■■ 天竜川ゆめ会議 設立10周年記念フォーラム開催 その2 ■■
■基調講演 国土交通省中部地方整備局長 足立敏之様
【自然災害と川づくり】
足立局長の基調講演では、災害に苦しめられた2011年の中部地方の事例が報告され、まず台風12号で被災した紀伊半島の模様が紹介されました。熊野川、小野谷川、那智川の出水の様子、紀伊半島の大規模な土砂災害の模様、道路の寸断など自然災害の脅威を感じました。その際の、国土交通省TEC-FORCEの活動の様子も細かく紹介されました。
続いて、台風15号の愛知、静岡、岐阜の様子。庄内川の出水の模様も説明がありました。このようなことから、今後の防災の要点として以下の事項が呼びかけられました。
・超過洪水を視野に入れた対策の必要性
・よりきめ細かい避難対応の必要性
・河道閉塞などの大規模土砂災害への備え
・信頼性の高い道路ネットワークの確立
・国、県、市町村の連携
天竜川水系でも繰り返される平成18年、平成11年、昭和58年、昭和36年の災害の検証から、防災に関して水害と気候変動、局地的な大雨は増加傾向、台風の大型化、気温上昇と海面上昇、地球温暖化が水分野にもたらす脅威、気候変化による将来的な治水安全度の低下などが新たに指摘されました。
これらを踏まえて、これからの川づくりに求められる事柄として、
・温暖化の影響の懸念から、外力の大きさに対応した洪水対応の検討
・応急対策や復旧・復興のしやすい施設整備・地域づくり
・川らしい川本来の川の営みを生かした川づくり
・個別の多自然から、
河川全体の自然の営みを視野に入れた多自然川づくり
・地域の暮しや歴史・文化と結びついた川づくりへ
・河川管理全般を視野に入れた多自然川づくり
等が指摘され、「防災力向上」と「河川環境保全」の両立へ向けた提言がなされました。
その3に続きます。
■基調講演 国土交通省中部地方整備局長 足立敏之様
【自然災害と川づくり】
足立局長の基調講演では、災害に苦しめられた2011年の中部地方の事例が報告され、まず台風12号で被災した紀伊半島の模様が紹介されました。熊野川、小野谷川、那智川の出水の様子、紀伊半島の大規模な土砂災害の模様、道路の寸断など自然災害の脅威を感じました。その際の、国土交通省TEC-FORCEの活動の様子も細かく紹介されました。
続いて、台風15号の愛知、静岡、岐阜の様子。庄内川の出水の模様も説明がありました。このようなことから、今後の防災の要点として以下の事項が呼びかけられました。
・超過洪水を視野に入れた対策の必要性
・よりきめ細かい避難対応の必要性
・河道閉塞などの大規模土砂災害への備え
・信頼性の高い道路ネットワークの確立
・国、県、市町村の連携
天竜川水系でも繰り返される平成18年、平成11年、昭和58年、昭和36年の災害の検証から、防災に関して水害と気候変動、局地的な大雨は増加傾向、台風の大型化、気温上昇と海面上昇、地球温暖化が水分野にもたらす脅威、気候変化による将来的な治水安全度の低下などが新たに指摘されました。
これらを踏まえて、これからの川づくりに求められる事柄として、
・温暖化の影響の懸念から、外力の大きさに対応した洪水対応の検討
・応急対策や復旧・復興のしやすい施設整備・地域づくり
・川らしい川本来の川の営みを生かした川づくり
・個別の多自然から、
河川全体の自然の営みを視野に入れた多自然川づくり
・地域の暮しや歴史・文化と結びついた川づくりへ
・河川管理全般を視野に入れた多自然川づくり
等が指摘され、「防災力向上」と「河川環境保全」の両立へ向けた提言がなされました。
その3に続きます。
| 12:43
■■ 天竜川ゆめ会議 設立10周年記念フォーラム開催 その1 ■■
平成24年5月12日土曜日、長野県駒ヶ根市文化会館において
『特定非営利活動法人天竜川ゆめ会議設立10周年記念フォーラム』
~天竜川を自信と誇りを持って次世代に引き継ぐために~
が、約400名の参加者のもと開催されました。
フォーラムは、天竜川ゆめ会議吉川副代表理事の開会の挨拶と、36災害・東日本大震災で犠牲になられた方々への黙祷からはじまりました。
つづいて、共催者として杉本駒ヶ根市長から、10年後を見据えた「治水」「利水」「環境」「住民の意識のあり方」について参加者全員が情報の共有を図って欲しいとご挨拶を頂きました。
まず、国土交通省中部地方整備局足立局長の基調講演「自然災害と川づくり」から始まり、各地の“いい川づくり”の事例紹介をNPO法人全国水環境交流会山道代表理事、水・環境ネット東北の高橋専務理事、岐阜県県土整備部岩崎次長より頂きました。
その後、「天竜川ゆめ会議10年の軌跡」が橋爪副代表理事から報告されました。
パネルディスカッションでは、「地域防災力の向上」と「河川環境保全」の両立といったテーマで、国土交通省水管理・国土保全局河川環境課小池課長、長野県建設部北村部長、駒ヶ根市消防団滝沢団長、前出の水・環境ネット東北の高橋専務理事らをパネラーに迎えて議論されました。
最後に、昨年に続いて第2回となる「私の大好きな水辺の風景写真コンテスト」の表彰式が行われ、特別賞を含む35賞の受賞者が発表され表彰されました。
その2に続きます。
平成24年5月12日土曜日、長野県駒ヶ根市文化会館において
『特定非営利活動法人天竜川ゆめ会議設立10周年記念フォーラム』
~天竜川を自信と誇りを持って次世代に引き継ぐために~
が、約400名の参加者のもと開催されました。
フォーラムは、天竜川ゆめ会議吉川副代表理事の開会の挨拶と、36災害・東日本大震災で犠牲になられた方々への黙祷からはじまりました。
つづいて、共催者として杉本駒ヶ根市長から、10年後を見据えた「治水」「利水」「環境」「住民の意識のあり方」について参加者全員が情報の共有を図って欲しいとご挨拶を頂きました。
まず、国土交通省中部地方整備局足立局長の基調講演「自然災害と川づくり」から始まり、各地の“いい川づくり”の事例紹介をNPO法人全国水環境交流会山道代表理事、水・環境ネット東北の高橋専務理事、岐阜県県土整備部岩崎次長より頂きました。
その後、「天竜川ゆめ会議10年の軌跡」が橋爪副代表理事から報告されました。
パネルディスカッションでは、「地域防災力の向上」と「河川環境保全」の両立といったテーマで、国土交通省水管理・国土保全局河川環境課小池課長、長野県建設部北村部長、駒ヶ根市消防団滝沢団長、前出の水・環境ネット東北の高橋専務理事らをパネラーに迎えて議論されました。
最後に、昨年に続いて第2回となる「私の大好きな水辺の風景写真コンテスト」の表彰式が行われ、特別賞を含む35賞の受賞者が発表され表彰されました。
その2に続きます。
| 12:08
■■私の大好きな水辺の風景写真コンテスト応募締切間近■■
2月より募集してまいりました、『私の大好きな水辺の風景写真コンテスト』の応募締切、4月30日が近づいてきました。すでに多くの力作が事務局には届いています。
まだ、応募いただいていない方はお急ぎ下さい。
2月より募集してまいりました、『私の大好きな水辺の風景写真コンテスト』の応募締切、4月30日が近づいてきました。すでに多くの力作が事務局には届いています。
まだ、応募いただいていない方はお急ぎ下さい。
| 11:34
■■設立10周年記念フォーラム■■
昨日、天竜川ゆめ会議設立10周年記念フォーラムの実行委員会が開催され、当日のプログラムの確認、作業分担等が決定しました。
詳細なプログラムは、駒ヶ根市役所のホームページから取り込めます。
プログラムチラシはこちらから
また、南信地域の八十二銀行各支店、アルプス中央信金の各支店、飯田信金各支店にも配布を予定しています。しばらくお待ち下さい。
たくさんの皆様のご参加をお待ちしています。
建設系CPDS、CPDご希望の方は事前申し込みが必要となります。チラシ裏面の申込み用紙でご連絡願います。
昨日、天竜川ゆめ会議設立10周年記念フォーラムの実行委員会が開催され、当日のプログラムの確認、作業分担等が決定しました。
詳細なプログラムは、駒ヶ根市役所のホームページから取り込めます。
プログラムチラシはこちらから
また、南信地域の八十二銀行各支店、アルプス中央信金の各支店、飯田信金各支店にも配布を予定しています。しばらくお待ち下さい。
たくさんの皆様のご参加をお待ちしています。
建設系CPDS、CPDご希望の方は事前申し込みが必要となります。チラシ裏面の申込み用紙でご連絡願います。
| 16:45
■■天竜川天竜川ゆめ会議設立10周年記念フォーラム■■
~天竜川を自信と誇りを持って次世代に引き継ぐために~
天竜川ゆめ会議の設立10周年記念フォーラムの企画が固まってきましたのでお知らせいたします。
【開催主旨】
天竜川河川整備計画策定の前段階での「住民と行政の合意形成」を目的に、平成12年に天竜川上流河川事務所(当時、天竜川上流工事事務所)の呼びかけで「天竜川ゆめ会議」は結成されました。今後30年を見据えた天竜川の整備方針を「治水」「利水」「環境」「住民の意識」の4本柱からなる『天竜川みらい計画』にまとめ、天竜川ゆめ会議はその任を解かれました。その後、私たちのバイブルである『天竜川みらい計画』の実現を目指して、平成14年7月「市民団体天竜川ゆめ会議」として活動を開始しました。平成18年7月には長野県から特定非営利活動法人としての認証を受け、さらに活発な活動を展開してきました。
当フォーラムでは10年間の天竜川ゆめ会議の活動を振り返り、“住民と行政の協働による川づくり”の検証を行い、『天竜川みらい計画』の実現に向けて、今後取り組むべき事柄について議論します。さらに、先進事例を参考に今後10年を見据えた「治水」「利水」「環境」「住民の意識」のあり方について、それぞれの立場の方々が情報を共有することを目的として当該行事を企画しました。
【開催日時・場所】
□日時:平成24年5月12日(土)12:00開場 13:00開会 17:00解散
□場所:駒ケ根市文化会館
〒399-4115 駒ヶ根市上穂栄町23-1 電話0265-83-1130(代)
【プログラム概要】
1.共催団体あいさつ
2.《基調講演》 想定を超える災害に対する多自然川づくり
3.いい川”先進地からの報告
・全国の住民の取り組み
・東北の川づくり
・多自然川づくりの普及状況
4.天竜川ゆめ会議の報告 ~設立から10年、活動の軌跡~
《休 憩》
5.全体討論会 パネルディスカッション
~天竜川を自信と誇りをもって次世代に引き継ぐために~
・河川環境整備と地域防災の両立、生物多様性に向けて
・住民と協働による川づくり
6.フォトコンテスト表彰式
~わたしの大好きな水辺の風景写真コンテスト~
7.閉会の辞 総評
【参加費】
無料
大勢の皆様のご参加をお待ち申し上げます。詳細が決定いたしましたら随時更新してまいりますので、今から5月の予定にお願いいたします。
~天竜川を自信と誇りを持って次世代に引き継ぐために~
天竜川ゆめ会議の設立10周年記念フォーラムの企画が固まってきましたのでお知らせいたします。
【開催主旨】
天竜川河川整備計画策定の前段階での「住民と行政の合意形成」を目的に、平成12年に天竜川上流河川事務所(当時、天竜川上流工事事務所)の呼びかけで「天竜川ゆめ会議」は結成されました。今後30年を見据えた天竜川の整備方針を「治水」「利水」「環境」「住民の意識」の4本柱からなる『天竜川みらい計画』にまとめ、天竜川ゆめ会議はその任を解かれました。その後、私たちのバイブルである『天竜川みらい計画』の実現を目指して、平成14年7月「市民団体天竜川ゆめ会議」として活動を開始しました。平成18年7月には長野県から特定非営利活動法人としての認証を受け、さらに活発な活動を展開してきました。
当フォーラムでは10年間の天竜川ゆめ会議の活動を振り返り、“住民と行政の協働による川づくり”の検証を行い、『天竜川みらい計画』の実現に向けて、今後取り組むべき事柄について議論します。さらに、先進事例を参考に今後10年を見据えた「治水」「利水」「環境」「住民の意識」のあり方について、それぞれの立場の方々が情報を共有することを目的として当該行事を企画しました。
【開催日時・場所】
□日時:平成24年5月12日(土)12:00開場 13:00開会 17:00解散
□場所:駒ケ根市文化会館
〒399-4115 駒ヶ根市上穂栄町23-1 電話0265-83-1130(代)
【プログラム概要】
1.共催団体あいさつ
2.《基調講演》 想定を超える災害に対する多自然川づくり
3.いい川”先進地からの報告
・全国の住民の取り組み
・東北の川づくり
・多自然川づくりの普及状況
4.天竜川ゆめ会議の報告 ~設立から10年、活動の軌跡~
《休 憩》
5.全体討論会 パネルディスカッション
~天竜川を自信と誇りをもって次世代に引き継ぐために~
・河川環境整備と地域防災の両立、生物多様性に向けて
・住民と協働による川づくり
6.フォトコンテスト表彰式
~わたしの大好きな水辺の風景写真コンテスト~
7.閉会の辞 総評
【参加費】
無料
大勢の皆様のご参加をお待ち申し上げます。詳細が決定いたしましたら随時更新してまいりますので、今から5月の予定にお願いいたします。
| 14:57
■■第2回わたしの大好きな水辺の写真コンテストの作品を募集します■■
長野県には全国に誇る大自然が多く存在します。当地、天竜川上流域は南アルプスと中央アルプスにはさまれ、両アルプスから流れ出した清流は伊那盆地の中心を滔々と流れる天竜川に注ぎます。長野県の大自然を形容するには、さわやか・空・雲・森林・アルプスなど幾つかのキーワードがありますが、そんな中でも、誰もが心癒される“水辺の風景”は上位にランクされるはずです。
まだ、長野県内には公表されていない“秘密の風景”も存在します。天竜川上流部の豊かな自然にファインダーを向ければ、そこに映り込む景色は撮影者の感性に訴えかける大好きな風景です。長野県が誇るアルプスと清流が写り込んだその作品は、撮影者が自信をもって応募できる傑作です。そして、それは誰が見ても心癒される“水辺の風景”に違いありません。
天竜川ゆめ会議では昨年に引き続き、多くの市民が天竜川に興味を持ちカメラのレンズを通して天竜川流域のすばらしい景観を再確認するため、「わたしの大好きな水辺の風景」をテーマとした写真コンテストを下記のとおり開催します。
