします。



認定証a.jpg     副賞楯.jpg


■■天竜川流域侵略植物駆除大作戦”冬の陣”開催について■■

 長野県下全域が大変な大雪となっております。しかし、雪も今夜止み明日は晴れの予報となっています。

 明日の天竜川流域侵略植物駆除大作戦”冬の陣”は予定通り開催することになりました。 

 ボランティアで参加申し込みを頂いた皆様も暖かく安全な服装でご参加下さい。早朝よりスタッフによる会場内の除雪作業があるために開始時間が多少遅れる可能性もあります。御承知置きください。

 また、このような大雪ですので、ボランティアのお申込を頂いた方でキャンセルされる場合のご連絡は不要です。

 安全第一を考えております。明日は、状況により作業時間を短縮する可能性もありますのであらかじめ御了承下さい。

            ”冬の陣”実行委員会 事務局

伐採.jpg■■第9回天竜川流域侵略植物駆除大作戦”冬の陣”開催■■

 ふるさと駒ヶ根の天竜川の原風景をみんなで考え、治水の確保、環境・景観の保全など多様な視点で河畔林を見つめ、平成17年度開催した「天竜川河畔を考える会」では、“現在そこに生活する地域住民が判断する天竜川の原風景を取り戻すことが必要”との合意形成より、地区の皆様や多くの伐採ボランティアのご協力により「天竜川流域侵略植物駆除大作戦“冬の陣”」を開催してまいりました。
 本年も昨年同様、地域住民の環境美化活動の一環として河川環境に影響を及ぼす恐れのある樹木の伐採を下記の日程で行います。多くの皆様のご協力をお願いいたします。

               記

日 時:平成26年2月9日(日) 8:30受付開始  16:00解散
場 所:駒ヶ根市天竜大橋左岸堤防下流200m地点
      (スタッフの指示に従い、工事用坂路から進入してください。)
持ち物:ヘルメット、ノコギリ、ナタ、カマ、チェーンソー、手袋、昼食、飲み物
作業内容:①柳、ハリエンジュ等の樹木伐採
       ②伐採木の搬出(薪の必要な方はお持ち帰りください)
       ③枝葉の片付け

●スケジュール
   8:30 受付開始
   9:00 開会式、作業注意事項説明
   9:30 作業開始(作業班に分かれて伐採作業)適宜休憩
  12:00 昼食(特製汁炊き出し)。但し、昼食、箸、おわんは各自持参してください。
  13:00 作業再開(伐採木集積、移動)適宜休憩
  14:30 希望者は伐採木を積み込み開始
  15:30 閉会式、ご苦労さん会
  16:00 解散

事前申込:所定の申し込み用紙に氏名住所等を記載の上、FAXで事務局にお申し込みください。

申込用紙はこちらからダウンロードできます。参加申込書 FAX 0265-83-7745
こちらの申込用紙をA4に出力して必要事項を記入の上、事務局までFAX願います。
 (その他、申込用紙は駒ヶ根市役所、駒ヶ根市赤穂公民館、駒ヶ根市東伊那支所にもあります。)

注:保護具の無い方、事前申し込みの無い方は保険加入ができないためお断りすることがあります。
 また、当日運搬補助機械費・傷害保険加入費として車1台に付500円をご用意ください。

※この事業は、(一社)中部地域づくり協会「平成25年度 第2回地域づくり活動助成金」により運営します。

■第9回通常総会無事終了■

 平成25年12月14日(土)、駒ヶ根市駅前アルパ3F大会議室において、『特定非営利活動法人天竜川ゆめ会議第9回定期総会』は、定款第24条に基づき、参加者数32名で開催されました。
 第8期事業報告・会計報告、第9期事業計画・予算案すべての議案が満場一致で無事承認されました。また、今期は役員改選となり第9期10期役員も無事承認されました。

【第9期(2013年)活動計画】(予定)
 2月 9日 第9回天竜川流域侵略植物駆除“冬の陣”実施(駒ヶ根市)
 2月20日 第3回私の大好きな水辺の風景写真コンテスト募集開始
 7月27日 天竜川流域有害帰化植物駆除7.27大作戦実施(天竜川流域)
 8月31日 天竜川シンポジム(仮称)(駒ヶ根市)
 9月13日 遠州灘ウミガメ放流ツアー開催(浜松市)
12月13日 NPO法人第9回総会開催(駒ヶ根市)

 このほか、
【プロジェクトチーム主体事業】
 年 間  天竜川流域情報発信業務(Tenet)
 8~10月 ヤナ当番 ヤナ実施(中川村)

【共催・協力事業】
 9月20・21日“いい川“”いい川づくり“WS実行委員(代々木)
  ・砂防フィールドミュージアム観光部会参加
  ・美和ダム、高遠ダム水源地協議会・幹事会出席
  ・小渋ダム水源地協議会・幹事会出席 など、
天竜川流域の川づくりに積極的に関わって参ります。

 今後とも、天竜川ゆめ会議の活動への多くの皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

※活動計画詳細はこちらでご覧いただけます。⇒活動計画書① ⇒活動計画書②

また、活動予定日はメニューバーの[行動予定表]をご覧ください。



■■ 『日本の源流シンポジウム』開催 ■■
  ~河川環境の保全と地域防災力向上の両立~


 長野県は日本列島のほぼ中央に位置し、「日本の屋根」とも呼ばれ、全国的に最も清涼な水の得られる最上流の県のひとつとして豊かな水環境を有しています。また、長野県が有する天竜川、木曽川、信濃川、富士川などのわが国でも有数の大河川の源流域には、四季折々に姿を変える風景や河川、自然と水田の織り成す美しい水辺の風景が広がります。
 しかし高度経済成長期から以降、経済活動が活発になり生活の利便性が向上するにつれ、私たちは普段の生活の中で自然や水との関わりが希薄になってきています。日常的に「川面」を眺めることにより、気がついてきたはずの「川」の変化に気が付かなくなっているのかもしれません。次世代の子供たちにとっても水辺環境とは「遊びの場」、「自然体験の場」、「生活体験の場」として重要です。
 また、一方で我国の源流地域の地形は脆弱で災害が頻発する傾向もあり、地域防災力の向上が求められています。50年前に伊那谷を襲った「36災害」、平成18年の「7月豪雨災害」を経験した伊那谷に住む私たちは、源流部に住む住民として「自助」「共助」による地域保全への取り組みも重要な課題ととらえています。
 当シンポジウムでは、それぞれの立場で活躍する方々に河川環境の保全と、治水・防災に関する取り組みをご紹介頂き、“源流の水辺の大切さ”、“防災面での源流整備のあり方”を検証し、啓発します。

【日時・会場】

    ■日時:[1日目] 平成25年8月31日(土) 9:30~17:00
        [2日目] 平成25年9月 1日(日) 10:00~16:00
    ■場所:飯島町文化館 大ホール、小ホール

     ※事前参加予約が必要です。申込み用紙に必要事項を記入して
      8月23日までにFAXで事務局までお申込下さい。

      申込み用紙は、これをクリック!申込み用紙
      [ファイル]→[印刷プレビュー]→[カスタム]→[45%]
      →[印刷]で、ダウンロードできます。


【プログラム概要】 一部予定、敬称略


■平成25年8月31日(土) 飯島文化館 大ホール 参加人数500名 参加費無料

9:30 ~《開会の辞》趣旨説明 NPO法人天竜川ゆめ会議 代表理事 福澤 浩
9:40 ~《共催団体御礼》 飯島町長 高坂宗昭
9:50 ~ バス乗車 
10:00 ~《エクスカーション》 現場見学
      ・太田切川床固工群整備のその後
      ・上穂沢川多自然型川づくり  
      ・与田切川床固工群整備・21世紀の森と水
12:00 ~《昼食》 各自
12:50 ~《基調講演1》「治水・防災における源流の役割」
                  高橋 裕(東京大学名誉教授)
13:40 ~《基調講演2》「重厚長大から生活優先へ」
                  河村 忠男(元土木学会企画広報室長)
14:30 ~《河川環境と防災》
                  コーディネーター:平松 晋也(信州大学農学部教授) 
   ○取組み報告
   ①「18災害から思う地域防災」 平山直子 (伊那ケーブルテレビジョン)
   ②「木曽川水系の河川環境保全と防災」有澤俊治(多治見砂防国道事務所)
   ③「土木遺産の保存と伝承」 加藤輝和(牛伏寺川砂防史研究会)
   ④「長野県の河川環境保全と防災」 長野県建設部
   ⑤「源流諏訪湖の環境回復に向けて」下諏訪町諏訪湖浄化推進協議会 
16:00 ~《河川環境と防災》コーディネーター:平松 晋也(信州大学農学部教授)
 ○検証と討論 ~ 環境と防災 ~
16:30 ~《表彰》私の大好きな水辺の風景写真コンテスト
   飯田市長賞、岡谷市長賞、伊那市長賞、駒ヶ根市長賞、飯島町長賞、中川村長賞、宮田村長賞、カメラのキタムラ賞、他
16:55 ~《総評》天竜川上流河川事務所所長 中谷 洋明
17:05 ~《謝辞・閉会の辞》 NPO法人天竜川ゆめ会議 副代表理事 吉川 篤
17:10 ~ 閉会
17:30 ~ 懇親会受付 
18:00 ~ 懇親会開会

■平成25年 9月 1日(日) 飯島文化館 小ホール 参加人数80名 参加費500円
 ※テキストとして、「多自然川づくりポイントブックⅢ」を使用します。当日、会場にお持ち下さい。


9:00  《開 場》
9:30 ~《開会の辞》趣旨説明
9:40 ~《講座1》「天竜川の汚れは誰のせい?」
                 沖野 外輝夫(信州大学名誉教授)
10:40 ~《講座2》「いい川づくりに向けた市民活動の変遷」
                 山道省三(全国水環境交流会)
11:40 ~ 昼食
12:45 ~《講座3》「河川砂防基準の改定と今後の河川技術の展開」
                 藤田光一(国土技術政策総合研究所)
13:30 ~《事例報告と討論》コーディネーター:吉村 伸一
   1)事例報告
    ①「多自然川づくりの全国事例の検証」(多自然川づくり研究会) 吉村 伸一
    ②「長野県の川づくりの取組み事例1」(国土交通省)
    ③「長野県の川づくりの取組み事例2」(長野県)
    ④「飯島いいものつくろう会の活動」(飯島いいものつくろう会)
   2)事例の検証と討論
15:45 ~《総評》多自然川づくり研究会 吉村 伸一
15:50 ~《謝辞・閉会の辞》
16:00 ~ 解散 

【主催・共催・後援】
□主催:特定非営利活動法人天竜川ゆめ会議/NPO法人全国水環境交流会
□共催:(予定)
飯島町/飯島町教育委員会/長野県/長野県治水砂防協会
/下諏訪町諏訪湖浄化推進連絡協議会/ (一社)長野県建設業協会/(一社)長野県測量設計業協会
/(一社)長野県南部防災対策協議会/(一社)南信防災情報協議会
/(一社) 建設コンサルタンツ協会関東支部長野地域委員会

【問合せ先】
 特定非営利活動法人天竜川ゆめ会議 事務局 Tel 0265-83-7744 Fax 0265-83-7745
 長野県駒ヶ根市赤穂14616-67 ㈱緑地計画内  福澤・倉田

※当シンポジウム参加者には、測量系CPD(5.5P 7P)・建設コンサルタント系CPD(5.5P 7P)・施工管理技士会CPDS(5.5P 7P)を付与予定。

※この事業は、長野県元気づくり支援金、河川整備基金の助成を受けて運営します。申込み用紙

■■ 天竜川流域侵略植物駆除7.28大作戦 全会場終了 ■■

 7月7日の飯田会場を皮切りに、13日宮田会場、14日高森会場、27日岡谷会場・南箕輪会場、そして本日28日に辰野会場・駒ヶ根会場・中川会場が終了し全会場が事故無く無事終了しました。各会場に御参加頂きました皆様に厚くお礼申し上げます。

中川開会.jpg     中川状況.jpg
 駒ヶ根会場20名、中川会場18名と人数は少なめでしたが地元建設会社職員、行政関係者、地区住民の熱い想いをお持ちの参加者により駆除作業を行いました。

駒ヶ根2.jpg     駒ヶ根.jpg
 辰野会場の報告は未着ですが、随時ホームページに状況はアップさせて頂きます。

芽生え.jpg これで、本年度の『天竜川流域侵略植物駆除大作戦』は終了となります。しかし、今回の駆除作業でアレチウリをはじめとする特定外来植物が除去された訳ではありません。

    《アレチウリ駆除4つの実践》
     ◎大きくならない、小さなうちに抜き取る
     ◎タネを結実するお盆前に駆除する
     ◎1年に数回抜き取る
     ◎完全に芽が出なくなるまで駆除を続ける
 『私たちの郷土の景観を住民自らの手で保全しましょう。』


※一連の『天竜川流域侵略植物駆除7.28大作戦』は、長野県地域発元気づくり支援金の助成を受けて実施しました。


■■ 天竜川流域侵略植物駆除7.28大作戦 南箕輪・岡谷会場が終了 ■■

【7/27 南箕輪会場の風景】 ※映像をクリックすると大きくなります。
 7月27日(土)朝5時30分。参加者でごった返す南箕輪会場の受付はすでにパニック状態でした。

南箕輪受付.jpg     南箕輪副村長.jpg
 早朝から村内各地の自治会を中心に、参加者が受付に殺到しました。受付が済んだ参加者には、天竜川上流河川事務所より保護具の「ゴム手袋」が支給されました。原副村長からの挨拶は、早朝からの作業へのお礼と、地域住民自ら地域の環境を守る大切さが述べられました。続いて、天竜川ゆめ会議福澤代表理事からは、アレチウリの侵入ルートと特定外来植物駆除の意義が述べられて作業が開始されました。
 作業は、アレチウリ駆除班と河川清掃班に分かれて実施。総数190余名の参加者によって、天竜川や支川の大泉川はすっかりきれいになりました。

【7/27 岡谷会場の風景】
 今年の岡谷会場は、諏訪湖に面した岡谷南部中学校の生徒会の皆さんと事前に調整をとりながら同日開催で企画を進めてきました。『生徒会、PTAそして地域の自治会が一体となった地域貢献』を目指して早朝から作業が開始されました。

岡谷南部中アレチウリ(岡谷市民)bw.jpg     南中.jpg
 当会場は、参加総数500名を超える規模の開催となりました。諏訪湖釜口水門周辺に集合する南中生、夏休み初日で少し眠たそうです。

小口さん.jpg     岡谷駆除.jpg
 アレチウリ駆除について説明する岡谷市役所小口さんの説明にも熱が入ります。駆除作業は参加者の怪我も無く9時頃には終了し解散しました。

 各会場にご参加頂きました皆様方に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

      (文責:南箕輪会場実行委員長 堀始春、岡谷会場実行委員長 菰田靖子)

■■ アカウミガメ放流ツアー参加者募集中!! ■■  ~天竜川河口遠州灘を訪ねて~

【目的】
兄弟2.jpg 危険を顧みず、一心に海を目指すアカウミガメノ赤ちゃんガメ。波に何度も何度も押し戻されながらも、懸命に沖を目指して泳ごうとする子ガメを見ていると、いったい何がそうさせているのだろうと考えさせられます。彼らは、生まれた時から生き抜くためには懸命でなければならないと知っているのです。懸命であるがゆえに、その光景は私たちに感動を与えてくれます。
 天竜川下流部の遠州灘で今、何が起こっているのか。産卵に来るアカウミガメ達の危険、さらに産卵場所になっている砂浜の海岸侵食。小さな動物達の営みに危険を与えてしまった人間の生活、ついには自分たち自身の生活圏を脅かすこととなった海岸侵食の事実を見聞し、下流に暮らし活動を続けている人々との交流を通して、天竜川上流部に住まうものの態度と行動を模索することを目的とします。