■募集作品■
○“天竜川流域の水辺”を象徴する作品で天竜川水系の魅力をPRできる作品
○天竜川流域の支川を含めたそれぞれの大好きな水辺の写真
○水滴、雲、その他、天竜川水系の“水”に関する天竜川らしい写真などの“私たちの宝物である天竜川”を広く全国に紹介できるもの。
■受付期間■
平成24年4月30日(月)まで 当日消印有効
■応募方法■
応募票に必要事項を記載し、作品の裏面に貼付して応募してください。
応募用紙はこちらからダウンロードできます。
または、ホームページ [アルバム] → [リーフレット] → [応募用紙] → カスタム45%で印刷すると取り出せます。
郵送の場合 長野県駒ケ根市赤穂14616-67 ㈱緑地計画内
特定非営利活動法人 天竜川ゆめ会議写真コンテスト係
■応募要領・審査■
《応募要領》
○応募作品は、カラープリントA4サイズにプリントしたものとします。
○作品は、フィルム写真の場合は、35mm版以上のポジまたはネガで撮影したもの、デジタルカメラの場合は、600万画素以上で撮影されたものとします。ただし修正加工・合成作品は不可。
いずれも単写真のみとし、規定外のサイズや、台紙、パネルに貼ったものは応募不可。
○応募点数は1人3点まで。
○応募作品は平成21年1月1日以降に撮影した未発表のもので、応募者が一切の著作権を有しているオリジナル作品に限ります。
○過去に他のコンテスト等に入賞した作品および他のコンテスト等に応募中や応募予定の作品でないこと。
○肖像権など、応募作品における被写体等の権利者から事前に承諾を得た上で応募してください。
なお、被写体の当人から異議の申し立てがあった場合は、応募者の責任において解決をするものとします。
《審査》
○作品の審査は、主催者及び主催者が委嘱する審査員が行います。
○入選以上は1人1賞。
○入賞作品については、審査終了後、入賞者には通知するので、応募作品の原版(ネガ、ポジ(デュープ不可))にサービスプリント1枚をつけて期限までに提出してください。原版の提出又は連絡が無い場合は、入賞を取り消すことがあります。ポジ・ネガで提出する場合で、事情により原版の返却を希望する方は、その旨を明記して、返信用封筒を同封してください。主催者の使用及び複製が終了後に返却します。なお原版が返却された後も、作品の著作権(複製・展示・貸与・二次的著作物の創作等に関する財産権としての著作権)は主催者に帰属するものとします。原版がデジタルデータの場合はCD-Rなどに書き込みしてサービスプリント1枚をつけて提出するものとします。
○入賞作品は、天竜川流域の風景展や全国への情報発信のため製作するパンフレット、ウェブサイト、カレンダー等に使用するほか、天竜川ゆめ会議が承認した官公庁、旅行代理店、広告代理店、出版社等に貸し出しする場合があります。なお、使用する際に、撮影者の氏名は表示しません。
○応募作品の返却はしません。また、審査に対する不服は一切受け付けません。
■賞・発表■
○賞(予定)
「グランプリ」 1点 賞状、副賞
「準グランプリ」 5点 賞状、副賞
「入 選」 10点 賞状、副賞
「佳 作」 10点 賞状、副賞
○審査発表:入賞者のみに直接連絡します。
なお、平成24年5月に駒ケ根市文化会館で開催する『天竜川ゆめ会議設立10周年記念フォーラム』の中で発表・展示・表彰を行います。当日表彰式に参加が無い場合は入賞を取り消す場合があります。
■主催・後援■(予定)
○主催:特定非営利活動法人 天竜川ゆめ会議
○後援依頼団体:国土交通省天竜川上流河川事務所、天竜川ダム統合管理事務所、三峰川総合開発工事事務所、長野県、飯田市、伊那市、駒ヶ根市、駒ヶ根市教育委員会、飯島町、中川村、、宮田村、長野日報社、新建新聞社、カメラのキタムラ駒ヶ根店
■お問い合わせ■
天竜川ゆめ会議事務局 電話:0265-83-7744 担当 福澤
長野県には全国に誇る大自然が多く存在します。当地、天竜川上流域は南アルプスと中央アルプスにはさまれ、両アルプスから流れ出した清流は伊那盆地の中心を滔々と流れる天竜川に注ぎます。長野県の大自然を形容するには、さわやか・空・雲・森林・アルプスなど幾つかのキーワードがありますが、そんな中でも、誰もが心癒される“水辺の風景”は上位にランクされるはずです。
まだ、長野県内には公表されていない“秘密の風景”も存在します。天竜川上流部の豊かな自然にファインダーを向ければ、そこに映り込む景色は撮影者の感性に訴えかける大好きな風景です。長野県が誇るアルプスと清流が写り込んだその作品は、撮影者が自信をもって応募できる傑作です。そして、それは誰が見ても心癒される“水辺の風景”に違いありません。
天竜川ゆめ会議では昨年に引き続き、多くの市民が天竜川に興味を持ちカメラのレンズを通して天竜川流域のすばらしい景観を再確認するため、「わたしの大好きな水辺の風景」をテーマとした写真コンテストを下記のとおり開催します。
■募集作品■
○“天竜川流域の水辺”を象徴する作品で天竜川水系の魅力をPRできる作品
○天竜川流域の支川を含めたそれぞれの大好きな水辺の写真
○水滴、雲、その他、天竜川水系の“水”に関する天竜川らしい写真などの“私たちの宝物である天竜川”を広く全国に紹介できるもの。
■受付期間■
平成24年4月30日(月)まで 当日消印有効
■応募方法■
応募票に必要事項を記載し、作品の裏面に貼付して応募してください。
応募用紙はこちらからダウンロードできます。
または、ホームページ [アルバム] → [リーフレット] → [応募用紙] → カスタム45%で印刷すると取り出せます。
郵送の場合 長野県駒ケ根市赤穂14616-67 ㈱緑地計画内
特定非営利活動法人 天竜川ゆめ会議写真コンテスト係
■応募要領・審査■
《応募要領》
○応募作品は、カラープリントA4サイズにプリントしたものとします。
○作品は、フィルム写真の場合は、35mm版以上のポジまたはネガで撮影したもの、デジタルカメラの場合は、600万画素以上で撮影されたものとします。ただし修正加工・合成作品は不可。
いずれも単写真のみとし、規定外のサイズや、台紙、パネルに貼ったものは応募不可。
○応募点数は1人3点まで。
○応募作品は平成21年1月1日以降に撮影した未発表のもので、応募者が一切の著作権を有しているオリジナル作品に限ります。
○過去に他のコンテスト等に入賞した作品および他のコンテスト等に応募中や応募予定の作品でないこと。
○肖像権など、応募作品における被写体等の権利者から事前に承諾を得た上で応募してください。
なお、被写体の当人から異議の申し立てがあった場合は、応募者の責任において解決をするものとします。
《審査》
○作品の審査は、主催者及び主催者が委嘱する審査員が行います。
○入選以上は1人1賞。
○入賞作品については、審査終了後、入賞者には通知するので、応募作品の原版(ネガ、ポジ(デュープ不可))にサービスプリント1枚をつけて期限までに提出してください。原版の提出又は連絡が無い場合は、入賞を取り消すことがあります。ポジ・ネガで提出する場合で、事情により原版の返却を希望する方は、その旨を明記して、返信用封筒を同封してください。主催者の使用及び複製が終了後に返却します。なお原版が返却された後も、作品の著作権(複製・展示・貸与・二次的著作物の創作等に関する財産権としての著作権)は主催者に帰属するものとします。原版がデジタルデータの場合はCD-Rなどに書き込みしてサービスプリント1枚をつけて提出するものとします。
○入賞作品は、天竜川流域の風景展や全国への情報発信のため製作するパンフレット、ウェブサイト、カレンダー等に使用するほか、天竜川ゆめ会議が承認した官公庁、旅行代理店、広告代理店、出版社等に貸し出しする場合があります。なお、使用する際に、撮影者の氏名は表示しません。
○応募作品の返却はしません。また、審査に対する不服は一切受け付けません。
■賞・発表■
○賞(予定)
「グランプリ」 1点 賞状、副賞
「準グランプリ」 5点 賞状、副賞
「入 選」 10点 賞状、副賞
「佳 作」 10点 賞状、副賞
○審査発表:入賞者のみに直接連絡します。
なお、平成24年5月に駒ケ根市文化会館で開催する『天竜川ゆめ会議設立10周年記念フォーラム』の中で発表・展示・表彰を行います。当日表彰式に参加が無い場合は入賞を取り消す場合があります。
■主催・後援■(予定)
○主催:特定非営利活動法人 天竜川ゆめ会議
○後援依頼団体:国土交通省天竜川上流河川事務所、天竜川ダム統合管理事務所、三峰川総合開発工事事務所、長野県、飯田市、伊那市、駒ヶ根市、駒ヶ根市教育委員会、飯島町、中川村、、宮田村、長野日報社、新建新聞社、カメラのキタムラ駒ヶ根店
■お問い合わせ■
天竜川ゆめ会議事務局 電話:0265-83-7744 担当 福澤
| 08:07
~川の営みを活かした川づくり~
「多自然川づくり」をすべての川づくりの基本として、「多自然川づくり研究会」では、その技術、手法について研究し提案してきました。日本の“いい川”シンポジウムでは、その提案や技術的な指針等をもとに、住民、行政、企業等の参加による議論を重ねています。
今回のシンポジウムは、2011 年10 月に刊行された「多自然川づくりポイントブックⅢ・中小河川に関する河道計画の技術基準;解説」を受け、「川の営みを活かした川づくり」を住民との協働により進めていくための実践に向けた議論を行いたいと思います。是非、ご参加ください。
【日時・会場】
◇日時:2012 年3 月3 日(土) 午後1 時開会
◇会場:発明会館 地下ホール (東京都港区虎ノ門2-9-14)
・主催:多自然川づくり技術普及研究会
・後援:国土交通省
詳しくはこちらをご覧ください。
「多自然川づくり」をすべての川づくりの基本として、「多自然川づくり研究会」では、その技術、手法について研究し提案してきました。日本の“いい川”シンポジウムでは、その提案や技術的な指針等をもとに、住民、行政、企業等の参加による議論を重ねています。
今回のシンポジウムは、2011 年10 月に刊行された「多自然川づくりポイントブックⅢ・中小河川に関する河道計画の技術基準;解説」を受け、「川の営みを活かした川づくり」を住民との協働により進めていくための実践に向けた議論を行いたいと思います。是非、ご参加ください。
【日時・会場】
◇日時:2012 年3 月3 日(土) 午後1 時開会
◇会場:発明会館 地下ホール (東京都港区虎ノ門2-9-14)
・主催:多自然川づくり技術普及研究会
・後援:国土交通省
詳しくはこちらをご覧ください。
| 17:08
■■ご協力ありがとうございました■■
平成24年2月5日(日)午前7時30分。前日までの寒さは少し緩みましたが、集合場所で寒さしのぎに焚き火をはじめると、まもなくゆめ会議スタッフが集まり始めました。受付開始時間の8時30分ころには、参加申込みのあった約70名のボランティアの皆さんはほとんど揃いました。
9時。まず、天竜川上流河川事務所の蒲原所長さんから、河川行政に対する理解と、地元ボランティアの皆さんによる河川環境整備事業に対する謝辞が述べられました。続いて、天竜川ゆめ会議の福澤代表理事より、参加に対するお礼と安全作業に対する注意事項が説明されました。その後、参加者の皆さんは8名程度の班に分かれて作業に取り掛かりました。午前中は伐採が中心です。切り倒したハリエンジュは随時搬出しやすい長さに切り揃えられ、枝は集積しました。
ヘルメットとチェーソー、腰にはナタとノコギリ。参加者の出で立ちです。
お昼には、恒例のゆめ会議女性スタッフによる『特性とん汁』が振舞わられ、参加者の皆さんは暖かいとん汁を、何杯もおかわりして元気を取り戻しました。1時間程度の休憩を取りたかったのですが、ボランティアの皆さんの「早くはじめて片付けよう!」という言葉に、午後1時前から作業が再開です。
午後からは、希望者が伐採木の搬出です。軽トラックに目一杯ハリエンジュを積載して自宅へ持ち帰ります。中には自宅と3往復する方もいらっしゃいました。薪ストーブでCo2の削減も進みそうです。参加者の皆さんは、1日の重労働に「くたびれたけど、川が綺麗になって良かったね。」と、口々に成果を確認しながら帰路についたようです。
最後の方を見送って堤防のキングポストに施錠したのは、午後4時30分を回っていました。冬の日曜日に、河川環境整備にご協力頂きましたボランティアの皆さんに、厚くお礼を申し上げます。また、当日早朝から夕方までご協力頂きました、国土交通省天竜川上流河川事務所の職員の皆様、駒ヶ根市役所の都市整備課の皆様に感謝申し上げます。
全部は伐採しきれませんでしたが、対岸の堤防や雪を纏った中央アルプスは綺麗に見えるようになりました。伐採前と伐採後の比較写真をご覧ください。写真をクリックすると拡大します。
伐採前:ハリエンジュが茂っています。
伐採後:少し木が残りましたが、対岸の堤防が見えるようになりました。
開催前の朝には河原にたくさんいたカラスがいなくなり、帰りには水辺にイカルチドリを何羽か見かけました。7年前の「天竜川の河畔を考える会」の際に、野鳥の会の方から「河原に大きな木が繁茂していると、大きな鳥が来るので小鳥が近寄れない。大きな木がなくなると、水辺には小鳥たちが帰ってきます。」と説明をいただいたことが思い出されました。
また、来年の2月にこの場所を続けて整備して行く予定です。多くの皆様のご協力をお願いいたします。
ありがとうございました。
平成24年2月5日(日)午前7時30分。前日までの寒さは少し緩みましたが、集合場所で寒さしのぎに焚き火をはじめると、まもなくゆめ会議スタッフが集まり始めました。受付開始時間の8時30分ころには、参加申込みのあった約70名のボランティアの皆さんはほとんど揃いました。
9時。まず、天竜川上流河川事務所の蒲原所長さんから、河川行政に対する理解と、地元ボランティアの皆さんによる河川環境整備事業に対する謝辞が述べられました。続いて、天竜川ゆめ会議の福澤代表理事より、参加に対するお礼と安全作業に対する注意事項が説明されました。その後、参加者の皆さんは8名程度の班に分かれて作業に取り掛かりました。午前中は伐採が中心です。切り倒したハリエンジュは随時搬出しやすい長さに切り揃えられ、枝は集積しました。
ヘルメットとチェーソー、腰にはナタとノコギリ。参加者の出で立ちです。
お昼には、恒例のゆめ会議女性スタッフによる『特性とん汁』が振舞わられ、参加者の皆さんは暖かいとん汁を、何杯もおかわりして元気を取り戻しました。1時間程度の休憩を取りたかったのですが、ボランティアの皆さんの「早くはじめて片付けよう!」という言葉に、午後1時前から作業が再開です。
午後からは、希望者が伐採木の搬出です。軽トラックに目一杯ハリエンジュを積載して自宅へ持ち帰ります。中には自宅と3往復する方もいらっしゃいました。薪ストーブでCo2の削減も進みそうです。参加者の皆さんは、1日の重労働に「くたびれたけど、川が綺麗になって良かったね。」と、口々に成果を確認しながら帰路についたようです。
最後の方を見送って堤防のキングポストに施錠したのは、午後4時30分を回っていました。冬の日曜日に、河川環境整備にご協力頂きましたボランティアの皆さんに、厚くお礼を申し上げます。また、当日早朝から夕方までご協力頂きました、国土交通省天竜川上流河川事務所の職員の皆様、駒ヶ根市役所の都市整備課の皆様に感謝申し上げます。
全部は伐採しきれませんでしたが、対岸の堤防や雪を纏った中央アルプスは綺麗に見えるようになりました。伐採前と伐採後の比較写真をご覧ください。写真をクリックすると拡大します。
伐採前:ハリエンジュが茂っています。
伐採後:少し木が残りましたが、対岸の堤防が見えるようになりました。
開催前の朝には河原にたくさんいたカラスがいなくなり、帰りには水辺にイカルチドリを何羽か見かけました。7年前の「天竜川の河畔を考える会」の際に、野鳥の会の方から「河原に大きな木が繁茂していると、大きな鳥が来るので小鳥が近寄れない。大きな木がなくなると、水辺には小鳥たちが帰ってきます。」と説明をいただいたことが思い出されました。
また、来年の2月にこの場所を続けて整備して行く予定です。多くの皆様のご協力をお願いいたします。
ありがとうございました。
| 10:13
■侵略植物駆除大作戦”冬の陣”作業道路構築完了。
「その地区に住む住民が望む天竜川の景観を取り戻そう!」を合言葉に始まった『侵略植物駆除大作戦”冬の陣”』を今年も開催いたします。記録的な寒波で天候が心配されましたが、私達の活動に天気も気を使ってくれたようです。
明日の作業は、約70名の皆様から参加申し込みをいただいています。危険な伐採作業ですので、参加者の皆様も手元足元に充分に気を付けて安全作業でお願いいたします。
伐採ボランティアの集合場所はこちらです。
作業用道路も構築が完了しました。
写真をクリックすると拡大します。
「その地区に住む住民が望む天竜川の景観を取り戻そう!」を合言葉に始まった『侵略植物駆除大作戦”冬の陣”』を今年も開催いたします。記録的な寒波で天候が心配されましたが、私達の活動に天気も気を使ってくれたようです。
明日の作業は、約70名の皆様から参加申し込みをいただいています。危険な伐採作業ですので、参加者の皆様も手元足元に充分に気を付けて安全作業でお願いいたします。
伐採ボランティアの集合場所はこちらです。
作業用道路も構築が完了しました。
写真をクリックすると拡大します。
| 12:33
侵略植物駆除大作戦”冬の陣”現場の様子
今年度、ボランティアの皆様に伐採作業をお願いする箇所の状況を撮影してきました。駒ヶ根市天竜大橋左岸堤防下流端から作業道を構築して、現場にはいります。
作業についての詳細はこちらから↓ 実施要綱
大勢の皆様のご参加をお願いいたします。
今年度、ボランティアの皆様に伐採作業をお願いする箇所の状況を撮影してきました。駒ヶ根市天竜大橋左岸堤防下流端から作業道を構築して、現場にはいります。
作業についての詳細はこちらから↓ 実施要綱
大勢の皆様のご参加をお願いいたします。
| 09:50
第7回通常総会が開催されました。
去る平成23年12月17日(土)駒ヶ根駅前アルパ3Fにおいて第7回通常総会が開催され、第6期の活動報告と決算報告及び監査報告が承認され、第7期活動計画と予算案が承認されました。
■■ 特定非営利活動法人 天竜川ゆめ会議 第7期活動計画 ■■
平成18年7月25日に特定非営利活動法人として活動を開始した天竜川ゆめ会議の、役員会・事務局組織を法人として運営出来得る体制にさらに強化します。総務・経理・営業・実務部門の確立を行い、公益事業を年間予定にしたがって運営します。
事務局運営の核となる事業ごとに、実行委員長及び実行委員を定めて、それぞれの事業が実行委員会を編成してこれにあたります。昨年度の目標である“早めの企画、早めの周知”はほぼ達成され、1つの事業実施段階で次の事業の周知をすることが定着してきました。今年度もさらに大きな広がりを持てるような活動を展開して行きます。
年間行動予定(事務局主体事業)
1月28日「第5回日本の“いい川”シンポジウム」参加(東京都渋谷区)
2月 5日 第7回天竜川流域侵略植物駆除“冬の陣”実施(駒ヶ根市)
5月20日 10周年記念行事開催(駒ヶ根市)
7月29日 天竜川流域有害帰化植物駆除7.29大作戦実施(天竜川流域)
9月 8日 遠州灘ウミガメ放流ツアー開催(浜松市)
10月20・21日 第5回“いい川“”いい川づくり“WSに参加(東京代々木)
12月15日 NPO法人第8回総会開催(駒ヶ根市)
年間行動予定(プロジェクトチーム主体事業)
年 間 天竜川流域情報発信業務(Tenet)
8~10月 ヤナプロジェクト ヤナ実施(中川村)
●第7回 天竜川流域侵略植物駆除大作戦“冬の陣”の開催
天竜川の冬野風物詩として定着しつつある「天竜川流域侵略植物駆除大作戦“冬の陣”」を今年度も開催します。昨年は、参加予約者は60余名でした。一般参加が多い状況ですが、今期は会員にも早目に周知し、参加を促す予定です。寒い時期ですが天竜川の景観を守る活動にご協力ください。
今年は駒ヶ根市天竜橋左岸に進入路構築をお願いし、2月に開催予定です。
●天竜川ゆめ会議設立10周年記念行事の開催
平成12年に、今後20年~30年の河川整備基本方針である、天竜川河川整備計画策定前の住民の合意形成として、当時の天竜川上流工事事務所(現:天竜川上流河川事務所)の呼掛けで結成された「天竜川ゆめ会議」は、会員の総意として「天竜川みらい計画」を策定しました。その後、「私たちの思想を組み込んだ天竜川河川整備計画が策定されるのを確認しよう。」と、平成14年7月7日に『市民団体天竜川ゆめ会議』として活動を開始しました。それから今期で10年が経過しました。平成18年7月にはNPO法人の認証を取得し、法人としての社会的な責任も増しました。今期は、設立10周年の記念行事として『天竜川の“ゆめ”を語る会』を開催します。
第1部は、「天竜川流域の仲間達のフォーラム」。第2部は、昨年に引き続き「安全・安心な河川づくりとは?」で会場の皆さんと一緒に天竜川を語ります。第3部では、「私の大好きな水辺の風景」と題してフォトコンテストを開催し、その表彰式を執り行います。
平成23年1月に企画を立上げ、3月には市民と行政による実行委員会を組織、4月に最終実行委員会を開催して本会に望みます。安全で且つ住民が満足する景観や環境をどのように保全するかを議論し、災害のない安心に生活できる天竜川流域の“ゆめ”の姿を模索します。
会場は、駒ヶ根市文化会館大ホールで5月の開催予定です。
●天竜川流域侵略植物駆除大作戦“夏の陣”の実施
当会主体で開催した会場の参加者総数が500名を超えた“夏の陣”は大成功に終わりました。長野県の「有害帰化植物駆除全県統一行動日」とされるまで広がったこの企画は、天竜川ゆめ会議の目玉商品になりつつあります。今期も各会場の実行委員長を中心に県庁環境部と綿密な調整をとり、当会実施日の前後で地区の都合に合わせた開催日を決定するものとします。
今年度はさらに、帰化植物の勉強会や天竜川流域としてのアレチウリ駆除大作戦実行委員会を結成し、天竜川流域でアレチウリ駆除に活動する諸団体と連携を図りつつ、特に下伊那地域等のまだアレチウリ駆除に積極的でない地域での駆除や啓発活動を展開します。今期の会場は、岡谷・南箕輪・辰野・宮田・駒ヶ根・中川・高森・飯田の8会場、および伊那会場で実施することも検討します。7月最終日曜日の開催を予定します。
●ウミガメを通じた天竜川上下流域交流の実施
当事業はリピーターも多くなり、知名度が上がってきた事業です。また、受け入れ側のサンクチュアリジャパンのスタッフにも、毎年の受け入れ団体の1つとして知名度が上がってきました。今期も、当事業に協力いただいている浜松河川国道事務所、磐田市との連携により上下流の連携も視野に入れて企画をして参ります。
昨年同様、一般公募により参加者を募り、遠州灘で市民団体が実践しているウミガメ放流を体験し、天竜川の恵みや海岸侵食の影響について学びます。今期はチャーターバス2台で実施しましたが、早めの一般募集で第7期は3台編成で9月中旬を予定します。
●第5回“いい川“”いい川づくり“WSに参加
今期も、東京代々木で行われる第5回“いい川“”いい川づくり“WSに天竜川流域の仲間達と共に参加し、ゆめ会議の活動や天竜川流域の活動を全国にアピールするとともに、他の流域の市民団体との交流を図ります。当会からも実行委員が選抜されるWSで、数々の受賞実績を残してきている天竜川上流部の活動は、すでに他水系の方々からも高い評価を得ています。今年も、“暴れ天竜”を全国にアピールします。会員の皆様、是非一緒に行きましょう。10月に開催予定です。
●各種行事の共催・後援・講演
河川や地域に関連し、「天竜川みらい計画」の実現推進に役立つと考えられる各種イベントには可能な範囲で積極的な協力を行います。
●会員を増やす取り組み
ゆめ会議の活動の輪を広げるために、会員を増やす様、広報や勧誘に積極的に取り組んでいきます。また、各種事業の際には入会申込の斡旋を積極的に行います。会員数の目標を100名としていますので、会員の皆様の勧誘もご協力をお願いします。
一方、活動に積極的に参加できない会員の整理を行い、実際の活動が会員を中心に運営できる体制を強化します。
「天竜川ゆめ会議」は、平成24年も流域の皆様と共に、私達の大切な宝物”天竜川”を自信と誇りを持って次世代に引き継ぐために、継続的な活動を続けてまいります。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
去る平成23年12月17日(土)駒ヶ根駅前アルパ3Fにおいて第7回通常総会が開催され、第6期の活動報告と決算報告及び監査報告が承認され、第7期活動計画と予算案が承認されました。
■■ 特定非営利活動法人 天竜川ゆめ会議 第7期活動計画 ■■
平成18年7月25日に特定非営利活動法人として活動を開始した天竜川ゆめ会議の、役員会・事務局組織を法人として運営出来得る体制にさらに強化します。総務・経理・営業・実務部門の確立を行い、公益事業を年間予定にしたがって運営します。
事務局運営の核となる事業ごとに、実行委員長及び実行委員を定めて、それぞれの事業が実行委員会を編成してこれにあたります。昨年度の目標である“早めの企画、早めの周知”はほぼ達成され、1つの事業実施段階で次の事業の周知をすることが定着してきました。今年度もさらに大きな広がりを持てるような活動を展開して行きます。
年間行動予定(事務局主体事業)
1月28日「第5回日本の“いい川”シンポジウム」参加(東京都渋谷区)
2月 5日 第7回天竜川流域侵略植物駆除“冬の陣”実施(駒ヶ根市)
5月20日 10周年記念行事開催(駒ヶ根市)
7月29日 天竜川流域有害帰化植物駆除7.29大作戦実施(天竜川流域)
9月 8日 遠州灘ウミガメ放流ツアー開催(浜松市)
10月20・21日 第5回“いい川“”いい川づくり“WSに参加(東京代々木)
12月15日 NPO法人第8回総会開催(駒ヶ根市)
年間行動予定(プロジェクトチーム主体事業)
年 間 天竜川流域情報発信業務(Tenet)
8~10月 ヤナプロジェクト ヤナ実施(中川村)
●第7回 天竜川流域侵略植物駆除大作戦“冬の陣”の開催
天竜川の冬野風物詩として定着しつつある「天竜川流域侵略植物駆除大作戦“冬の陣”」を今年度も開催します。昨年は、参加予約者は60余名でした。一般参加が多い状況ですが、今期は会員にも早目に周知し、参加を促す予定です。寒い時期ですが天竜川の景観を守る活動にご協力ください。
今年は駒ヶ根市天竜橋左岸に進入路構築をお願いし、2月に開催予定です。
●天竜川ゆめ会議設立10周年記念行事の開催
平成12年に、今後20年~30年の河川整備基本方針である、天竜川河川整備計画策定前の住民の合意形成として、当時の天竜川上流工事事務所(現:天竜川上流河川事務所)の呼掛けで結成された「天竜川ゆめ会議」は、会員の総意として「天竜川みらい計画」を策定しました。その後、「私たちの思想を組み込んだ天竜川河川整備計画が策定されるのを確認しよう。」と、平成14年7月7日に『市民団体天竜川ゆめ会議』として活動を開始しました。それから今期で10年が経過しました。平成18年7月にはNPO法人の認証を取得し、法人としての社会的な責任も増しました。今期は、設立10周年の記念行事として『天竜川の“ゆめ”を語る会』を開催します。
第1部は、「天竜川流域の仲間達のフォーラム」。第2部は、昨年に引き続き「安全・安心な河川づくりとは?」で会場の皆さんと一緒に天竜川を語ります。第3部では、「私の大好きな水辺の風景」と題してフォトコンテストを開催し、その表彰式を執り行います。
平成23年1月に企画を立上げ、3月には市民と行政による実行委員会を組織、4月に最終実行委員会を開催して本会に望みます。安全で且つ住民が満足する景観や環境をどのように保全するかを議論し、災害のない安心に生活できる天竜川流域の“ゆめ”の姿を模索します。
会場は、駒ヶ根市文化会館大ホールで5月の開催予定です。
●天竜川流域侵略植物駆除大作戦“夏の陣”の実施