【開催日時】
  放流ツアー  平成25年 9月15日(日) 午前7:30 ~ 午後8:30頃
   ※雨天が懸念される場合は14日に倉田事務局長の判断で中止します。
    道路事情により帰省時間に遅れが生ずる場合があります。御了承下さい。

【実施内容】放カメ.jpg
  a)日 程: ~天竜川河口の遠州灘を訪ねて~
     7:30 岡谷IC    ①号車出発
     8:00 伊那IC   ①号車乗車
     8:20 昭和伊南病院 ②号車出発
     8:30 松川IC   ②号車乗車
     8:50 飯田IC   ①号車乗車
     9:40 恵那SAで休憩、出発。
         ・本日の予定説明。名札作成。
         ・“恒例、天竜川カルトクイズ”
    11:30 天竜川河口到着(磐田市側左岸)
         ・天竜川と遠州灘の現状を見学
    12:10 竜洋昆虫自然観察公園到着
         ・昼食(各自お弁当を用意してください。)
     13:00 竜洋昆虫自然観察公園で環境学習会。
    14:30 バス移動。中田島砂丘へ。
    15:00 アカウミガメ生態勉強会(サンクチュアリネイチャーセンター:予定)
    16:00 アカウミガメの赤ちゃん放流
    16:30 遠州灘出発。
    18:30 途中恵那SAで夕食。(各自) 
    19:30 飯田・松川・駒ヶ根・伊那 随時解散。
    20:30 岡谷解散。

  b)持 ち 物: お弁当、筆記用具、帽子、タオル。(着替え)
          必要な人は、水筒、間食・おかし、お小遣い等持参。

  c)食  事: 昼食は各自でお弁当の用意。(昼食のためのSA停車はしません。)
           夕食は、各自負担で高速道路サービスエリアで取ります。
           ※車中用のお茶、簡単なお菓子は「天竜川ゆめ会議」が用意します。

  d)事務局準備品: お菓子、お茶、カルトクイズ用クリップボードと筆記具、回答用紙、景品etc.

  e)その他: 事前申込は 9月8日(日)まで。
         ※参加者住所、氏名、年齢、連絡先電話(FAX)番号を記入して、
          必ずFAXで事務局宛にお申込下さい。
         ※個人データは、今回のツアーのみに使用します。
  
    事務局:駒ヶ根市赤穂14616-67 ㈱緑地計画内
       Tel 0265-83-7744 Fax 0265-83-7745  事務局担当 福澤


    ※当企画のチラシは、ホームページ上部タグ[アルバム]→[リーフレット]→[アカウミガメ放流ツアー]
     →クリック!→クリック!→[ファイル]→[印刷]で、出力できます。


【募集人数】
  小学校3年生以上80名。引率者付きのグループによる参加が条件となります。
  事前予約必要です。先着順定員になり次第終了。御不明な点は、事務局までお問合せ下さい。

【参加費】   
  大人¥4,000 中学生以下¥3,000円(交通費、放流費、保険代)
  ※当日、バス車中で集金いたします。出来るだけ御釣りの無いように御用意下さい。

【主 催】 特定非営利活動法人 天竜川ゆめ会議

□学生ボランティア募集!□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
   ★ツアーに同行可能な学生ボランティアを募集中です。
    お手伝いいただけるボランティアの方は事務局まで御連絡下さい。



■■ アレチウリ駆除・高森会場無事終了 ■■

 去る7月14日、早朝6時から行われた『天竜川流域侵略植物駆除7.28大作戦』高森会場駆除作業は終了しました。3連休の中日に、早朝からご参加いただきました地域の皆様に感謝申し上げます。

s-NCM_0137.jpg     s-NCM_0141.jpg
 当会場で約50名の方々が参加されました。幸い天候は曇だったために暑さに対しては多少楽でしたが、ツルを延ばしたアレチウリの駆除作業にはだいぶてこずりました。皆さん汗だくで黙々と駆除作業を行なっていました。

画像 高森町では、同規模の会場が他に2会場あります。他の会場も大盛会だったようです。全町をあげての河川清掃と自然環境保護活動が定着しつつあるように感じました。
 また、今年から試行で、アレチウリ駆除の他、護岸のオオキンケイギク駆除も行われてました。
 作業を終えて堤防を振り返ったとき、”高森町を流れる天竜川の風景がいつまでも心癒される空間であって欲しい”と感じたのは私だけではなかったはずです。                     文責:実行委員長 橋爪

■■ 第3回わたしの大好きな水辺の写真コンテスト作品募集開始!■■

画像 私どもがその実現を目指す『天竜川みらい計画』では、“環境”の4項に景観として、
“豊かな自然を大切にし、伊那谷の特性を生かした景観を創出する天竜川”としてまとめられ、
  ○アルプスや渓谷の美しさを大切にした景観の創出
  ○四季おりおりの自然に誘われ、誰でも行きたくなるような川
  ○自然回復力による景観の再生
の3項目が天竜川みらい方針として提言されています。

 天竜川ゆめ会議では、多くの市民が天竜川に興味を持ちカメラのレンズを通して天竜川流域のすばらしい景観を再確認するため、「私の大好きな水辺の風景」をテーマとした写真コンテストを今年も開催致します。自信作の応募をお待ちしています。

■募集作品■
○“天竜川流域の水辺”を象徴する作品で天竜川水系の魅力をPRできる作品
○天竜川流域の支川を含めたそれぞれの大好きな水辺の写真
○水滴、雲、その他、天竜川水系の“水”に関する天竜川らしい写真などの“私たちの宝物である天竜川”を広く全国に紹介できるもの。

■受付期間■
平成25年8月10日(土)まで 当日消印有効

■応募方法■
応募票に必要事項を記載し、作品の裏面に貼付して応募してください。

ホームページ [アルバム] → [わたしの大好きな水辺の風景] → [H25写真データ] → カスタム45%で印刷すると取り出せます。

郵送の場合 長野県駒ケ根市赤穂14616-67 ㈱緑地計画内
特定非営利活動法人 天竜川ゆめ会議写真コンテスト係

■賞・発表■
○賞(予定)  
「グランプリ」  1点 賞状
「準グランプリ」 5点 賞状
「入 選」  10点 賞状
「佳 作」  10点 賞状
○審査発表:入賞者のみに直接連絡します。
 なお、平成25 年8 月31 日に飯島町文化館で開催する『日本の源流シンポジウム』の中で発表・展示・表彰を行います。当日表彰式に参加が無い場合は入賞を取り消す場合があります。

■応募要領・審査■
《応募要領》
○応募作品は、カラープリントA4サイズにプリントしたものとする。
○作品は、フィルム写真の場合は、35mm版以上のポジまたはネガで撮影したもの、デジタルカメラの場合は、600万画素以上で撮影されたものとする。ただし修正加工・合成作品は不可。
いずれも単写真のみとし、規定外のサイズや、台紙、パネルに貼ったものは応募不可。
○応募点数は1人3点まで。
○応募作品は平成22年1月1日以降に撮影した未発表のもので、応募者が一切の著作権を有しているオリジナル作品に限る。
○過去に他のコンテスト等に入賞した作品および他のコンテスト等に応募中や応募予定の作品でないこと。
○肖像権など、応募作品における被写体等の権利者から事前に承諾を得た上で応募してください。
なお、被写体の当人から異議の申し立てがあった場合は、応募者の責任において解決をするものとする。
《審査》
○作品の審査は、主催者及び主催者が委嘱する審査員が行う。
○入選以上は1人1賞。
○入賞作品については、審査終了後、入賞者には通知するので、応募作品の原版(ネガ、ポジ(デュープ不可))にサービスプリント1枚をつけて期限までに提出すること。原版の提出又は連絡が無い場合は、入賞を取り消すことがある。ポジ・ネガで提出する場合で、事情により原版の返却を希望する方は、その旨を明記して、返信用封筒を同封すること。主催者の使用及び複製が終了後に返却する。なお原版が返却された後も、作品の著作権(複製・展示・貸与・二次的著作物の創作等に関する財産権としての著作権)は主催者に帰属するものとする。原版がデジタルデータの場合はCD-Rなどに書き込みしてサービスプリント1枚をつけて提出するものとする。
○入賞作品は、天竜川流域の風景展や全国への情報発信のため製作するパンフレット、ウェブサイト等に使用するほか、天竜川ゆめ会議が承認した官公庁、旅行代理店、広告代理店、出版社等に貸し出しする場合がある。なお、使用する際に、撮影者の氏名は表示しない。
○応募作品の返却はしない。また、審査に対する不服は一切受け付けない。