当会主体で開催した会場の参加者総数が500名を超えた“夏の陣”は大成功に終わりました。長野県の「有害帰化植物駆除全県統一行動日」とされるまで広がったこの企画は、天竜川ゆめ会議の目玉商品になりつつあります。今期も各会場の実行委員長を中心に県庁環境部と綿密な調整をとり、当会実施日の前後で地区の都合に合わせた開催日を決定するものとします。
今年度はさらに、帰化植物の勉強会や天竜川流域としてのアレチウリ駆除大作戦実行委員会を結成し、天竜川流域でアレチウリ駆除に活動する諸団体と連携を図りつつ、特に下伊那地域等のまだアレチウリ駆除に積極的でない地域での駆除や啓発活動を展開します。今期の会場は、岡谷・南箕輪・辰野・宮田・駒ヶ根・中川・高森・飯田の8会場、および伊那会場で実施することも検討します。7月最終日曜日の開催を予定します。
●ウミガメを通じた天竜川上下流域交流の実施
当事業はリピーターも多くなり、知名度が上がってきた事業です。また、受け入れ側のサンクチュアリジャパンのスタッフにも、毎年の受け入れ団体の1つとして知名度が上がってきました。今期も、当事業に協力いただいている浜松河川国道事務所、磐田市との連携により上下流の連携も視野に入れて企画をして参ります。
昨年同様、一般公募により参加者を募り、遠州灘で市民団体が実践しているウミガメ放流を体験し、天竜川の恵みや海岸侵食の影響について学びます。今期はチャーターバス2台で実施しましたが、早めの一般募集で第7期は3台編成で9月中旬を予定します。
●第5回“いい川“”いい川づくり“WSに参加
今期も、東京代々木で行われる第5回“いい川“”いい川づくり“WSに天竜川流域の仲間達と共に参加し、ゆめ会議の活動や天竜川流域の活動を全国にアピールするとともに、他の流域の市民団体との交流を図ります。当会からも実行委員が選抜されるWSで、数々の受賞実績を残してきている天竜川上流部の活動は、すでに他水系の方々からも高い評価を得ています。今年も、“暴れ天竜”を全国にアピールします。会員の皆様、是非一緒に行きましょう。10月に開催予定です。
●各種行事の共催・後援・講演
河川や地域に関連し、「天竜川みらい計画」の実現推進に役立つと考えられる各種イベントには可能な範囲で積極的な協力を行います。
●会員を増やす取り組み
ゆめ会議の活動の輪を広げるために、会員を増やす様、広報や勧誘に積極的に取り組んでいきます。また、各種事業の際には入会申込の斡旋を積極的に行います。会員数の目標を100名としていますので、会員の皆様の勧誘もご協力をお願いします。
一方、活動に積極的に参加できない会員の整理を行い、実際の活動が会員を中心に運営できる体制を強化します。
「天竜川ゆめ会議」は、平成24年も流域の皆様と共に、私達の大切な宝物”天竜川”を自信と誇りを持って次世代に引き継ぐために、継続的な活動を続けてまいります。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
| 16:10
第7回通常総会を開催します
下記の日程で第7回通常総会を開催いたします。会員の皆様には総会通知を発送いたしますので、ご参加下さい。
記
日 時:平成23年12月17日(土)
総 会 13:00~
懇親会 15:00~17:00 会費¥2000円
場 所:駒ヶ根駅前 アルパ3F会議室
ご都合がつかず欠席の方は、同封の委任状の提出をお願いいたします。
下記の日程で第7回通常総会を開催いたします。会員の皆様には総会通知を発送いたしますので、ご参加下さい。
記
日 時:平成23年12月17日(土)
総 会 13:00~
懇親会 15:00~17:00 会費¥2000円
場 所:駒ヶ根駅前 アルパ3F会議室
ご都合がつかず欠席の方は、同封の委任状の提出をお願いいたします。
| 16:26
■■アカウミガメ放流ツアーに行って来ました■■
平成23年9月10日(土)
秋晴れの最高の天候に恵まれて、今年も遠州灘でアカウミガメの放流をしてきました。直前でキャンセルが相次いで参加人数は80名となりましたが、1号車は7時に辰野町川島小学校を出発。2号車は8時に駒ヶ根昭和伊南病院を予定どおり出発し、それぞれ待ち合わせ場所で参加者を拾いながら天竜川河口を目指しました。
車内では岡本さん出題の、恒例!『天竜川カルトクイズ』で大盛り上がり。中には内緒で携帯サイトから答えを拾い出し、100点を獲得する参加者が現れ、大顰蹙をかったりしていました。
天竜川河口では、0.6KPの写真を取りながら「天竜川のはじまりはもっと沖の方なんだね。」と話す子供たち。ご協力いただいた磐田市の竜洋公民館”なぎの木会館”では、参加者が公民館の大きさにびっくり。勉強会では、国土交通省浜松河川国道事務所や磐田市の皆さんから天竜川や風力発電についてお話を聞きました。
子供さんにはちょっと難しかったでしょうか。
そして迎えた”ウミガメ放流”。サンクチュアリネイチャセンターでアカウミガメの保護活動を始めてから髪が白くなってしまった馬塚さんからウミガメの生態についてお話を伺いました。
・浜辺に4輪駆動車が入って亀の卵をつぶしてしまうこと。
・車のワダチを乗り越えられなかったカメの赤ちゃんが死んでしまうこと。
・ウミガメの卵を盗んで食べてしまう人たちがいること。
・ウミガメが生まれて黒潮に乗ってアメリカ西海岸にたどり着き、再び遠州灘に戻るのに20年かかること。
・海に帰っていったウミガメが再びこの砂浜に戻る確率は5000匹に一匹だということ。
・肺呼吸のウミガメが海面すれすれを泳いでいると、そこに浮遊しているポリ袋を大好物のクラゲと間違えて捕食して、やがては死んでしまうこと。
・そして、このままだと20年後に戻ったウミガメが卵を産む砂浜がなくなってしまうかもしれない事。
参加者はそれぞれに理解し、環境保護の必要性を感じたようです。
浜辺での子ガメの放流では、一人一匹ずつ渡された子ガメと一緒に写真をとってかわいい子ガメを観察しました。
いよいよ放流のとき。参加者が一直線にならんで手を離すと、子ガメたちはまっすぐに海に向かいます。打ち寄せる波に押し戻されてもまた海に向かいます。自分のカメがなかなか海にたどり着けなくてもどかしそうな顔をしている子供たち。
すべての子ガメが海に戻っていっても固まってしまったように、なお、遠く沖合いを眺めて帰ろうとしない参加者達。この子ガメ達は今日から一人で長い旅を乗り越えます。勉強会で勉強したことを思い出しながら時折息継ぎのために波間に小さな頭を出す子ガメがいとうしく、そして頼もしく見えたのかもしれません。
参加者それぞれが、それぞれの感じ方をした放流会を終え、バスは天竜川上流部に帰ってきました。この子供たちが何を感じて
これからどのような人生を送っていくのか。きっとこの感動はそれぞれの人生に影響を与えたのではないかと感じました。
「子供たちの健全育成」を目的の一つに掲げる天竜川ゆめ会議の
活動の結果が、具体的に見えるのはまだ先かも知れませんが、きっとすばらしい未来が訪れると信じて活動を展開して行くことの
必要性を感じました。
黒子役に徹して運営にご協力いただいたスタッフの皆様に感謝申し上げます。
●関連記事
長野日報
平成23年9月10日(土)
秋晴れの最高の天候に恵まれて、今年も遠州灘でアカウミガメの放流をしてきました。直前でキャンセルが相次いで参加人数は80名となりましたが、1号車は7時に辰野町川島小学校を出発。2号車は8時に駒ヶ根昭和伊南病院を予定どおり出発し、それぞれ待ち合わせ場所で参加者を拾いながら天竜川河口を目指しました。
車内では岡本さん出題の、恒例!『天竜川カルトクイズ』で大盛り上がり。中には内緒で携帯サイトから答えを拾い出し、100点を獲得する参加者が現れ、大顰蹙をかったりしていました。
天竜川河口では、0.6KPの写真を取りながら「天竜川のはじまりはもっと沖の方なんだね。」と話す子供たち。ご協力いただいた磐田市の竜洋公民館”なぎの木会館”では、参加者が公民館の大きさにびっくり。勉強会では、国土交通省浜松河川国道事務所や磐田市の皆さんから天竜川や風力発電についてお話を聞きました。
子供さんにはちょっと難しかったでしょうか。
そして迎えた”ウミガメ放流”。サンクチュアリネイチャセンターでアカウミガメの保護活動を始めてから髪が白くなってしまった馬塚さんからウミガメの生態についてお話を伺いました。
・浜辺に4輪駆動車が入って亀の卵をつぶしてしまうこと。
・車のワダチを乗り越えられなかったカメの赤ちゃんが死んでしまうこと。
・ウミガメの卵を盗んで食べてしまう人たちがいること。
・ウミガメが生まれて黒潮に乗ってアメリカ西海岸にたどり着き、再び遠州灘に戻るのに20年かかること。
・海に帰っていったウミガメが再びこの砂浜に戻る確率は5000匹に一匹だということ。
・肺呼吸のウミガメが海面すれすれを泳いでいると、そこに浮遊しているポリ袋を大好物のクラゲと間違えて捕食して、やがては死んでしまうこと。
・そして、このままだと20年後に戻ったウミガメが卵を産む砂浜がなくなってしまうかもしれない事。
参加者はそれぞれに理解し、環境保護の必要性を感じたようです。
浜辺での子ガメの放流では、一人一匹ずつ渡された子ガメと一緒に写真をとってかわいい子ガメを観察しました。
いよいよ放流のとき。参加者が一直線にならんで手を離すと、子ガメたちはまっすぐに海に向かいます。打ち寄せる波に押し戻されてもまた海に向かいます。自分のカメがなかなか海にたどり着けなくてもどかしそうな顔をしている子供たち。
すべての子ガメが海に戻っていっても固まってしまったように、なお、遠く沖合いを眺めて帰ろうとしない参加者達。この子ガメ達は今日から一人で長い旅を乗り越えます。勉強会で勉強したことを思い出しながら時折息継ぎのために波間に小さな頭を出す子ガメがいとうしく、そして頼もしく見えたのかもしれません。
参加者それぞれが、それぞれの感じ方をした放流会を終え、バスは天竜川上流部に帰ってきました。この子供たちが何を感じて
これからどのような人生を送っていくのか。きっとこの感動はそれぞれの人生に影響を与えたのではないかと感じました。
「子供たちの健全育成」を目的の一つに掲げる天竜川ゆめ会議の
活動の結果が、具体的に見えるのはまだ先かも知れませんが、きっとすばらしい未来が訪れると信じて活動を展開して行くことの
必要性を感じました。
黒子役に徹して運営にご協力いただいたスタッフの皆様に感謝申し上げます。
●関連記事
長野日報
| 12:08
■■アカウミガメ放流ツアー募集締切■■
募集しておりました『遠州灘アカウミガメ放流ツアー』は、参加者が定員に達しましたので、募集期間内ですが受付を打ち切らせて頂きます。
残念ながら参加できなかった皆様にはお詫び申し上げます。来年の開催にはお早めにご応募下さい。
募集しておりました『遠州灘アカウミガメ放流ツアー』は、参加者が定員に達しましたので、募集期間内ですが受付を打ち切らせて頂きます。
残念ながら参加できなかった皆様にはお詫び申し上げます。来年の開催にはお早めにご応募下さい。
| 10:47
■■『諏訪湖クリーン祭』にブース出展■■
下諏訪町諏訪湖浄化推進連絡協議会(湖浄連)主催の第30回諏訪湖クリーン祭に今年も参加してきました。
小口博靖会長は「活動は地味だが諏訪湖浄化のために続けることが大切。」と挨拶。清水悟町長からは「成果は出ている。目標の泳げる諏訪湖目指して頑張りたい。」とあいさつがありました。
大会宣言では、
●河川や湖などへゴミを捨てない
●合成洗剤を使わない
●食用廃油の完全改修
の3項目が高らかに宣言されました。
今年のクリーン祭は例年の”みずべ公園”ではなく公園横の湖岸道路の一部を歩行者天国として会場として、協議会加盟の各団体がさまざまなブースを出典しました。天竜川ゆめ会議も恒例『天竜川試験お試し版』でブースを出展しました。ここで、今年の問題を少しご披露しましょう。
【問題.1】
川の名前の多くは、その地名からつけられます。しかし「天竜川」の名前は地名から付けられたのではありません。古い書物によると、天竜川は奈良時代の頃には「麁玉川」と呼ばれ、平安時代には「広瀬川」と呼ばれるようになりました。鎌倉時代には「( )」と呼ばれ、その後「天竜川」と呼ばれる ようになりました。さて、( )に入るのは次のうちどれでしょう。
①天の川 ②天の中川 ③天上川 ④天玉川
【回答.1】正解 ②天の中川
川の名前の多くは、その地名からつけられます。 しかし「天竜川」の名前は地名からつけられたものではありません。古い書物によると、天竜川は奈良時代の頃には「麁玉川」と呼ばれ、平安時代には「広瀬川」と呼ばれるようになりました。鎌倉時代には「天の中川」と呼ばれ、その後「天竜川」と呼ばれる ようになりました。「天竜」はもともと「天流」と読んでいたようです。これは天から降った雨が、峰から諏訪湖へ流れ出て、天竜川の流れとなることから、そう呼ばれていたのでしょう。
「竜」の字が使われたのは、水の流れが速く、竜が天に昇っていくかのように見えるというところからとか、天竜川の流れ出る諏訪湖の近くにある諏訪神社に祭られている竜神からきているという説もあります。
出典 天竜川上流河川事務所ホームページより
【問題.2】
昭和( )年6月、梅雨末期に停滞した梅雨前線の影響で大雨となり、飯田測候所では6月27日の1日降雨量が325mmを記録しました。この雨が原因で天竜川流域では、死者・行方不明約130名を出す大水害が発生しました。( )にはいる年はどれでしょう。
①33年 ②36年 ③52年 ④60年
【回答.2】正解 ②36年
昭和時代の63年間に記録としてある洪水が37回あり、伊那谷では約2年に1回は洪水にあっていることになります。近年は、釜口水門の改良、美和、高遠、横川等のダムによる洪水調節、アメダス等の情報によるダム操作等で、被害が起きる回数は減少してはますが、地球温暖化や山の荒廃等により思わぬ支川等で災害が発生しています。36災害は、記憶に残っている災害で大きなもので死者・行方不明約130名という被害が出ました。また、最近では平成18年7月豪雨災害では箕輪町松島北島地区で右岸側堤防が160mに渡って決壊する被害が出ています。
今年はその昭和36年の災害(36災害)からちょうど50年になり、各地で災害伝承のイベントが行われています。
出典 天竜川サイエンスP.118より
皆さんは正解できましたか?
下諏訪町諏訪湖浄化推進連絡協議会(湖浄連)主催の第30回諏訪湖クリーン祭に今年も参加してきました。
小口博靖会長は「活動は地味だが諏訪湖浄化のために続けることが大切。」と挨拶。清水悟町長からは「成果は出ている。目標の泳げる諏訪湖目指して頑張りたい。」とあいさつがありました。
大会宣言では、
●河川や湖などへゴミを捨てない
●合成洗剤を使わない
●食用廃油の完全改修
の3項目が高らかに宣言されました。
今年のクリーン祭は例年の”みずべ公園”ではなく公園横の湖岸道路の一部を歩行者天国として会場として、協議会加盟の各団体がさまざまなブースを出典しました。天竜川ゆめ会議も恒例『天竜川試験お試し版』でブースを出展しました。ここで、今年の問題を少しご披露しましょう。
【問題.1】
川の名前の多くは、その地名からつけられます。しかし「天竜川」の名前は地名から付けられたのではありません。古い書物によると、天竜川は奈良時代の頃には「麁玉川」と呼ばれ、平安時代には「広瀬川」と呼ばれるようになりました。鎌倉時代には「( )」と呼ばれ、その後「天竜川」と呼ばれる ようになりました。さて、( )に入るのは次のうちどれでしょう。
①天の川 ②天の中川 ③天上川 ④天玉川
【回答.1】正解 ②天の中川
川の名前の多くは、その地名からつけられます。 しかし「天竜川」の名前は地名からつけられたものではありません。古い書物によると、天竜川は奈良時代の頃には「麁玉川」と呼ばれ、平安時代には「広瀬川」と呼ばれるようになりました。鎌倉時代には「天の中川」と呼ばれ、その後「天竜川」と呼ばれる ようになりました。「天竜」はもともと「天流」と読んでいたようです。これは天から降った雨が、峰から諏訪湖へ流れ出て、天竜川の流れとなることから、そう呼ばれていたのでしょう。
「竜」の字が使われたのは、水の流れが速く、竜が天に昇っていくかのように見えるというところからとか、天竜川の流れ出る諏訪湖の近くにある諏訪神社に祭られている竜神からきているという説もあります。
出典 天竜川上流河川事務所ホームページより
【問題.2】
昭和( )年6月、梅雨末期に停滞した梅雨前線の影響で大雨となり、飯田測候所では6月27日の1日降雨量が325mmを記録しました。この雨が原因で天竜川流域では、死者・行方不明約130名を出す大水害が発生しました。( )にはいる年はどれでしょう。
①33年 ②36年 ③52年 ④60年
【回答.2】正解 ②36年
昭和時代の63年間に記録としてある洪水が37回あり、伊那谷では約2年に1回は洪水にあっていることになります。近年は、釜口水門の改良、美和、高遠、横川等のダムによる洪水調節、アメダス等の情報によるダム操作等で、被害が起きる回数は減少してはますが、地球温暖化や山の荒廃等により思わぬ支川等で災害が発生しています。36災害は、記憶に残っている災害で大きなもので死者・行方不明約130名という被害が出ました。また、最近では平成18年7月豪雨災害では箕輪町松島北島地区で右岸側堤防が160mに渡って決壊する被害が出ています。
今年はその昭和36年の災害(36災害)からちょうど50年になり、各地で災害伝承のイベントが行われています。
出典 天竜川サイエンスP.118より
皆さんは正解できましたか?
| 15:15
■■アレチウリ駆除作業ご協力ありがとうございました■■
【各会場の様子】
●岡谷会場 (2011.07.31実施) 参加者 25名
開会式を終了後し、釜口水門の右岸下流側と釜口水門上流側の諏訪湖畔の2箇所に別れ、繁茂したアレチウリを駆除しました。作業を開始した頃から雨足が強くなり9時前に残念ながら作業を中止しました。会場以外でも天竜川のアダプト区間を管理している地区に皆さんは早朝から駆除作業を行なっていただけたようです。お疲れ様でした。
●辰野会場 (2011.07.31実施) 参加者20名
作業服にタオル姿で、”やる気まんまん”で集合した参加者の皆さん。ところが、開会式を終え作業を始めた途端のドシャブリ雨であえなく中止せざるを得ない状況となってしまいました。それでも、地元に帰ってそれぞれがアレチウリ駆除をお願いできると思います。ありがとうございました。
●南箕輪会場 (2011.07.23実施) 参加者250名
南箕輪役場からの呼掛けで早朝より集合した各自治会の皆さんを前に、加藤副村長の挨拶から開会式が始まりました。毎年恒例の、河川清掃班とアレチウリ駆除班に分かれて作業が開始されました。作業開始6時、作業終了7時。予定通りの成果が出ました。早朝からお疲れ様でした。
●宮田会場 (2011.07.23実施) 参加者40名
南箕輪会場同様天候に恵まれ朝日を浴びながら参加者の皆さんは、大久保橋から天竜川の右岸堤防を中心に、ゴミ拾いとアレチウリ駆除作業を行いました。終点大久保ダムに到着する頃にはゴミの袋も一杯でした。
「暑かったけどきれいになった。」
「暑くなる前に、もう少し早くからはじめたほうがいいな。」
「来年は、東伊那川の大久保(左岸)もやるか。」
などとお話されていました。
●駒ヶ根会場 (2011.07.31実施) 参加者21名
行政関係の皆様や毎年恒例のなじみの皆様が顔をそろえ作業を開始しました。県道沿いまで繁茂したアレチウリの根を探すのは大変でしたが無事予定の作業を終了して解散しました。お疲れ様でした。
●中川会場 (2011.07.31実施) 参加者14名
他の会場と開始時間が違っていたのが幸いして、早朝の雨が止んだ頃に開会式で作業を開始しました。10時半には予定していた箇所の駆除作業が事故も無く無事終了しました。ご参加いただきました皆様お疲れ様でした。
●高森会場 (2011.07.09実施) 参加者180名
高森町ではメイン会場の他、町内5か所で開催され各自治区ごとに作業を行ないました。河川清掃とアレチウリ駆除作業は午前中には終了しました。
●飯田会場 (2011.07.31実施) 参加者24名
どしゃ降り雨のため開催を断念しかけましたが、開会式の7時になると不思議と天候は回復し、絶好の?アレチウリ駆除日和になりました。参加者は持参した雨ガッパを着込んで汗だくになりながら駆除作業を行いました。ありがとうございました。
あとがき ~御礼に替えて~
近年、天竜川流域でも注目されその知名度を上げている“帰化植物”。帰化植物とは、本来我が国には生育していなかった植物で、人によって意識的又は無意識のうちに持ち込まれ、野生の状態で生育するようになったものと定義されます。さらに、この帰化植物は大昔にイネと共に南方から入って来たもの(タウコギやカヤツリグサなど)、稲作以降中国大陸を経由して入った作物に伴って侵入したもの(ミミナグサやナズナなど)、明治以後の貿易に伴い輸入貨物に紛れ込んで入ったもの(ヒメムカシヨモギやセイタカアワダチソウなど)に大別されます。
目を転じて、日本への帰化植物の原産国である欧米諸国はどうなっているのでしょう。アメリカ合衆国では、日本から持ち込まれたクズが猛威を振るい、有害帰化植物として駆除対象になっています。また、環境活動で先進国といわれるイギリスでは、日本から帰化したイタドリが国中に蔓延し恐れられています。あちらでの呼び名は直訳すると「日本のタデ」。
イタドリは、日本では山野に当たり前に茂っている高さ1mくらいのタデ科の植物で、「痛みを取る」薬用として使われたことから「イタドリ」といいます。日本では富士山の中腹にも生えるほど生命力の旺盛なイタドリ。中国では「虎杖」というくらい“強い”植物です。この日本産イタドリにイギリスが手を焼いている報告が入っています。地下茎で広がる強じんな根や茎が、石垣、墓石を壊し、スーパーの駐車場の舗装を突き破り、堤防を破壊し洪水になり、貴重な遺跡にも被害を及ぼしているといいますから事態は深刻のようです。イギリスではこの「日本のタデ」は、史上最悪の帰化植物といわれています。日本では昔から当たり前に生息するイタドリ。しかし、日本では問題視されるような生息のしかたはしていません。イギリスで猛威をふるっている日本産イタドリの話は、日本ではあまり話題になることはありません。それと同じように、日本での帰化動物・帰化植物問題も原産国ではほとんど話題にもならないのかもしれません。アレチウリは原産国アメリカ合衆国においても「害草」とされてはいますが、いずれも原産国では問題になるような生息はしていないし、長い年月の中で勝ち得たポジションで生態系の形成の一員としてそこに生息しているのです。ただし、各国の帰化動物・帰化植物問題は、いずれのケースも“人間”が介在しているのは言うまでもありません。
天竜川流域に侵入してきた帰化植物への対応のあり方については、天竜川ゆめ会議の内部でも「天竜川みらい計画」策定段階から多くの議論が交わされ、その当時から会員の皆様の帰化植物に対する意識の高さを伺い知ることができました。帰化植物すべてを否定すべきなのか、有害であるから駆除するべきなのか、何をもって有害かそうでないかを決めるのか、それを判断する基準はあるのか、また誰が判断基準を決めるのか、日本国内に毎日のように輸入される園芸品種の植物達の扱いはどうするべきなのかなど、議論はつきませんでした。
結局、私どものバイブルである「天竜川みらい計画」策定の段階では結論を見出すことはせずに、全14項目からなる天竜川のみらい計画の大項目中、環境の項目2件を、
■伊那谷らしい多様な動植物が共存する天竜川
■豊かな自然を大切にし、伊那谷の特性を生かした景観を創出する天竜川
としてまとめられました。
その後、“侵略植物”“有害植物”などという言葉と共に帰化植物の存在はクローズアップされ、平成15年度に国土交通省天竜川上流河川事務所によってまとめられた天竜川流域の帰化植物に対する住民アンケートの結果から以下のような民意が抽出されました。
■帰化植物の認知度が低かったこと。また、流域住民が帰化植物に関する情報を欲している。
■帰化植物の駆除を含めた天竜川の河川環境を復元する施策に概ね賛同する。
■帰化植物の駆除作業には回答者の半数の方が参加しても良いと回答し、その頻度は年2回で1回あたり2時間程度なら参加してもという回答者が最も多く、ボランティア意識の高さがうかがえた。
これを受けて、天竜川ゆめ会議では帰化植物の議論が流域全体に広がりをみせ、流域住民が自ら私達の天竜川流域のために行動を起こす機会として「天竜川流域有害植物駆除大作戦」を企画してきました。現時点で帰化植物、または有害植物の議論は未熟ではありますが、今年度は特に有害帰化植物の象徴として近年天竜川流域に猛威を振るっている「アレチウリ」に限定して駆除する内容としました。
この「天竜川流域有害植物駆除7.31大作戦」の真の目的は、「流域の住民ひとりひとりが後世に誇れる天竜川を創造して行かなければいけないこと」に気づくことにあります。有史以来私達天竜川流域住民は天竜川から災害という恐怖よりはるかに多くの大きな恩恵を授かって来ました。恵まれた現代社会において、私達の中でその存在が意識から希薄になりつつある“私達の大切な宝物である天竜川”に人が集い、共に作業することによって天竜川に対する意識を少しでも高揚することができたならばこの企画は成功したといえるでしょう。さらに、このような活動を継続することによって、天竜川を介し流域の住民や行政関係者の一人一人が協力し合って、すばらしい郷土を作り上げていこうとする気運がなお一層盛り上がれば、私たちの目指す「天竜川みらい計画」は実現すると信じています。
今回の駆除作業開催に当たっては、ご共催を頂いた関係各機関の関係諸氏には多大なるご援助、ご協力を賜りました。末筆ではございますが深く感謝を申し上げます。
特定非営利活動法人 天竜川ゆめ会議 代表理事 福澤 浩
【各会場の様子】
●岡谷会場 (2011.07.31実施) 参加者 25名
開会式を終了後し、釜口水門の右岸下流側と釜口水門上流側の諏訪湖畔の2箇所に別れ、繁茂したアレチウリを駆除しました。作業を開始した頃から雨足が強くなり9時前に残念ながら作業を中止しました。会場以外でも天竜川のアダプト区間を管理している地区に皆さんは早朝から駆除作業を行なっていただけたようです。お疲れ様でした。
●辰野会場 (2011.07.31実施) 参加者20名
作業服にタオル姿で、”やる気まんまん”で集合した参加者の皆さん。ところが、開会式を終え作業を始めた途端のドシャブリ雨であえなく中止せざるを得ない状況となってしまいました。それでも、地元に帰ってそれぞれがアレチウリ駆除をお願いできると思います。ありがとうございました。
●南箕輪会場 (2011.07.23実施) 参加者250名
南箕輪役場からの呼掛けで早朝より集合した各自治会の皆さんを前に、加藤副村長の挨拶から開会式が始まりました。毎年恒例の、河川清掃班とアレチウリ駆除班に分かれて作業が開始されました。作業開始6時、作業終了7時。予定通りの成果が出ました。早朝からお疲れ様でした。
●宮田会場 (2011.07.23実施) 参加者40名
南箕輪会場同様天候に恵まれ朝日を浴びながら参加者の皆さんは、大久保橋から天竜川の右岸堤防を中心に、ゴミ拾いとアレチウリ駆除作業を行いました。終点大久保ダムに到着する頃にはゴミの袋も一杯でした。
「暑かったけどきれいになった。」
「暑くなる前に、もう少し早くからはじめたほうがいいな。」
「来年は、東伊那川の大久保(左岸)もやるか。」
などとお話されていました。
●駒ヶ根会場 (2011.07.31実施) 参加者21名
行政関係の皆様や毎年恒例のなじみの皆様が顔をそろえ作業を開始しました。県道沿いまで繁茂したアレチウリの根を探すのは大変でしたが無事予定の作業を終了して解散しました。お疲れ様でした。
●中川会場 (2011.07.31実施) 参加者14名
他の会場と開始時間が違っていたのが幸いして、早朝の雨が止んだ頃に開会式で作業を開始しました。10時半には予定していた箇所の駆除作業が事故も無く無事終了しました。ご参加いただきました皆様お疲れ様でした。
●高森会場 (2011.07.09実施) 参加者180名
高森町ではメイン会場の他、町内5か所で開催され各自治区ごとに作業を行ないました。河川清掃とアレチウリ駆除作業は午前中には終了しました。
●飯田会場 (2011.07.31実施) 参加者24名
どしゃ降り雨のため開催を断念しかけましたが、開会式の7時になると不思議と天候は回復し、絶好の?アレチウリ駆除日和になりました。参加者は持参した雨ガッパを着込んで汗だくになりながら駆除作業を行いました。ありがとうございました。
あとがき ~御礼に替えて~