■主催・後援■(予定)
○主催:特定非営利活動法人 天竜川ゆめ会議
○後援依頼団体:国土交通省天竜川上流河川事務所、天竜川ダム統合管理事務所、三峰川総合開発工事事務所、長野県、飯田市、伊那市、駒ヶ根市、駒ヶ根市教育委員会、飯島町、中川村、、宮田村、長野日報社、新建新聞社、カメラのキタムラ駒ヶ根店

■お問い合わせ■
天竜川ゆめ会議事務局 電話:0265-83-7744 担当 福澤

■■ アレチウリ駆除・飯田会場無事終了■■

 昨日の東海地方梅雨明け宣言。今日は早朝からグングン気温が上がり、会場のかわらんべ周辺は8時には25℃近くまで達しました。9時に集合した参加者の皆さんは10時半頃までアレチウリ駆除と堤防除草に汗を流しました。かわらんべ、飯田市、地区自治会の皆さんと同時開催となった今年の飯田地区の『天竜川流域侵略植物駆除7.28大作戦』は、100余名の参加者に事故も無く無事終了しました。ご参加いただいた皆様、本当にお疲れ様でした。会場の様子を少しお伝えします。



※写真をクリックすると拡大します。

IMG_4451a.jpg 御存知の通り、温暖な飯田地区ではすでにアレチウリはマント状になって周辺の樹木を覆い尽くしています。その下は、日光がさえぎられて真っ暗です。アレチウリの下には植物はありません。





IMG_4462a.jpg 堤防の法面、河川敷といたるところにアレチウリだらけです。飯田地区では、いったん表面のアレチウリをはがし、その下の根を抜く方法です。また、あまりに繁茂がひどい箇所は、ビーバーで伐採して、後日小さな芽と根を抜き去る方法を採用しているようです。




IMG_4468a.jpg きれいになった会場で集合写真の撮影です。はがしたアレチウリの茎や葉をポールの位置に集積します。いくら取ってもとりきれません。でも、参加していただいた皆さんはそれなりに成果を感じてくださったと思います。
 後は各地区に戻って、自分の身の回りでアレチウリを発見したらできるだけ早く速やかに駆除していただく事が大切だと思います。
どうぞ、御協力をお願いいたします。
吉川実行委員長様、お疲れ様でした。


画像 おまけ。せっかくここまで来たんだからこの写真は必要ですよね。昨晩からの雨で水は濁っていますが、
  「ツツジ橋から龍峡亭を望む。」 パチッ!

 この景色をいつまでも引き継ぎたいですね。



 さて、今週末の13日は宮田会場、14日は高森会場で開催です。
皆様、最寄の会場へご参加下さい。





■■信州”いい川”づくり技術研修会大盛況で終了■■

 平成25年1月24日(木)に、大雪の名残でまだ周辺は真っ白な『飯島町文化館』の小ホールにおいて、日本の多くの“源流”を有する“長野県の川づくりのあり方”を研究し、川づくりに関わる行政・民間の技術者のスキルアップを目指して、「信州“いい川”づくり技術研修会」が開催されました。

 参加した120名の内訳は、行政関係者、測量・設計コンサルタント、施工業者がほぼ1/3ずつ。それに一般参加者として、河川環境に興味のある高校生や社会人の参加もありました。行政関係者では、長野県庁河川課をはじめ、地元建設事務所、佐久、千曲、奈良井などの遠方の建設事務所からの参加も見られました。国土交通省の参加者は、地元天竜川上流河川事務所の他に、本省河川環境課、中部地方整備局、北陸地方整備局からもご参加頂きました。

画像 最初の講座では、東京大学名誉教授の玉井信行先生から、『応用生態工学と河川について考える』という題目で、「応用生態工学とは?」から、河川生態学術研究会の活動、自然と人間活動の関連性などについて講義がありました。
 また、川の三大自然特性として①自然現象による攪乱と更新②縦断方向・横断方向の連続性③河床形態の多様性をあげ、河川の動的特性が保持され、生息域の物理的状態が多様であれば、生物的な多様性を期待できるとしました。

沖野先生.jpg 続いて、信州大学名誉教授の沖野外輝夫先生から、『洪水がつくる川の自然』と題して、先生が学生と一緒に千曲川をフィールドに実施した河川生態学術研究の成果を踏まえて、河川の自然の仕組み、千曲川本来の環境を取り戻すために役立つ河道掘削の方法検討などが述べられました。先生方の講座に、参加者は盛んにメモを取りながら真剣に聞き入っていました。


萱場さん.jpg 多自然川づくりポイントブック編集をおこなった「多自然川づくり研究会」のメンバーでもある土木研究所の萱場祐一さんからは、多自然川づくりの経緯から基本的な構造についての講義があり、具体的に河岸・水際部の計画・設計のポイントとして
 ●河岸・水際部の計画設計フローの提示
 ●不必要な護岸は配置しない
 ●護岸は立てて控え、河岸と護岸を分ける
 ●護岸が露出時には環境機能を確保する
といった説明がありました。また、護岸が露出する場合の明度・彩度についての留意点が説明されました。

 パネルディスカッションに先立って、岐阜県県土整備部河川課 松本主査から“清流”岐阜県の多自然川づくりの取り組みの中から、「自然共生川づくり勉強会」「ベストリバー事業」「魚道の点検と維持管理方法」などについて説明がありました。

 長野県の川づくりの取組み事例として天竜川上流河川事務所工務課 矢澤課長から、市民団体等との連携による河川環境保全や天竜川自然再生事業の様子、アユ等魚類の生息環境に配慮した『河床復元マニュアル』の説明がありました。

 続いて、長野県建設部河川課 鎌田課長から、長野県としての多自然川づくりの取り組みを、農具川、求女川、女鳥羽川、上穂沢川等を例として説明がありました。また、最近の話題として「信州のいい川づくり」モデル事業の進行状況の説明がされました。

松本さん.jpg 後半の会場全体で討論したパネルディスカッションは、河川環境課 藤井専門官も加わり、「多自然川づくり研究会」の吉村伸一さんの絶妙なトークで会場は大盛り上がりでした。竹墨を製作している参加者からは、「水質改善に工夫が出来ないか。」などの意見。天竜川漁協からは、アユの収量が減っている現状や、三峰川上流部の荒れた状況の改善を河川管理者に求める声が上がりました。

鎌田課長.jpg 高校生からはパネラーの方々に、「僕たちは川に行って遊ぶことは悪いことだと教わってきた。川で遊んだことのない人たちが多くいる現状で、どうやっていい川をづくり上げていくつもりなのか。」などの厳しい質問も飛び出しました。



小林課長.jpg 施工業者、設計コンサルタントから、設計時の積算の方法についての心配、施工時の出来形管理の方法についての話題が持ち上がると、パネラーのみでなく会場の行政担当者が、それぞれの分野で発注者側の考え方を解答する場面もありました。