近年、天竜川流域でも注目されその知名度を上げている“帰化植物”。帰化植物とは、本来我が国には生育していなかった植物で、人によって意識的又は無意識のうちに持ち込まれ、野生の状態で生育するようになったものと定義されます。さらに、この帰化植物は大昔にイネと共に南方から入って来たもの(タウコギやカヤツリグサなど)、稲作以降中国大陸を経由して入った作物に伴って侵入したもの(ミミナグサやナズナなど)、明治以後の貿易に伴い輸入貨物に紛れ込んで入ったもの(ヒメムカシヨモギやセイタカアワダチソウなど)に大別されます。
目を転じて、日本への帰化植物の原産国である欧米諸国はどうなっているのでしょう。アメリカ合衆国では、日本から持ち込まれたクズが猛威を振るい、有害帰化植物として駆除対象になっています。また、環境活動で先進国といわれるイギリスでは、日本から帰化したイタドリが国中に蔓延し恐れられています。あちらでの呼び名は直訳すると「日本のタデ」。
イタドリは、日本では山野に当たり前に茂っている高さ1mくらいのタデ科の植物で、「痛みを取る」薬用として使われたことから「イタドリ」といいます。日本では富士山の中腹にも生えるほど生命力の旺盛なイタドリ。中国では「虎杖」というくらい“強い”植物です。この日本産イタドリにイギリスが手を焼いている報告が入っています。地下茎で広がる強じんな根や茎が、石垣、墓石を壊し、スーパーの駐車場の舗装を突き破り、堤防を破壊し洪水になり、貴重な遺跡にも被害を及ぼしているといいますから事態は深刻のようです。イギリスではこの「日本のタデ」は、史上最悪の帰化植物といわれています。日本では昔から当たり前に生息するイタドリ。しかし、日本では問題視されるような生息のしかたはしていません。イギリスで猛威をふるっている日本産イタドリの話は、日本ではあまり話題になることはありません。それと同じように、日本での帰化動物・帰化植物問題も原産国ではほとんど話題にもならないのかもしれません。アレチウリは原産国アメリカ合衆国においても「害草」とされてはいますが、いずれも原産国では問題になるような生息はしていないし、長い年月の中で勝ち得たポジションで生態系の形成の一員としてそこに生息しているのです。ただし、各国の帰化動物・帰化植物問題は、いずれのケースも“人間”が介在しているのは言うまでもありません。
天竜川流域に侵入してきた帰化植物への対応のあり方については、天竜川ゆめ会議の内部でも「天竜川みらい計画」策定段階から多くの議論が交わされ、その当時から会員の皆様の帰化植物に対する意識の高さを伺い知ることができました。帰化植物すべてを否定すべきなのか、有害であるから駆除するべきなのか、何をもって有害かそうでないかを決めるのか、それを判断する基準はあるのか、また誰が判断基準を決めるのか、日本国内に毎日のように輸入される園芸品種の植物達の扱いはどうするべきなのかなど、議論はつきませんでした。
結局、私どものバイブルである「天竜川みらい計画」策定の段階では結論を見出すことはせずに、全14項目からなる天竜川のみらい計画の大項目中、環境の項目2件を、
■伊那谷らしい多様な動植物が共存する天竜川
■豊かな自然を大切にし、伊那谷の特性を生かした景観を創出する天竜川
としてまとめられました。
その後、“侵略植物”“有害植物”などという言葉と共に帰化植物の存在はクローズアップされ、平成15年度に国土交通省天竜川上流河川事務所によってまとめられた天竜川流域の帰化植物に対する住民アンケートの結果から以下のような民意が抽出されました。
■帰化植物の認知度が低かったこと。また、流域住民が帰化植物に関する情報を欲している。
■帰化植物の駆除を含めた天竜川の河川環境を復元する施策に概ね賛同する。
■帰化植物の駆除作業には回答者の半数の方が参加しても良いと回答し、その頻度は年2回で1回あたり2時間程度なら参加してもという回答者が最も多く、ボランティア意識の高さがうかがえた。
これを受けて、天竜川ゆめ会議では帰化植物の議論が流域全体に広がりをみせ、流域住民が自ら私達の天竜川流域のために行動を起こす機会として「天竜川流域有害植物駆除大作戦」を企画してきました。現時点で帰化植物、または有害植物の議論は未熟ではありますが、今年度は特に有害帰化植物の象徴として近年天竜川流域に猛威を振るっている「アレチウリ」に限定して駆除する内容としました。
この「天竜川流域有害植物駆除7.31大作戦」の真の目的は、「流域の住民ひとりひとりが後世に誇れる天竜川を創造して行かなければいけないこと」に気づくことにあります。有史以来私達天竜川流域住民は天竜川から災害という恐怖よりはるかに多くの大きな恩恵を授かって来ました。恵まれた現代社会において、私達の中でその存在が意識から希薄になりつつある“私達の大切な宝物である天竜川”に人が集い、共に作業することによって天竜川に対する意識を少しでも高揚することができたならばこの企画は成功したといえるでしょう。さらに、このような活動を継続することによって、天竜川を介し流域の住民や行政関係者の一人一人が協力し合って、すばらしい郷土を作り上げていこうとする気運がなお一層盛り上がれば、私たちの目指す「天竜川みらい計画」は実現すると信じています。
今回の駆除作業開催に当たっては、ご共催を頂いた関係各機関の関係諸氏には多大なるご援助、ご協力を賜りました。末筆ではございますが深く感謝を申し上げます。
特定非営利活動法人 天竜川ゆめ会議 代表理事 福澤 浩
| 17:53
■■『天竜川流域侵略植物駆除7.31大作戦』を開催中!■■
●平成23年7月10日 高森会場終了。
高森町メイン会場のほかに、高盛町内5箇所で開催され約180名のボランティアの皆様のご協力でアレチウリの駆除活動と河川清掃を行いました。ご協力ありがとうございました。
高森会場実行委員長 橋爪和也
●平成23年7月23日 南箕輪会場終了。
南箕輪村役場の呼掛けも含め、各自治組織からの参加者ら約250名によって駆除・清掃活動が実施されました。㈱アイゼット駐車場をお借りして開会式が早朝6時より行われ、南箕輪村 加藤副村長、天竜川上流河川事務所 岩間副所長、天竜川ゆめ会議 福澤代表理事の挨拶のあと各班ごとに、「河川清掃」、「アレチウリ駆除」を行いました。お忙しい中ご参加頂きましたボランティアの皆様のご協力に心より感謝申し上げます。
これを機会に、地元地区に戻って地区の皆様と、それぞれの地区でアレチウリの駆除活動をお願いいたします。
南箕輪会場実行委員長 堀 始春
●平成23年7月23日 宮田会場終了。
完全防備の作業服姿で、7時15分の受付開始より前からお集まり頂きました約40名の参加者の皆さんはやる気満々。開会式を終え、作業を開始したのは7時30分頃からでした。例年通りの作業範囲で勝手知ったる大久保地区の皆さんはそれぞれの担当地のアレチウリ駆除と河川清掃を9時頃まで行いました。
また、宮田村役場、長野県、国土交通省からの行政関係の皆様の参加も多数で、みるみる天竜川河畔はきれいになりました。毎年のことですが漂着ゴミの多さにはうんざりします。少なくとも、レジ袋と発泡スチロール、ペットボトルは捨てないようにお願いしたいところです。
ご参加いただきました皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました。
宮田会場実行委員長 代田 竜介
※7月31日(日)は、天竜川流域全体での「アレチウリ駆除」統一行動日です。アレチウリ駆除は住民による人海戦術で対応することが最善の駆除方法です。”このすばらしい天竜川の環境と景観を、自信と誇りを持って次世代に引き継ぐため”皆様のご協力をお願いいたします。
各会場のご案内は[行事予定表]の7月31日をご覧下さい。
●平成23年7月10日 高森会場終了。
高森町メイン会場のほかに、高盛町内5箇所で開催され約180名のボランティアの皆様のご協力でアレチウリの駆除活動と河川清掃を行いました。ご協力ありがとうございました。
高森会場実行委員長 橋爪和也
●平成23年7月23日 南箕輪会場終了。
南箕輪村役場の呼掛けも含め、各自治組織からの参加者ら約250名によって駆除・清掃活動が実施されました。㈱アイゼット駐車場をお借りして開会式が早朝6時より行われ、南箕輪村 加藤副村長、天竜川上流河川事務所 岩間副所長、天竜川ゆめ会議 福澤代表理事の挨拶のあと各班ごとに、「河川清掃」、「アレチウリ駆除」を行いました。お忙しい中ご参加頂きましたボランティアの皆様のご協力に心より感謝申し上げます。
これを機会に、地元地区に戻って地区の皆様と、それぞれの地区でアレチウリの駆除活動をお願いいたします。
南箕輪会場実行委員長 堀 始春
●平成23年7月23日 宮田会場終了。
完全防備の作業服姿で、7時15分の受付開始より前からお集まり頂きました約40名の参加者の皆さんはやる気満々。開会式を終え、作業を開始したのは7時30分頃からでした。例年通りの作業範囲で勝手知ったる大久保地区の皆さんはそれぞれの担当地のアレチウリ駆除と河川清掃を9時頃まで行いました。
また、宮田村役場、長野県、国土交通省からの行政関係の皆様の参加も多数で、みるみる天竜川河畔はきれいになりました。毎年のことですが漂着ゴミの多さにはうんざりします。少なくとも、レジ袋と発泡スチロール、ペットボトルは捨てないようにお願いしたいところです。
ご参加いただきました皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました。
宮田会場実行委員長 代田 竜介
※7月31日(日)は、天竜川流域全体での「アレチウリ駆除」統一行動日です。アレチウリ駆除は住民による人海戦術で対応することが最善の駆除方法です。”このすばらしい天竜川の環境と景観を、自信と誇りを持って次世代に引き継ぐため”皆様のご協力をお願いいたします。
各会場のご案内は[行事予定表]の7月31日をご覧下さい。
| 14:19
■■諏訪湖クリーン祭開催のお知らせ■■
~下諏訪町諏訪湖浄化推進連絡協議会(湖浄連)~
日時:平成23年8月7日(日) 7:00~9:30
場所:諏訪湖一斉清掃 → 艇庫前もしくは博物館駐車場6:45集合
諏訪湖クリーン祭 → みずべ広場 7:30開会式
※詳しくは、[行事予定表] 8月7日をご覧下さい。
天竜川ゆめ会議のブースでは 『天竜川試験』 やってます!
~下諏訪町諏訪湖浄化推進連絡協議会(湖浄連)~
日時:平成23年8月7日(日) 7:00~9:30
場所:諏訪湖一斉清掃 → 艇庫前もしくは博物館駐車場6:45集合
諏訪湖クリーン祭 → みずべ広場 7:30開会式
※詳しくは、[行事予定表] 8月7日をご覧下さい。
天竜川ゆめ会議のブースでは 『天竜川試験』 やってます!
| 17:17
■■遠州灘アカウミガメ放流ツアー参加者募集中!■■
~天竜川河口の遠州灘を訪ねて~
毎年大好評の「遠州灘アカウミガメ放流ツアー」を開催いたします。 天竜川の勉強会やアカウミガメの放流を通して、下流部の遠州灘で今、何が起こっているのか。産卵に来る母アカウミガメ達の危険、さらに産卵場所になっている砂浜の海岸侵食。小さな動物達の営みに危険を与えてしまった人間の生活、ついには自分たち自身の生活圏を脅かすこととなった海岸侵食の事実を見聞し、下流に暮らし活動を続けている人々との交流を通して、天竜川上流部に住まうものの態度と行動のあり方を考えてみませんか。
●開催日時:平成23年9月10日(土)午前7:30~午後8:30頃(予定)
大型観光バスが岡谷から飯田で参加者をピックアップします。
●開催場所:静岡県磐田市、浜松市 遠州灘中田島海岸
●募集人数
小学校3年生以上80名。引率者付きのグループによる参加が条件。
チラシ、ポスターによる募集。事前予約必要。先着順定員になり次第終了。
【現在の予約状況】 51名 (2011.07.23更新)
●参 加 費
大人¥4,000 中学生以下¥3,000円(交通費、放流費、保険代)
●主 催
特定非営利活動法人 天竜川ゆめ会議
●お問合せ先
天竜川ゆめ会議事務局 Tel0265-83-7744 担当:福澤
FAX 0265-83-7745
※詳細については、[行事予定表] 9月10日をご覧下さい。
参加申し込みは、住所・氏名・電話番号・年齢と責任者への連絡先を明記してFAXにてお申込下さい。
皆様のご参加をお待ちしています。
~天竜川河口の遠州灘を訪ねて~
毎年大好評の「遠州灘アカウミガメ放流ツアー」を開催いたします。 天竜川の勉強会やアカウミガメの放流を通して、下流部の遠州灘で今、何が起こっているのか。産卵に来る母アカウミガメ達の危険、さらに産卵場所になっている砂浜の海岸侵食。小さな動物達の営みに危険を与えてしまった人間の生活、ついには自分たち自身の生活圏を脅かすこととなった海岸侵食の事実を見聞し、下流に暮らし活動を続けている人々との交流を通して、天竜川上流部に住まうものの態度と行動のあり方を考えてみませんか。
●開催日時:平成23年9月10日(土)午前7:30~午後8:30頃(予定)
大型観光バスが岡谷から飯田で参加者をピックアップします。
●開催場所:静岡県磐田市、浜松市 遠州灘中田島海岸
●募集人数
小学校3年生以上80名。引率者付きのグループによる参加が条件。
チラシ、ポスターによる募集。事前予約必要。先着順定員になり次第終了。
【現在の予約状況】 51名 (2011.07.23更新)
●参 加 費
大人¥4,000 中学生以下¥3,000円(交通費、放流費、保険代)
●主 催
特定非営利活動法人 天竜川ゆめ会議
●お問合せ先
天竜川ゆめ会議事務局 Tel0265-83-7744 担当:福澤
FAX 0265-83-7745
※詳細については、[行事予定表] 9月10日をご覧下さい。
参加申し込みは、住所・氏名・電話番号・年齢と責任者への連絡先を明記してFAXにてお申込下さい。
皆様のご参加をお待ちしています。
| 09:37
■■アレチウリ駆除にご協力ください■■
天竜川ゆめ会議では、天竜川の景観保全と在来植物の保護のために、今年も「天竜川侵略植物駆除7.31大作戦」を実施します。詳細については、”行事予定表”にありますので、最寄りの会場でご参加をお願いいたします。
内容の詳細については、「行事予定表」7月31日をご覧下さい。
記
日時:平成23年7月31日(日)
7:00AM~10:00 (各会場によって異なります)
会場:岡谷会場、辰野会場、南箕輪会場、宮田会場、
駒ケ根会場、中川会場、高森会場、飯田会場
ご近所お誘いあわせの上、奮ってご参加ください。
また、企業・団体様のご参加も大歓迎です。
【お問合せ先】 天竜川ゆめ会議事務局
TEL 0265-83-7744 FAX 0265-83-7745
天竜川ゆめ会議では、天竜川の景観保全と在来植物の保護のために、今年も「天竜川侵略植物駆除7.31大作戦」を実施します。詳細については、”行事予定表”にありますので、最寄りの会場でご参加をお願いいたします。
内容の詳細については、「行事予定表」7月31日をご覧下さい。
記
日時:平成23年7月31日(日)
7:00AM~10:00 (各会場によって異なります)
会場:岡谷会場、辰野会場、南箕輪会場、宮田会場、
駒ケ根会場、中川会場、高森会場、飯田会場
ご近所お誘いあわせの上、奮ってご参加ください。
また、企業・団体様のご参加も大歓迎です。
【お問合せ先】 天竜川ゆめ会議事務局
TEL 0265-83-7744 FAX 0265-83-7745
| 15:18
■■「わたしの大好きな水辺の風景」写真コンテスト受賞者決定②■■
『わたしの大好きな水辺の風景』写真コンテストの特別賞受賞者が決定しましたので発表いたします。受賞者の皆様おめでとうございます。
これらの受賞作品は、5月末まで駒ヶ根市役所市民ロビーに展示されています。また、6月1日から15日までは「こまがね市民活動支援センター「ぱとな」で、6月15日から末日まで「飯島町文化館」、7月1日から15日まで「中川村チャオ」、7月15日から末日まで「宮田村」で展示予定です。傑作を是非一度ご覧下さい。
☆駒ヶ根市長賞 駒ヶ根市 池田 豊様 「天竜ふるさとまつり」
撮影場所:駒ヶ根市
☆飯島町長賞 飯島町 片桐 久司様 「初春の与田切川」
撮影場所:与田切公園
☆中川村長賞 駒ヶ根市 竹村 弘光様 「坂戸橋の春」
撮影場所:中川村
☆宮田村長賞 駒ヶ根市 福沢 玲子様 「伊那峡(北の城橋)」
撮影場所:宮田村
☆長野日報賞 岡谷市 小口 智徳様 「桜舞う水辺」
撮影場所:横河川
☆新建新聞賞 伊那市高遠町 北原 勝二様 「雪解け」
撮影場所:伊那市長谷戸台
☆カメラのキタムラ賞 飯島町 小林 紀一様 「清流で泳ぐ」
撮影場所:与田切川
※これらの作品の著作権は「天竜川ゆめ会議」に帰属します。無断使用はご遠慮下さい。
『わたしの大好きな水辺の風景』写真コンテストの特別賞受賞者が決定しましたので発表いたします。受賞者の皆様おめでとうございます。
これらの受賞作品は、5月末まで駒ヶ根市役所市民ロビーに展示されています。また、6月1日から15日までは「こまがね市民活動支援センター「ぱとな」で、6月15日から末日まで「飯島町文化館」、7月1日から15日まで「中川村チャオ」、7月15日から末日まで「宮田村」で展示予定です。傑作を是非一度ご覧下さい。
☆駒ヶ根市長賞 駒ヶ根市 池田 豊様 「天竜ふるさとまつり」
撮影場所:駒ヶ根市
☆飯島町長賞 飯島町 片桐 久司様 「初春の与田切川」
撮影場所:与田切公園
☆中川村長賞 駒ヶ根市 竹村 弘光様 「坂戸橋の春」
撮影場所:中川村
☆宮田村長賞 駒ヶ根市 福沢 玲子様 「伊那峡(北の城橋)」
撮影場所:宮田村
☆長野日報賞 岡谷市 小口 智徳様 「桜舞う水辺」
撮影場所:横河川
☆新建新聞賞 伊那市高遠町 北原 勝二様 「雪解け」
撮影場所:伊那市長谷戸台
☆カメラのキタムラ賞 飯島町 小林 紀一様 「清流で泳ぐ」
撮影場所:与田切川
※これらの作品の著作権は「天竜川ゆめ会議」に帰属します。無断使用はご遠慮下さい。
| 14:15
■■「わたしの大好きな水辺の風景」写真コンテスト受賞者決定①■■
2月から募集しておりました『わたしの大好きな水辺の風景』写真コンテストの受賞者が決定しましたので発表いたします。受賞者の皆様おめでとうございます。
☆グランプリ 高森町 横田てる子様 「春風」
撮影場所:天龍村
古く中国の故事「後漢書」には”黄河の上流にある滝、龍門を登ることの出来た鯉は竜になる”とあります。皐月の風をお腹一杯に吸い込み、南信州の茶畑、そして天竜川を見下ろして大空を悠然と泳ぐ鯉たちはもう少しで天竜川の『竜』になりそうです。
☆準グランプリ 順不同
●伊那市 板山 誠様 「おっとっと!」
撮影場所:伊那市 三峰川
☆準グランプリ 駒ヶ根市 太田 秀男様 「春の船下り」
撮影場所:飯田市天龍峡
☆準グランプリ 駒ヶ根市 春日 芳人様 「のどかだな。」
撮影場所:駒ヶ根市東伊那
☆準グランプリ 松川町 佐藤 信一様 「雪解けの流れ」
撮影場所:大鹿村
☆準グランプリ 伊那市 向山 世男様 「夏休み」
撮影場所:駒ヶ根市
NPO法人天竜川ゆめ会議では、来年も引き続き『わたしの大好きな水辺の風景』写真コンテストを開催いたします。今回選考にもれた皆様も来年に向けて、素敵な天竜川の風景にカメラを向けて、傑作の撮りためをお願いします。
※これらの作品の著作権は「天竜川ゆめ会議」に帰属します。無断使用はご遠慮下さい。
2月から募集しておりました『わたしの大好きな水辺の風景』写真コンテストの受賞者が決定しましたので発表いたします。受賞者の皆様おめでとうございます。
☆グランプリ 高森町 横田てる子様 「春風」
撮影場所:天龍村
古く中国の故事「後漢書」には”黄河の上流にある滝、龍門を登ることの出来た鯉は竜になる”とあります。皐月の風をお腹一杯に吸い込み、南信州の茶畑、そして天竜川を見下ろして大空を悠然と泳ぐ鯉たちはもう少しで天竜川の『竜』になりそうです。
☆準グランプリ 順不同
●伊那市 板山 誠様 「おっとっと!」
撮影場所:伊那市 三峰川
☆準グランプリ 駒ヶ根市 太田 秀男様 「春の船下り」
撮影場所:飯田市天龍峡
☆準グランプリ 駒ヶ根市 春日 芳人様 「のどかだな。」
撮影場所:駒ヶ根市東伊那
☆準グランプリ 松川町 佐藤 信一様 「雪解けの流れ」
撮影場所:大鹿村
☆準グランプリ 伊那市 向山 世男様 「夏休み」
撮影場所:駒ヶ根市
NPO法人天竜川ゆめ会議では、来年も引き続き『わたしの大好きな水辺の風景』写真コンテストを開催いたします。今回選考にもれた皆様も来年に向けて、素敵な天竜川の風景にカメラを向けて、傑作の撮りためをお願いします。
※これらの作品の著作権は「天竜川ゆめ会議」に帰属します。無断使用はご遠慮下さい。
| 13:22
■■ シンポジウム『忘れまじ三六災害』無事終了 ■■
5月21日(土)、駒ヶ根市文化会館においてシンポジウム『忘れまじ三六災害』が盛会のうち無事終了致しました。
吉川副代表理事の開会の辞
信州大学北澤名誉教授による基調講演では、北澤教授が生田中学校で教鞭をとっていた当時の被災状況の実体験も含め、防災のための山林整備の重要性が説明されました。
体験発表の、伊那市長谷支所長中山晶計様、当時中川村四徳在住で災害後駒ヶ根に移住された小松谷雄様、元大鹿村長中川豊様からは当時の生々しい記憶が語られました。
当時を振り返る中川様のお話し
パネルディスカッションでは、国土交通省天竜川河川事務所草野所長、長野県建設部砂防課細川課長補佐、駒ヶ根市消防団 滝澤団長、川岸商会㈱ 馬場社長らがパネリストとして登場し、「希薄になってきた地域の”絆”を再構築し、災害発生時には住民自らが自分を守る“自助”、地域が協力して地域を守る“共助”によって、“公助”の手が差し伸べられるまで持ちこたえることが必要。そのためにはハード整備と同時に、常日頃から地域防災力を向上させる住民の意識の持ち方が重要である。」とまとめられました。
詳しい内容は、後日「天竜川ゆめ通信」でお知らせします。しばらくお待ち下さい。
【関連記事】
●国土交通省天竜川上流河川事務所HP
●駒ヶ根市役所HP
●信濃毎日新聞社HP
●中日新聞社HP
●いなまいWEBニュース
5月21日(土)、駒ヶ根市文化会館においてシンポジウム『忘れまじ三六災害』が盛会のうち無事終了致しました。
吉川副代表理事の開会の辞
信州大学北澤名誉教授による基調講演では、北澤教授が生田中学校で教鞭をとっていた当時の被災状況の実体験も含め、防災のための山林整備の重要性が説明されました。
体験発表の、伊那市長谷支所長中山晶計様、当時中川村四徳在住で災害後駒ヶ根に移住された小松谷雄様、元大鹿村長中川豊様からは当時の生々しい記憶が語られました。
当時を振り返る中川様のお話し
パネルディスカッションでは、国土交通省天竜川河川事務所草野所長、長野県建設部砂防課細川課長補佐、駒ヶ根市消防団 滝澤団長、川岸商会㈱ 馬場社長らがパネリストとして登場し、「希薄になってきた地域の”絆”を再構築し、災害発生時には住民自らが自分を守る“自助”、地域が協力して地域を守る“共助”によって、“公助”の手が差し伸べられるまで持ちこたえることが必要。そのためにはハード整備と同時に、常日頃から地域防災力を向上させる住民の意識の持ち方が重要である。」とまとめられました。
詳しい内容は、後日「天竜川ゆめ通信」でお知らせします。しばらくお待ち下さい。
【関連記事】
●国土交通省天竜川上流河川事務所HP
●駒ヶ根市役所HP
●信濃毎日新聞社HP
●中日新聞社HP
●いなまいWEBニュース
| 15:55
■『わたしの大好きな水辺の風景』写真コンテスト締切■
今年の2月から作品を募集してまいりました『わたしの大好きな水辺の風景』写真コンテストの受付を4月末日で締め切らせていただきました。たくさんのご応募ありがとうございました。
●応募者数 47名
●応募作品 127点
力作ぞろいです。5月13日に、天竜川ゆめ会議及び審査委嘱をお願いしました選考委員によって各賞が審査されます。審査結果は、5月21日(土)に駒ヶ根市文化会館で開催されます『忘れまじ三十六災害』シンポジウムで発表、授賞式を行います。また、作品は当日会場ホールに展示されます。
皆様、こころ温まる水辺の風景をご覧下さい。
今年の2月から作品を募集してまいりました『わたしの大好きな水辺の風景』写真コンテストの受付を4月末日で締め切らせていただきました。たくさんのご応募ありがとうございました。
●応募者数 47名
●応募作品 127点
力作ぞろいです。5月13日に、天竜川ゆめ会議及び審査委嘱をお願いしました選考委員によって各賞が審査されます。審査結果は、5月21日(土)に駒ヶ根市文化会館で開催されます『忘れまじ三十六災害』シンポジウムで発表、授賞式を行います。また、作品は当日会場ホールに展示されます。
皆様、こころ温まる水辺の風景をご覧下さい。
| 16:25
■■東日本大震災復興支援義援金のお願い■■
3月11日の東北地方太平洋沖地震発生以来、どのような形で東北地方の応援をしたら良いのか模索しておりましたが、全国の水環境に関するネットワークで、当会『天竜川ゆめ会議』と、つながりのあります「NPO法人水・環境ネット東北」の皆様に窓口になって頂いて、全国の水環境の団体で東北を支援するための義援金を募ろうということになりました。口座の準備ができた旨の連絡がきましたのでお知らせします。
本来であれば、はせ参じてボランティア活動を実施したいのですが、それは要請を待つ事として、現段階では資金援助という形で支援を考えております。多くの皆様の浄財をお願いいたします。
□ゆうちょ銀行
記号 18120
番号 31425381
名義 トクテイヒエイリカツドウホウジン ミズ・カンキョウネット
□他の金融機関から振り込む場合
店名 八一八 (読み ハチイチハチ)※ゆうちょ銀行の支店名です。
店番 818
口座 (普通)3142538
●東日本大震災復興活動への支援金について
●振込み口座、オンライン決済等について
●お問い合わせ
特定非営利活動法人 水・環境ネット東北
仙台市青葉区米ケ袋1丁目3-30 レジデンスサンシャイン米ヶ袋403号室
TEL:022-723-1390 FAX:022-723-1391
水・環境ネット東北ホームページ
写真提供:小山 隆春さん(NPO法人 北上川流域連携交流会)
3月11日の東北地方太平洋沖地震発生以来、どのような形で東北地方の応援をしたら良いのか模索しておりましたが、全国の水環境に関するネットワークで、当会『天竜川ゆめ会議』と、つながりのあります「NPO法人水・環境ネット東北」の皆様に窓口になって頂いて、全国の水環境の団体で東北を支援するための義援金を募ろうということになりました。口座の準備ができた旨の連絡がきましたのでお知らせします。
本来であれば、はせ参じてボランティア活動を実施したいのですが、それは要請を待つ事として、現段階では資金援助という形で支援を考えております。多くの皆様の浄財をお願いいたします。
□ゆうちょ銀行
記号 18120
番号 31425381
名義 トクテイヒエイリカツドウホウジン ミズ・カンキョウネット
□他の金融機関から振り込む場合
店名 八一八 (読み ハチイチハチ)※ゆうちょ銀行の支店名です。
店番 818
口座 (普通)3142538
●東日本大震災復興活動への支援金について
●振込み口座、オンライン決済等について
●お問い合わせ
特定非営利活動法人 水・環境ネット東北
仙台市青葉区米ケ袋1丁目3-30 レジデンスサンシャイン米ヶ袋403号室
TEL:022-723-1390 FAX:022-723-1391
水・環境ネット東北ホームページ
写真提供:小山 隆春さん(NPO法人 北上川流域連携交流会)
| 17:23
下諏訪町諏訪湖浄化推進連絡協議会設立30周年記念式典及び記念講演会
2月19日下諏訪町諏訪湖浄化推進連絡協議会(湖浄連)設立30周年を記念して、式典及び講演会が開催されました。下諏訪町民や会員、関係団体など約150名が参加し大盛会のうちに終了しました。当会からは、菰田副会長、倉田事務局長が参加し、住民の努力で30年前コンクリート護岸に覆われ汚染された諏訪湖から、どのように現在の泳げる諏訪湖を取り戻したかを検証しました。
また、特別講演では湖浄連の活動を長くサポートされた信州大学名誉教授の沖野外輝先生から「下諏訪町が最も早くから住民と行政が協働で諏訪湖浄化に取り組んだ。ここまでやれることはやってきたのだから、この後活動を続けることが大切だ。」と活動に対する高い評価と継続の重要性が述べられました。
会場の様子はこちらからご覧いただけます。
mms://202.122.202.3/intstream/201100000283-1.wmv
2月19日下諏訪町諏訪湖浄化推進連絡協議会(湖浄連)設立30周年を記念して、式典及び講演会が開催されました。下諏訪町民や会員、関係団体など約150名が参加し大盛会のうちに終了しました。当会からは、菰田副会長、倉田事務局長が参加し、住民の努力で30年前コンクリート護岸に覆われ汚染された諏訪湖から、どのように現在の泳げる諏訪湖を取り戻したかを検証しました。
また、特別講演では湖浄連の活動を長くサポートされた信州大学名誉教授の沖野外輝先生から「下諏訪町が最も早くから住民と行政が協働で諏訪湖浄化に取り組んだ。ここまでやれることはやってきたのだから、この後活動を続けることが大切だ。」と活動に対する高い評価と継続の重要性が述べられました。
会場の様子はこちらからご覧いただけます。
mms://202.122.202.3/intstream/201100000283-1.wmv
| 08:57
私の大好きな水辺の風景写真コンテスト応募受付中!