 最後に、多自然川づくり研究会の吉村さんの経験事例を用いた、「この川、どうやったらいい川になる?」の質問は、会場全体に投げかけられ参加者が持論を展開しました。3面張りのコンクリート水路を撤去して、周辺全体に植樹して公園のような雰囲気に作りかえる。鋼矢板が連続しフェンスで囲われた都市河川の改修を、用地を充分に確保して子供たちが遊べる川を取り戻した事例などが述べられました。

写真をクリックすると大きくなります。
いたち川3.jpg
画像
 吉村さんは、「最後は、川づくりに関わる人々の熱意とセンスが試される。“いい川”を作るんだ、という強い信念を持って事にあたれば、それは実現するはずです。」と締めくくりました。

 天竜川ゆめ会議では、「いい川づくり」に関するこのような具体的な技術研修企画を、今後も継続的に開催する予定です。地元の技術者のみでなく、一般市民も含めて多くの人々が“川づくり”に興味を持ち、議論することが必要です。そして、天竜川を中心とした伊那谷全体のすばらしい河川環境が次世代に引き継がれて行くことが望まれます。


●第8回 天竜川流域侵略植物駆除大作戦“冬の陣”開催

 天竜川の冬の風物詩として定着しつつある「天竜川流域侵略植物駆除大作戦“冬の陣”」を今年度も開催します。昨年は、参加予約者は60余名でした。寒い時期ですが天竜川の景観を守る活動にご協力ください。
 今年は駒ヶ根市太田切川合流地点右岸西駒郷周辺の堤防の支障木の伐採を、下記の日程で開催します。

         記

日 時:平成25年2月3日(日) 9:00集合・16:00解散
場 所:駒ヶ根市太田切合流地点右岸
持ち物:ヘルメット、ノコギリ、ナタ、カマ、チェーンソー、手袋、昼食、飲み物
作業内容:①柳、ハリエンジュ等の樹木伐採
       ②伐採木の搬出(薪の必要な方はお持ち帰りください)
       ③枝葉の片付け

事前申込:所定の申し込み用紙に氏名住所等を記載の上、FAXで事務局にお申し込みください。

申込用紙はこちらからダウンロードできます。参加申込書 FAX 0265-83-7745
 こちらの申込用紙をA4に出力して必要事項を記入の上、事務局までFAX願います。
 (その他、申込用紙は駒ヶ根市役所、駒ヶ根市赤穂公民館、駒ヶ根市東伊那支所にもあります。)

注:保護具の無い方、事前申し込みの無い方は保険加入ができないためお断りすることがあります。
  また、当日運搬補助機械費・傷害保険加入費として車1台に付500円をご用意ください。


※この事業は、長野県元気づくり支援金の助成を受けて実施しています。

■■ 信州”いい川”づくり技術研修会 ■■ 多自然川づくり ~その技術と推進の仕組み~

 平成18年10月に示された「多自然川づくり基本指針」を受け、「多自然川づくり研究会」(座長:島谷幸宏)は、川づくりの考え方、計画、施工に関する技術等を示した「多自然川づくりポイントブック(Ⅰ~Ⅲ)を作成してきました。また、平成19年から24年まで東京において公開型研修会を年1回開催してきました。その過程の中で、各地の河川特性を考慮した魅力ある川づくりを進めるため地域研修の要請が高まりました。本研修会は日本の多くの“源流”を有する“長野県の川づくりのあり方”を、川づくりに関わる行政・民間の技術者のスキルアップを目指して開催するものです。また、今まで川づくりに関して参加することの少なかった市民・住民の方々の参加も求め、会場全体で議論しながら研修を行う公開型ワークショップ方式の研修としたいと考えています。

【日時・会場】
 □日時:平成25年1月24日(木) 9:30開場  10:00開会 16:00解散
 □場所:飯島町文化館 小ホール 電話0265-86-3111(代)
 □対象:行政、設計・施工事業者の川づくり担当者、研究者、市民・住民で川づくりに関心の高い方
「多自然川づくりポイントブックⅢ」(2,500円)を、研修時に使用します。
 すでにお持ちの方は当日持参してください。(お持ちで無い方は申込時に事前販売致します。)

【プログラム概要】 一部予定、敬称略
 10:00 ~《開会の辞》趣旨説明 NPO法人全国水環境交流会 代表理事 山道 省三
 10:10 ~《講座1》「応用生態工学と河川について考える」 玉井 信行(東京大学名誉教授)  
 11:00 ~《講座2》「洪水がつくる川の自然」  沖野 外輝夫(信州大学名誉教授)
 11:50 ~ 昼食
 12:45 ~《講座》「景観、生物生息環境づくりを考慮した施工材、施工法について」
          萱場 祐一(独立行政法人土木研究所)
 13:30 ~《事例報告と討論》コーディネーター:吉村 伸一   1)事例報告
     ①「多自然川づくりの全国事例の検証」吉村 伸一(多自然川づくり研究会)
     ②「“清流の国ぎふ”の川づくり事例」 松本 省吾(岐阜県県土整備部河川課)
     ③「長野県の川づくりの取組み事例1」 矢澤 聖一(天竜川上流河川事務所工務課)
     ④「長野県の川づくりの取組み事例2」 鎌田 朝秀(長野県建設部河川課)
   2)事例の検証と討論
 15:45 ~《総評》多自然川づくり研究会 吉村 伸一
 15:50 ~《謝辞・閉会の辞》 NPO法人天竜川ゆめ会議 代表理事 福澤 浩
 16:00 ~ 解散 

【参加費・参加人数】
 □参加費:無料
 □参加定員 80名(先着順:定員に達した場合は御容赦下さい。)
  ※事前申し込みが必要となります。必ず、事前申し込みをお願いします。 定員に達しましたので、募集を終了します。

【主催・共催・後援】
 □主催:NPO法人全国水環境交流会/特定非営利活動法人天竜川ゆめ会議
 □共催:(予定)
  長野県/飯島町/応用生態工学会長野/(社) 建設コンサルタンツ協会関東支部長野地域委員会/(一社)長野県測量設計業協会
 □後援:(予定)
  国土交通省中部地方整備局/国土交通省北陸地方整備局/(社)長野県建設業協会/(一社)長野県南部防災対策協議会
  /(一社)南信防災情報協議会/天竜川漁業組合/信濃毎日新聞社/中日新聞社/長野日報社/市民新聞グループ
  /新建新聞社/㈱エコーシティー・駒ケ岳/長野県河川協会

【申込み方法】
 [アルバム]→[参加申込書]→[信州”いい川”づくり研修会]をA4サイズに印刷し、必要事項を記入の上 ファクシミリで事務局までお申込下さい。

 ■当研修会は、施工管理技士会CPDS、測量系・設計系CPDの認定を受けています。
 ■当研修会は、平成24年度河川整備基金助成事業の助成を受けて企画しています。

 大勢の皆様のご参加をお待ちしております。

■■第8回通常総会無事終了■■

 平成24年12月8日(日)、駒ヶ根市駅前アルパ3F小会議室
において、特定非営利活動法人天竜川ゆめ会議 定款第24条に基づく『第8回定期総会』が38名の出席のもと開催されました。
 議案の、第7期活動報告と会計報告、第8期役員の重任、第8期活動計画と予算案は賛成多数で無事承認されました。

【第8期(2013年)活動計画】(予定)
 1月24日 信州“いい川”づくり技術研修会(飯島町文化館)
 2月 5日 第8回天竜川流域侵略植物駆除“冬の陣”実施(駒ヶ根市)
 5月12日 日本の源流シンポジム(仮称)(駒ヶ根市)
 7月28日 天竜川流域有害帰化植物駆除7.28大作戦実施(天竜川流域)
 9月 8日 遠州灘ウミガメ放流ツアー開催(磐田市・浜松市)
12月15日 NPO法人第9回通常総会開催(駒ヶ根市)