■募集作品■
○“天竜川流域の水辺”を象徴する作品で天竜川水系の魅力をPRできる作品
○天竜川流域の支川を含めたそれぞれの大好きな水辺の写真
○水滴、雲、その他、天竜川水系の“水”に関する天竜川らしい写真
などの“私たちの宝物である天竜川”を広く全国に紹介できるもの。
■受付期間■
○平成23年2月1日(火)~平成23年4月30日(土) 当日消印有効
■応募方法■
応募票に必要事項を記載し、作品の裏面に貼付して応募してください。
○郵送の場合 長野県駒ケ根市赤穂14616-67 ㈱緑地計画内
特定非営利活動法人 天竜川ゆめ会議写真コンテスト係
写真コンテスト応募票はこちらから。
■応募要領・審査■
《応募要領》
○応募作品は、カラープリントA4サイズにプリントしたものとします。
○作品は、フィルム写真の場合は、35mm版以上のポジまたはネガで撮影したもの、デジタルカメラの場合は、600万画素以上で撮影されたものとします。ただし修正加工・合成作品は不可。
いずれも単写真のみとし、規定外のサイズや、台紙、パネルに貼ったものは応募不可。
○応募点数は1人3点まで。
○応募作品は平成20年1月1日以降に撮影した未発表のもので、応募者が一切の著作権を有しているオリジナル作品に限ります。
○過去に他のコンテスト等に入賞した作品および他のコンテスト等に応募中や応募予定の作品でないこと。
○肖像権など、応募作品における被写体等の権利者から事前に承諾を得た上で応募してください。
なお、被写体の当人から異議の申し立てがあった場合は、応募者の責任において解決をするものとします。
《審査》
○作品の審査は、主催者及び主催者が委嘱する審査員が行います。
○入選以上は1人1賞。
○入賞作品については、審査終了後、入賞者には通知しますので、応募作品の原版(ネガ、ポジ(デュープ不可))にサービスプリント1枚をつけて期限までに提出してください。原版の提出又は連絡が無い場合は、入賞を取り消すことがあります。ポジ・ネガで提出する場合で、事情により原版の返却を希望する方は、その旨を明記して、返信用封筒を同封してください。主催者の使用及び複製が終了後に返却します。なお原版が返却された後も、作品の著作権(複製・展示・貸与・二次的著作物の創作等に関する財産権としての著作権)は主催者に帰属するものとします。原版がデジタルデータの場合はCD-Rなどに書き込みしてサービスプリント1枚をつけて提出してください。
○入賞作品は、天竜川流域の風景展や全国への情報発信のため製作するパンフレット、ウェブサイト等に使用するほか、天竜川ゆめ会議が承認した官公庁、旅行代理店、広告代理店、出版社等に貸し出しする場合があります。なお、使用する際に、撮影者の氏名は表示しません。
○応募作品の返却はしません。また、審査に対する不服は一切受け付けません。
■賞・発表■
○賞(予定)
「グランプリ」 1点 賞状、副賞
「準グランプリ」 5点 賞状、副賞
「入 選」 10点 賞状、副賞
「佳 作」 10点 賞状、副賞
○審査発表:入賞者のみに直接連絡します。
なお、平成23年5月21日に駒ケ根市文化会館で開催する『忘れまじ36災』のイベントで発表・展示・表彰を行います。当日表彰式に参加が無い場合は入賞を取り消す場合があります。
■主催・後援■(予定)
○主催:特定非営利活動法人 天竜川ゆめ会議
○後援依頼団体:国土交通省天竜川上流河川事務所、天竜川ダム統合管理事務所、三峰川総合開発工事事務所、長野県、駒ヶ根市、駒ヶ根市教育委員会、飯島町、宮田村、中川村、
長野日報社、新建新聞社、カメラのキタムラ駒ヶ根店
■お問い合わせ■
天竜川ゆめ会議事務局 電話:0265-83-7744 担当 福澤
■募集作品■
○“天竜川流域の水辺”を象徴する作品で天竜川水系の魅力をPRできる作品
○天竜川流域の支川を含めたそれぞれの大好きな水辺の写真
○水滴、雲、その他、天竜川水系の“水”に関する天竜川らしい写真
などの“私たちの宝物である天竜川”を広く全国に紹介できるもの。
■受付期間■
○平成23年2月1日(火)~平成23年4月30日(土) 当日消印有効
■応募方法■
応募票に必要事項を記載し、作品の裏面に貼付して応募してください。
○郵送の場合 長野県駒ケ根市赤穂14616-67 ㈱緑地計画内
特定非営利活動法人 天竜川ゆめ会議写真コンテスト係
写真コンテスト応募票はこちらから。
■応募要領・審査■
《応募要領》
○応募作品は、カラープリントA4サイズにプリントしたものとします。
○作品は、フィルム写真の場合は、35mm版以上のポジまたはネガで撮影したもの、デジタルカメラの場合は、600万画素以上で撮影されたものとします。ただし修正加工・合成作品は不可。
いずれも単写真のみとし、規定外のサイズや、台紙、パネルに貼ったものは応募不可。
○応募点数は1人3点まで。
○応募作品は平成20年1月1日以降に撮影した未発表のもので、応募者が一切の著作権を有しているオリジナル作品に限ります。
○過去に他のコンテスト等に入賞した作品および他のコンテスト等に応募中や応募予定の作品でないこと。
○肖像権など、応募作品における被写体等の権利者から事前に承諾を得た上で応募してください。
なお、被写体の当人から異議の申し立てがあった場合は、応募者の責任において解決をするものとします。
《審査》
○作品の審査は、主催者及び主催者が委嘱する審査員が行います。
○入選以上は1人1賞。
○入賞作品については、審査終了後、入賞者には通知しますので、応募作品の原版(ネガ、ポジ(デュープ不可))にサービスプリント1枚をつけて期限までに提出してください。原版の提出又は連絡が無い場合は、入賞を取り消すことがあります。ポジ・ネガで提出する場合で、事情により原版の返却を希望する方は、その旨を明記して、返信用封筒を同封してください。主催者の使用及び複製が終了後に返却します。なお原版が返却された後も、作品の著作権(複製・展示・貸与・二次的著作物の創作等に関する財産権としての著作権)は主催者に帰属するものとします。原版がデジタルデータの場合はCD-Rなどに書き込みしてサービスプリント1枚をつけて提出してください。
○入賞作品は、天竜川流域の風景展や全国への情報発信のため製作するパンフレット、ウェブサイト等に使用するほか、天竜川ゆめ会議が承認した官公庁、旅行代理店、広告代理店、出版社等に貸し出しする場合があります。なお、使用する際に、撮影者の氏名は表示しません。
○応募作品の返却はしません。また、審査に対する不服は一切受け付けません。
■賞・発表■
○賞(予定)
「グランプリ」 1点 賞状、副賞
「準グランプリ」 5点 賞状、副賞
「入 選」 10点 賞状、副賞
「佳 作」 10点 賞状、副賞
○審査発表:入賞者のみに直接連絡します。
なお、平成23年5月21日に駒ケ根市文化会館で開催する『忘れまじ36災』のイベントで発表・展示・表彰を行います。当日表彰式に参加が無い場合は入賞を取り消す場合があります。
■主催・後援■(予定)
○主催:特定非営利活動法人 天竜川ゆめ会議
○後援依頼団体:国土交通省天竜川上流河川事務所、天竜川ダム統合管理事務所、三峰川総合開発工事事務所、長野県、駒ヶ根市、駒ヶ根市教育委員会、飯島町、宮田村、中川村、
長野日報社、新建新聞社、カメラのキタムラ駒ヶ根店
■お問い合わせ■
天竜川ゆめ会議事務局 電話:0265-83-7744 担当 福澤
| 08:57
~住民との協働による多自然川づくりの実践~
「多自然川づくり」をすべての川づくりの基本として、「多自然川づくり研究会」では、その技術、手法について研究し提案してきました。日本の“いい川”シンポジウムでは、その提案や技術的な指針等をもとに、住民、行政、企業等の参加による議論を重ねています。今回のシンポジウムは、2010年8月に通知された「中小河川に関する河道計画の技術基準について」の改訂を受け、その研修とともに、「住民との協働による多自然川づくり」の進め方をテーマとし、その実践に向けた議論を行います。
【日時・会場】
◇日時:2011年2月19日(土)午後1時開会
◇会場:発明会館 地下ホール(東京都港区虎ノ門2-9-14)
・主催:多自然川づくり技術普及研究会
・後援:国土交通省(予定)
今回のシンポジウムでは、天竜川ゆめ会議 橋爪副会長から「住民と行政の協働による河川環境の回復」の事例紹介で、『天竜川流域侵略植物駆除大作戦“冬の陣”』の発表が行われます。また、全体討論のパネルディスカッションには、天竜川ゆめ会議福澤代表理事がパネラーとして参加します。
どなたでも参加できます。詳細については、下記をご覧ください。↓
日本の“いい川”シンポジウムチラシはこちら
「多自然川づくり」をすべての川づくりの基本として、「多自然川づくり研究会」では、その技術、手法について研究し提案してきました。日本の“いい川”シンポジウムでは、その提案や技術的な指針等をもとに、住民、行政、企業等の参加による議論を重ねています。今回のシンポジウムは、2010年8月に通知された「中小河川に関する河道計画の技術基準について」の改訂を受け、その研修とともに、「住民との協働による多自然川づくり」の進め方をテーマとし、その実践に向けた議論を行います。
【日時・会場】
◇日時:2011年2月19日(土)午後1時開会
◇会場:発明会館 地下ホール(東京都港区虎ノ門2-9-14)
・主催:多自然川づくり技術普及研究会
・後援:国土交通省(予定)
今回のシンポジウムでは、天竜川ゆめ会議 橋爪副会長から「住民と行政の協働による河川環境の回復」の事例紹介で、『天竜川流域侵略植物駆除大作戦“冬の陣”』の発表が行われます。また、全体討論のパネルディスカッションには、天竜川ゆめ会議福澤代表理事がパネラーとして参加します。
どなたでも参加できます。詳細については、下記をご覧ください。↓
日本の“いい川”シンポジウムチラシはこちら
| 15:27
平成22年12月18日の通常総会において、第6期活動計画が承認されました。第6期は更なる飛躍を目指して活動してまいります。
■年間行動予定(事務局主体事業)
1月29日 「第5回日本の“いい川”シンポジウム」参加(東京都渋谷区)
2月 6日 第6回天竜川流域侵略植物駆除“冬の陣”実施(駒ヶ根市)
5月21日 36災50周年記念行事(駒ヶ根市)
7月31日 天竜川流域有害帰化植物駆除7.31大作戦実施(天竜川流域)
8月28日 七釜自然観察ツアー実施 (大鹿村)
9月10日 遠州灘ウミガメ放流ツアー開催(浜松市)
10月22・23日 第4回“いい川“”いい川づくり“WSに協力(東京代々木)
12月10日 NPO法人第7回総会開催(駒ヶ根市)
■年間行動予定(プロジェクトチーム主体事業)
年 間 天竜川随想録 語り継ぐ天竜川原稿作成 随時
天竜川流域情報発信業務
8~10月 ヤナプロジェクト ヤナ実施(中川村)
●NPO法人としての収益拡大と公益事業の充実
ゆめ会議のこれまでの熱意をもった活動が広く認知されるようになり、㈳中部建設協会から公益事業協賛対象事業として、協賛金の補助を受けています。今後も、各種補助金の研究を進め、助成金の確保を目指します。
また、現在天竜川上流河川事務所より「天竜川流域情報発信業務委託」を受注しており、営業努力によって随契で固定的に受注できるよう努めます。その他、今後も社会的にゆめ会議の活動に対する期待が高いことや、社会構造の変化に伴う収益事業の受注の機会が増えることが予想されます。収益事業による運営資金の固定収入確保のために、行政機関への業務委託事業の営業活動を積極的に展開します。
●第6回 天竜川流域侵略植物駆除大作戦“冬の陣”の開催
天竜川の冬野風物詩として定着しつつある「天竜川流域侵略植物駆除大作戦“冬の陣”」を今年度も開催します。昨年は、参加予約者は60余名でした。一般参加が多い状況ですが、今期は会員にも早目に周知し、参加を促す予定です。寒い時期ですが天竜川の景観を守る活動にご協力ください。
前回の続きの作業を大田切合流地点で2月に開催予定です。
●36災、50周年記念行事の開催
昭和36年に伊那谷を襲った大災害より50周年を迎える年にあたり、治水・利水・環境・住民の意識の4つの視点から36災を検証する行事を行います。
第1部は、災害の記憶として36災の経験者による基調講演を行い、その後天竜川流域の仲間達のフォーラム。第2部は、パネルディスカッション~忘れまじ36災 安全・安心な河川づくりとは?~で会場の皆さんと一緒に天竜川を語ります。第3部では、「私の大好きな水辺の風景」と題してフォトコンテストを開催し、その表彰式を執り行います。
平成23年1月に企画を立上げ、2月には市民と行政による実行委員会を組織、4月に最終実行委員会を開催して本会に望みます。安全で且つ住民が満足する景観や環境をどのように保全するかを議論し、災害のない安心に生活できる天竜川流域の姿を模索します。
会場は、駒ヶ根市文化会館大ホールで5月の開催予定です。
●天竜川流域侵略植物駆除大作戦“夏の陣”の実施
参加者総数が350名を超えた昨年の“夏の陣”は大成功に終わりました。長野県の「有害帰化植物駆除全県統一行動日」とされるまで広がったこの企画は、天竜川ゆめ会議の目玉商品になりつつあります。ただし、今年の年間予定表の調整のミスで今年の「長野県有害植物駆除全県統一行動日」は7月25日で通達されてしまいました。今期はそのようなことの無い様、県庁環境部と綿密な調整をとって進めます。今期も各会場の実行委員長を中心に関係機関と調整をとり、当会実施日の前後で地区の都合に合わせた開催日を決定するものとします。
今年度はさらに、帰化植物の勉強会や天竜川流域としてのアレチウリ駆除大作戦実行委員会を結成し、天竜川流域でアレチウリ駆除に活動する諸団体と連携を図りつつ、特に下伊那地域等のまだアレチウリ駆除に積極的でない地域での駆除や啓発活動を展開します。今期の会場は、岡谷・南箕輪・辰野・宮田・駒ヶ根・中川・高森・飯田の8会場、および伊那会場で実施することも検討します。7月最終日曜日の開催を予定します。
●ウミガメを通じた天竜川上下流域交流の実施
リピーターも多くなり、知名度が上がってきた当事業ですが、昨年は設定日が地区の運動会やお祭りと重なり参加人数が今ひとつ伸びませんでした。今期は、当事業に協力いただいている磐田市との連携により上下流の連携も視野に入れて企画をして参ります。
昨年同様一般公募により参加者を募り、遠州灘で市民団体が実践しているウミガメ放流を体験し、天竜川の恵みや海岸侵食の影響について学びます。前期はチャーターバス1台で地味に実施しましたが、早めの一般募集で第6期は3台編成で9月中旬を予定します。
●第4回“いい川“”いい川づくり“WSに協力
平成22年10月 東京代々木で行われる第4回“いい川“”いい川づくり“WSに天竜川流域の仲間達と共に参加し、ゆめ会議の活動や天竜川流域の活動を全国にアピールするとともに、他の流域の市民団体との交流を図ります。前期は、「天竜川流域侵略植物駆除大作戦”冬の陣“、
”夏の陣“」が準グランプリを受賞するなど、全国的に天竜川上流部の活動はすでに他水系の方々からも高い評価を得ています。今年も暴れ天竜を全国にアピールします。会員の皆様、是非一緒に行きましょう。10月に開催予定です。
| 08:28
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