 このほか、8月~10月 中川村ヤナ当番、
  ・第5次長野県水環境保全総合計画策定委員会出席
  ・砂防フィールドミュージアム観光部会参加
  ・松尾・下久堅地区鵞流峡検討委員会に出席
  ・美和ダム、高遠ダム水源地協議会・幹事会出席 など、
天竜川流域の川づくりに関わって参ります。
 
 活動計画の詳細は、[アルバム]→[リーフレット]でご覧下さい。

 今後とも、天竜川ゆめ会議の活動への皆様の御理解と御協力を、お願いいたします。


■■ 天竜川流域侵略植物駆除7.29大作戦 ■■


◆本日統一行動日、岡谷、辰野、駒ヶ根、中川、飯田各会場終了


IMG_2006a.jpg
 平成14年ころから、天竜川河畔に繁茂するアレチウリの対策について気になりながらなかなか手が出せず、平成16年8月1日にはじめて『侵略植物駆除8.1大作戦』を辰野、駒ヶ根、高森、飯田会場で実施しました。当時は、今ほどアレチウリの存在が一般市民の皆さんに周知されていないこともあって、沿道を通る方々が夏の最中に河原に入って汗だくになって駆除作業をしている私たち天竜川ゆめ会議の会員を、怪訝そうな眼差しで見ていたことが思い出されます。
 あれからほぼ10年。天竜川ゆめ会議が主催する会場も、岡谷から飯田まで8会場に増えました。駆除作業に参加いただいたボランティアの数も、延べで約5000名を越しました。
 普段の生活の中ではなかなか行くことのない天竜川河畔かもしれませんが、久しぶりにアレチウリを駆除されてさっぱりした川面になった天竜川を見ると、ご参加いただいた皆様も爽やかな気分になるのではないでしょうか。

 本当の「治水」は、川をよく観察すること、「知水」であるというお話があります。平常の川をよく観察することによって、川の異常時にいち早く気がつき避難することが出来るとしています。なるほど、普段の川の顔色が分かっていれば水の色であったり、水量であったり、音であったり、何らかの変化に気がつくはずです。そのような微妙な川の変化を見逃さないためにも日頃から川に足を運んでみるのはいかがでしょうか。アレチウリの駆除作業は暑いばかりで楽しくはありませんが、平常時の川の顔色を見に来たついでにゴミ拾いとアレチウリ駆除をしてみていただきたいと思います。
 東日本大震災以降、「環境」を切り口に活動してきた私共ですが、その活動の方向性のなかにこの頃「防災」というものがチラチラと見えています。

 この「天竜川流域侵略植物駆除大作戦」の真の目的は、流域の住民ひとりひとりが「後世に誇れる天竜川を創造して行かなければいけないこと」に気づくことにあります。有史以来、私達天竜川流域住民は天竜川から災害という恐怖よりはるかに多くの大きな恩恵を授かって来ました。恵まれた現代社会において、私達の中でその存在が意識から希薄になりつつある“私達の大切な宝物である天竜川”に人が集い、共に作業することによって天竜川に対する意識を少しでも高揚することができたならば、この企画は成功といえるでしょう。さらに、このような作業を継続することによって、天竜川を介し流域の住民や行政関係者の一人一人が協力し合って、すばらしい郷土を作り上げていこうとする気運がなお一層盛り上がれば、私たちの目指す「天竜川みらい計画」の実現は叶うと信じています。

 末筆になりましたが、早朝から駆除作業にご協力頂きました皆様に厚くお礼を申し上げます。お疲れさまでした。ありがとうございました。


■■ 各会場からの連絡 ■■

◆宮田会場無事終了しました

副村長あいさつ.jpg
 早朝、7時15分に大久保橋西詰に区の皆様、国土交通省・長野県・宮田村・ゆめ会議あわせて約50名の参加者が集合しました。天竜川ゆめ会議の司会進行で開会式が行われ、河川清掃とアレチウリの駆除作業が行なわれました。
 開会式で副村長からは、地域の環境は地域の皆さんの自主的な活動が大切であり、すばらしいふるさとの景観を地域で守っていきましょうと挨拶がありました。
 昨晩の雨で天竜川が増水していたために河道内のゴミ拾いは水際までしか出来ませんでしたが、やはり漂着ゴミは目につきました。アレチウリも昨年集中的に駆除した箇所では減少しましたが、荒廃した農地にはびっしりと繁茂しています。また、霞堤の内側にも繁殖が確認されました。アレチウリ.jpg

 今後も継続して地域の皆様との地道な駆除活動が必要だと感じました。御参加いただきました皆様に感謝いたします。


                  報告:天竜川ゆめ会議 宮田会場実行委員長 代田竜介



◆諏訪湖のヒシ駆除終了しました
諏訪湖ヒシ.jpg
 岡谷市主催のヒシとりにあわせて、アレチウリの除去作業もおこなわれ天竜川ゆめ会議の案内で湖岸に生えるアレチウリを、抜き取りました。
 また、29日の侵略植物駆除の宣伝もさせていただきました。

 29日は、集合場所は同じですが、27日に下見して、少し下流のほうに移動するかもしれません。岡谷会場での駆除作業に御協力いただける皆様、29日にはよろしくおねがいします。


                   報告:天竜川ゆめ会議 岡谷会場実行委員長  菰田靖子


■■残念!!南箕輪会場作業中止■■

KC380002A.jpg 昨晩から続く豪雨で釜口水門の放流量が増えました。天気は快方に向かっているのですが、水量増加による作業の安全性を考慮して残念ながら南箕輪役場の判断で、本日の作業は中止となりました。
 予備日が設定してなかったために、南箕輪会場での全体作業は今年は行いません。後は、各地区でアレチウリの駆除作業をお願いすることになります。地区の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。



                                                ※写真は平成22年度の南箕輪会場の様子です。
  《アレチウリ駆除4か条》
   ●タネをつける前に抜き取る
   ●出来るだけ小さいうちに抜き取る
   ●1年に数回抜き取る
   ●アレチウリが現れなくなるまで続ける

  私たちの郷土の景観と自然環境を、住民自ら保全しましょう。

■■高森会場無事終了■■

高森会場.jpg
 橋爪副代表理事から高森会場の様子の報告がありました。無事、先陣を切って終了のようです。

 天竜川流域侵略植物駆除本日より開始!!
NPO法人天竜川ゆめ会議では天竜川流域にはびこる侵略植物アレチウリを駆除活動を行っています。

 写真は本日開催された高森町での様子です。

 このあと、天竜川上流域では各地でアレチウリ駆除作業が開催されます。天竜川の環境を守るために最寄の会場で御協力下さい。


■■天竜川流域侵略植物駆除7.29大作戦■■

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【目的】

 近年猛威を振るって日本古来の在来種を淘汰し天竜川流域の自然環境に脅威を与える『侵略植物の駆除』を流域全体で統一して行い、自然環境の回復を目指します。さらに、流域住民全体の”大切な宝物”である天竜川に住民が集い、天竜川のすばらしさを再認識する機会としたいと考えています。
 ただし、本年も駆除対象をアレチウリに限定して実施します。

【開催日時】

 平成24年 7月29日 (日) 午前7:00 ~ 午前10:00頃 (小雨決行)
 長野県全県統一行動日(長野県環境部水大気環境課と調整中)

   ※各会場の都合により実施日時・時間が変更される場合があります。

【実施場所】

 ●岡谷会場:岡谷市川岸 地区担当:菰田監事
      (天竜川右岸側の釜口水門前湖畔公園駐車場 集合)

 ●辰野会場:横川川右岸 中央橋~伊那富橋 地区担当:牛丸喜美子、垣内彰
      (中央・サンロード駐車場 集合)

 ●南箕輪会場:大泉川合流点 7月14日(土)5時50分~ 地区担当:堀始春
      ((株)アイゼット駐車場集合)

 ●宮田会場:大久保地区 7月21日(土)7時15分~   地区担当:代田理事
      (大久保橋西詰 集合)

 ●駒ヶ根会場:新宮川合流点 地区担当:倉田事務局長
      (天竜川左岸 水辺の楽校 集合)

 ●中川会場:田島ヤナ場周辺 地区担当:片桐理事
      (中川村チャオ駐車場 集合)

 ●高森会場:新明神橋~座光寺境7月8日(日)6時00分~ 地区担当:橋爪副会長
      (新明神橋下流右岸親水公園集合)

 ●飯田会場:川路地区 天竜川河川敷久米川右岸 地区担当:吉川副会長
      (水神橋下流西側堤防 集合)

【実施日程】  ※会場によって時間帯は異なります。

  7:00am  受付開始
  7:30am  開会式、作業説明、注意事項説明
  8:00am  作業開始
  9:30am  作業終了、閉会式
 10:00am  解散

【注意事項】

 服装は長靴、長袖、長ズボン、帽子、革手袋または作業用ゴム手袋(トゲがあるので軍手は不可)、首にタオル、水筒持参、鎌(持参できる方)等。蜂に注意して色の濃い服装は避ける。

【その他】

 ・事前申込は不要。当日集合場所で受付を行います。
 ・アレチウリ駆除についての説明は各会場で作業前に地区実行委員が行ないます。
 ・参加者にはイベント保険に加入します。(ゆめ会議負担)

 天竜川の環境を守るために、最寄の会場で御協力ください。多くの皆様の御参加をお待ち申し上げます。


■■「わたしの大好きな水辺の風景」写真コンテスト受賞者決定②■■

 第2回『私の大好きな水辺の風景』写真コンテストの受賞者が決定しましたので発表いたします。NPO法人天竜川ゆめ会議では、来年も引き続き『わたしの大好きな水辺の風景』写真コンテストを開催いたします。今回選考にもれた皆様も来年に向けて、素敵な天竜川の風景にカメラを向けて、傑作の撮りためをお願いします。入賞作品は、以下の順番で市町村を巡回展示いたしますので、傑作を是非一度最寄りの会場でご覧下さい。

        ~6月4日 駒ヶ根市役所市民ロビー
  6月 4日~6月18日 飯島町文化館ホワイエ
  6月18日~6月25日 中川村地場センターチャオ
  6月25日~7月 2日 宮田村民会館ロビー
  7月 2日~7月17日 飯田市かわらんべ
  8月 3日~8月 9日 伊那市役所市民ロビー

☆岡谷市長賞 岡谷市 中村 裕一様 「花街道」
 撮影場所:横河川河口
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☆伊那市長賞 伊那市 本名 宣雄様 「至福の時」
 撮影場所:伊那市高遠 高遠ダム湖
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☆宮田村長賞 伊那市 大槻 水香様 「天竜、無限大」
 撮影場所:猿岩水面展望台付近
宮田村長・天竜、夢限大。(大槻水香).jpg

☆駒ヶ根市長賞 宮田村 三澤 美代子様 「朝の静寂」
 撮影場所:駒ヶ根市太田切川
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☆飯島町長賞 駒ヶ根市 カメダリョウ様 「冬の朝」
 撮影場所:中田切川
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☆中川村長賞 駒ヶ根市 池田 豊様 「水辺の桜」
 撮影場所:中川村坂戸峡
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☆飯田市長賞 飯田市 菅沼 春彦様 「泊まり船」
 撮影場所:天竜峡
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☆長野日報賞 駒ヶ根市 小平 佳司様 「よいしょ」
 撮影場所:駒ヶ根市下平
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☆カメラのキタムラ賞 伊那市 小林 兼久様 「立春の日御神渡り」
 撮影場所:諏訪湖(旧六斗川付近)
キタムラ・立春の日御神渡り(小林兼久).jpg

※これらの作品の著作権は「天竜川ゆめ会議」に帰属します。無断使用はご遠慮下さい。

■■ 天竜川ゆめ会議 設立10周年記念フォーラム開催 その5 ■■

■パネルディスカッション ~河川環境と地域防災力の両立~


パネル.jpg パネルディスカッションでは、昨年東北地方を襲った東日本大震災や昨年開催した「シンポジウム 忘れまじ36災害」などで議論された“防災力の向上”と、私達が目指す“河川環境保全”が両立できるかといった視点から、「河川環境」と「地域防災力」という一見対立局にあるような事柄の両立について議論が交わされました。パネリストとして御参加いただいたのは、

 ○国土交通省 水管理・国土保全局 河川環境課 小池課長様
 ○長野県建設部 北村部長様
 ○NPO法人水・環境ネット東北 高橋専務理事様
 ○駒ヶ根市消防団 滝沢消防団長様

といった早々たる面々でした。コーディネーター役の天竜川ゆめ会議福澤代表理事は、緊張した面持ちでパネルディスカッションを進めます。まず最初は、自己紹介も兼ねてそれぞれのお立場から「川づくり」と「防災への取り組み」についてご意見をいただき、議論を深めていきました。

小池課長.jpg 小池課長は、河川環境と防災とは一見対立するように見えるが、現在国土交通省で進めている「多自然川づくり」はその土地の歴史、文化、環境すべてを総括しているものであり、防災という観点も含まれるとご意見を頂きました。また、従来は三面張などで「流れを抑え込む」治水を進めてきたが今後は「変化を許す川づくり」を進めるのが課題であるとご意見を頂きました。


部長.jpg 北村部長からは長野県の取り組みとして、河川、砂防、森林保全全体から“川の恵み”を感じる川づくりを進めている事例が報告されました。また、地元“上穂沢川”の改修工事の際に地元児童による夢の上穂沢川を絵と作文でイメージしてもらい、それにより平面図を作成、代表断面を検討して工事を施工した。完成後は設計のねらい通り、児童が安全に遊べる開放的な河川空間が完成し、児童たちは「自分たちの川」を環境学習の場として利用しているお話がありました。

 高橋専務理事は、水の都仙台では古くから水が大切にされ都市下水整備が早かったこと、水運が発達していたことなどの説明をされました。また、東日本大震災で避難所に非難した方々のために避難所に太陽熱温水器を設置して回った際に、行政との行き違いに苦労したので災害発生後の対策も「防災」として検討するべきとの意見が出されました。

団長2.jpg 滝沢消防団長からは「いい川」の条件として、自然が残っていて子供たちの笑い声が響く川であり災害にも強いとし、自然のままの流れの維持と護岸による安全確保の両立はどちらかが犠牲になる難しさがある 難しいがどんな整備をするのかは皆で知恵を絞るべきであると述べました。

 最後に小池課長から、いい川づくりと災害に強い地域づくりは共通する部分もある。常日頃から対象を見ることを強調。人まかせにせず、感心を持ってできる事をし、次の世代に伝えていく取り組みをしていけば接点は出てくる。平常時から川に関心を持つことで「川の環境」が見えてくる。さらに、敏感に川を感じることが異常時の川をいち早く発見し、それが「防災意識の向上」につながることではないか。河川環境整備を進めることは防災力の向上につながるといえると総括して頂きました。

次回は『私の大好きな水辺の風景写真コンテスト』の報告です。

■■ 天竜川ゆめ会議 設立10周年記念フォーラム開催 その4 ■■

■活動報告 NPO法人天竜川ゆめ会議 副代表理事 橋爪 和也

【天竜川ゆめ会議10年の軌跡】

橋爪さん.jpg 天竜川ゆめ会議橋爪副代表理事からは、天竜川ゆめ会議の設立から時系列で「天竜川ゆめ会議10年の軌跡」として活動内容が発表されました。

 平成12年 天竜川水系河川整備計画原案の作成前の住民の合意形成を目的に、建設省天竜川上流工事事務所(現、国交省天竜川上流河川事務所)と長野県の呼掛けで「天竜川ゆめ会議」が編成される。活動期間:平成12年9月から平成14年3月迄。
住民の総意としてまとめられた「天竜川みらい計画」には、「環境」、「利用」、「治水」、「流域住民の意識」の、それぞれに整備方針を設定される。
 平成14年7月有志が中心になり、「市民団体天竜川ゆめ会議」設立。天竜川みらい計画の実現に向けた具体的な活動を開始する。
 平成18年7月 長野県知事より「特定非営利活動法人」認証。
現在に至る。

○平成15年  
 天竜川みらい計画のその後についての座談会開催。
 天竜川流域の仲間たちのフォーラム開催。
○平成16年
 天竜川流域侵略植物駆除8.1大作戦開催。
 第1回小渋ダム水源地ツアー開催。
 伝統漁法「ヤナ」漁復活プロジェクト開始
○平成17年
 遠州灘アカウミガメ放流 ツアー開催。
 第5回川の日ワークショップに参加、準グランプリ受賞。
 第4回韓国川の日公州大会に参加、活動事例発表。
○平成18年
 天竜川の河畔を考える会開催。
 天竜川流域侵略植物駆除大作戦“冬の陣”開催。
 「花・人・みどりの水源地域活性化大賞」奨励賞受賞。
○平成19年
 第1回天竜川の知識認定試験実施。
 駒ヶ根市より「水防協力団体」認定。
 長野県環境審議会 第4次長野県水環境保全、総合計画策定専門委員会出席
○平成20年
 天竜川河川整備計画(案)検討会議開催
 諏訪湖クリーン祭にブース出展
○平成21年
 天竜川を語る会開催
○平成22年
 第2回いい川・いい川づくりワークショップに参加、準グランプリ受賞。
○平成23年
 日本の″いい川”シンポジウム&研修会参加、活動事例及びパネリストとして発表。
 シンポジウム「忘れまじ36災害」開催。
 第10回韓国川の日蔚山大会に参加、活動事例発表。
○平成24年
天竜川ゆめ会議設立10周年記念フォーラム開催。

 これらの企画ひとつひとつが、会員の皆様には懐かしい思い出として脳裏を過ぎった事と思います。また、会場の参加者の皆様も同様に活動内容を理解していただけたようです。橋爪副代表理事の発表からは、今後の10年に向けての強い意気込みが感じられました。

その5に続きます。

■■ 天竜川ゆめ会議 設立10周年記念フォーラム開催 その3 ■■

■事例報告  

【全国の住民の取組み】 NPO法人全国水環境交流会 代表理事 山道省三様


山道さん.jpg 山道代表理事からは、長い市民活動の経験から時系列で「川」を取り巻く市民活動の動向やキーワードが説明されました。1960年代の「地先の水辺の環境改善運動」による川のゴミ清掃、魚の放流、1970年代の「生き物の復活活動」によるホタル、トンボ、メダカ等の復活、カムバックサーモン等の活動。1980年代の「親水施設整備」によるウォーターフロント整備、各地に市民団体結成の風潮。1990年代の「官民パートナーシップ」協働のまちづくり、水辺整備への市民参加、ダム・河口堰の反対運動、活動団体のNPO法人化。2000年代の「水防災害への参画」阪神淡路大震災、水防協力団体制度、新潟・福井水害、東日本大震災による防災意識の変化。
 そして、2010年代の「川づくりへの市民参加」により川での福祉・教育、川に学ぶ・地域防災への参画、多自然川づくりへの変化への予測が説明されました。

 最後に”いい川づくり”とは、「自然や社会的な災害からの回避」、「豊かな生活や人生の実現」とした結論は、さすが山道代表理事らしいと感じました。


【東北の川づくり】 NPO法人水・環境ネット東北 専務理事 高橋万里子様


高橋さん.jpg 高橋専務理事からは、1993年創立、1999年NPO認証等の、水・環境ネット東北の成り立ちから、その設立趣旨である『様々な立場の多様な人たちが「水」をテーマに自由な意見交流の場づくり』について説明がありました。総合的学習支援、環境学習指導者研修、親子体験自然楽校から、市民活動団体も学校も行政も同じ場を共有して活動を発表する東北の川「川・水環境ワークショップ」等の積極的な活動内容が紹介されました。

 その他にも、広瀬川コラボ事業「地域住民と協働でつくる川づくりの実践」や、東日本大震災の被災地において荒川学会の三井元子さんと一緒に進めている、『つながり・ぬくもりプロジェクト、太陽熱温水器寄贈プログラムの支援』事業によって、停電・燃料不足によりお風呂もシャワーも使えない避難場所、仮設住宅、ボランティア拠点などに太陽熱温水器を設置して太陽熱であたためたお湯を提供している取り組みが報告されました。

 また、昨年12月に被災地石巻で行った@ワールドカフェ:東北の震災後の川や水環境を考えるワークショップ~これからの川づくりの話をしよう~の報告は、被災地の皆さんならではの意見集約に感動しました。
 ・ハード面:想定外の外力に対応する必要性
 ・ノウハウ仕組み:非難表示、避難体制、水門操作、情報伝達、
  役割分担、「結い」の復活、地域の防災リーダー育成が重要
 ・災害を伝える:災害は30年で忘れられる、記憶に残す社会、ハザードマップ作成、
  成功・失敗両方伝える、「車では逃げるな」「海から離れろ」、経験していない過去を学ぶ
 ・地域づくり、川づくりとまちづくり:生活の中での水辺の使い方、住民の合意形成、
  水(海・川)とのかかわりを復興に生かす、市民目線で考えられる川づくり、
  地域に合った土地利用計画の見直し

 高橋さんのお話の根底には、ひとのつながり、地域のつながり、流域のつながり、活動のつながり、ときのつながり。「つながる」大切さが流れているような気がしました。


【多自然川づくりの普及】 岐阜県県土整備部 次長件河川課長 岩﨑福久様
 

岩崎次長.jpg 岩﨑次長からは、「清流の国ぎふ」の実現のために岐阜県が取り組んできた先進的な多自然川づくりの取り組みについて報告がありました。

 岐阜県では、国が進める多自然川づくりに呼応して”いい川づくり”をすすめて来ました。平成2年に国が「多自然型かわづくりの推進」を打ち出すと、平成3年には「多自然型川づくりシンポジウム開始」。平成9年の河川法改正を受けて、平成13年には「自然の水辺復活プロジェクト」に着手。平成18年に国が多自然川づくりレビューに着手すると、多種多様な生物を育む自然豊かで地域が誇れる「自然共生川づくり」を重点的に実施して、「自然の水辺復活プロジェクト」を強力に推進するため、ベストリバー事業を実施。平成19年に「中小河川に関するポイントブック」が刊行されると、「自然共生工法認定制度レビュー」、平成23年「多自然川づくりポイントブックⅢ」の発刊の頃には、「自然共生川づくりの手引き改定作業」を行なうなど国の政策一歩先を行く取組みが行われてきました。 

 中心的な施策である「自然の水辺復活プロジェクト」では、自然と共生した川をつくる、「水みち」の連続性を確保する、清流を学び次世代へ伝える、県民協働による流域活動に参加するとして事業を推進しています。
 また、河川の経験のない技術者でも、自信を持って自然と共生した川づくりの業務を進めていけるように、川づくりの目標設定の手法等をわかりやすく取りまとめた手引書として、平成21年には「岐阜県自然共生川づくりの手引き(案)」を作成し、「川づくりの目標」を明確化、「川づくりの目標」達成のための工法選択が出来るようにサポート、「川を見る目」を養う等の取り組みが説明されました。

 いっぽう、現場での取り組みについては、設計コンサルタント、施工業者、ブロックメーカー、発注者(行政)が、専門家を講師に招いて現場にて一緒に考える。「自然共生川づくり勉強会」の活動内容報告や、自然共生工法を施工するにあたっての出来形管理をどう行うか、使用するブロックの明度・彩度など景観に関する問題提起、現地材料を使用した水際の空隙の確保の研究、保全する河畔林の洪水等への注意喚起など、より具体的な施工業者の立場からの意見も紹介され、大変参考になるご説明を頂きました。


その4に続きます。

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